JetBrains の脆弱性と対応
JetBrains 製品の重大・クリティカル脆弱性 7件を、CVSS 順に並べています。各 CVE の詳細ページに、AWS・GCP・Azure・Linux 別の対応と一次情報の出典があります。
JetBrains の掲載状況(数値は本ページのビルド時にデータから集計)
掲載 7件の内訳は Critical 6件 / High 1件。CVSS は最高 10.0、最低 7.3です。
このうち 2件は CISA KEV に収載され、実際の悪用が確認されています(うち 1件はランサムウェアによる悪用が知られています)。先に着手すべきはこの 2件です。
掲載している JetBrains の CVE は 2026/04/20 〜 2026/07/27 に公開または KEV 収載されたものです。
対応が必要な環境の内訳は、Linux(OS 側の修正)が 7件です。掲載262件のうち、AWS・GCP・Azure で必要な対応が分かれるものはありません(対応内容はいずれもベンダー提供の更新の適用です)。環境の違いが出るのは主に Linux(OS 側の修正の有無)です。
対象になっている製品
- TeamCity2件
- IntelliJ IDEA1件
- IntelliJ IDEA 2026.1.4 未満(2026.2 系も対象)1件
- TeamCity 2025.11.7 未満、および 2026.1 〜 2026.1.21件
- TeamCity On-Premises1件
- YouTrack1件
必要な対応の内訳
区分は AWS・GCP・Azure 側の対応状況にもとづきます。各 CVE の修正バージョン・回避策は詳細ページに一次情報の出典付きで書いています。
先に着手すべきもの(KEV 収載 2件)
CVSS の数字の内訳を確かめる: JetBrains のアドバイザリに載っているスコアだけでは「ネットワーク越しか」「認証が要るか」までは分かりません。アドバイザリに載っているベクタ文字列(例
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)を CVSSベクタ読み解きツール に貼ると、各項目の意味と基本値の計算過程を日本語で確認できます。JetBrains の脆弱性と対応7件
-
Critical CVSS 10.0JetBrains TeamCity で Kotlin DSL のサンドボックスを抜けてコード実行ができたAWSGCPAzureLinux
-
Critical CVSS 9.8 KEV 悪用確認JetBrains TeamCity のデシリアライズ欠陥(未認証リモートコード実行・悪用確認済み)AWSGCPAzureLinux
-
Critical CVSS 9.8IntelliJ IDEA の UI Designer フォームファイルで任意コード実行AWSGCPAzureLinux
-
Critical CVSS 9.8JetBrains YouTrack 認証バイパス(データベース直接アクセスによる管理者権限取得)AWSGCPAzureLinux
-
Critical CVSS 9.8IntelliJ IDEA がプロジェクトを開くだけでコード実行(CVSS 9.8)AWSGCPAzureLinux
-
Critical CVSS 9.1JetBrains TeamCity の Git VCS root 設定経由でコード実行ができたAWSGCPAzureLinux
-
High CVSS 7.3 KEV 悪用確認 ランサム悪用TeamCity のパストラバーサルで認証なしに一部管理操作(悪用確認済み)AWSGCPAzureLinux