情報取得日: 2026/11/04・本ページは公開情報の非公式まとめです
| CVE ID | CVE-2026-82418 |
|---|---|
| 製品 | IBM / IBM Watson Speech Services Cartridge 4.0.0〜5.4.0(Cloud Pak for Data・Red Hat OpenShift 上) |
| CVSS | 9.8(Critical) CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| 種別 (CWE) | CWE-416 解放済みメモリの使用 |
| 登録/公開日 | 2026/11/04 |
| 出典 | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-82418 |
**IBM Watson Speech Services Cartridge(Cloud Pak for Data 上の音声認識・音声合成)の 4.0.0〜5.4.0 に、遠隔の攻撃者が任意のコードを実行できるおそれのある解放後使用の欠陥がある。** IBM のセキュリティ情報(2026年10月22日公開)によれば、原因は Speech のランタイムが使う Python の cryptography パッケージ(wheel)に同梱された OpenSSL で、細工した PKCS#7 または S/MIME の署名付きメッセージの署名検証時に発生する。IBM は影響する cryptography の版を「48.01」より前と表記している。 **評価値。** CVSS 3.1 は IBM(CNA)の評価で **9.8 Critical**(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N)。NVD は2026年11月4日に公開し、分析状況は Awaiting Analysis(NVD 独自の採点は未付与)。CISA KEV には収載されておらず、悪用の報告は確認できていない。 **同梱ライブラリ起因であることに注意。** OS の OpenSSL を更新しても、製品のコンテナに入った cryptography の wheel は置き換わらない。修正は IBM の製品更新で入る。
各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。
| 環境 | 対応状況 | 対応方法・備考 |
|---|---|---|
| AWS (ECS/EC2) | パッチあり(アプリ更新) |
ROSA(Red Hat OpenShift Service on AWS)や EC2 上の OpenShift で Cloud Pak for Data を運用している場合、Watson Speech Services Cartridge を 5.4.0 Patch 8 へ更新する。
IBM 製品に同梱されたライブラリの欠陥で、AWS 側の修正対象ではない。
参照リンク
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| GCP | パッチあり(アプリ更新) |
Google Cloud 上の OpenShift で Cloud Pak for Data を運用している場合、Watson Speech Services Cartridge を 5.4.0 Patch 8 へ更新する。
IBM 製品に同梱されたライブラリの欠陥で、Google Cloud 側の修正対象ではない。
参照リンク
|
| Azure | パッチあり(アプリ更新) |
Azure Red Hat OpenShift(ARO)などで Cloud Pak for Data を運用している場合、Watson Speech Services Cartridge を 5.4.0 Patch 8 へ更新する。
IBM 製品に同梱されたライブラリの欠陥で、Azure 側の修正対象ではない。
参照リンク
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| Linux | 対象外 |
対象外(IBM の製品コンテナに同梱された cryptography wheel の欠陥で、ディストリの openssl / python3-cryptography パッケージを更新しても直らない)。
OpenShift のノード OS ではなく、カートリッジ自体の更新が必要。
参照リンク
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**Watson Speech Services Cartridge を 5.4.0 Patch 8 へ上げる。** IBM は 4.0.0〜5.4.0 のすべてをこの更新の対象としており、回避策は無いとして「直ちに対処する」よう求めている。更新物は IBM Cloud Pak for Data 5.4.x のドキュメントから入手する。 **影響を受けるかの確認。** Cloud Pak for Data に Watson Speech Services(Speech to Text / Text to Speech)のカートリッジを入れているか、その版が 4.0.0〜5.4.0 で Patch 8 未適用かを確認する。 **更新までの間。** IBM は回避策を示していない。Speech サービスのエンドポイントを公開している場合は、到達できる範囲を必要な利用元に絞る(一般的な露出の縮小であり、IBM が示した緩和策ではない)。 **完了条件**は、全ての Watson Speech Services が 5.4.0 Patch 8 以降であること。
Critical(CVSS 9.8)に分類されるIBM IBM Watson Speech Services Cartridge 4.0.0〜5.4.0(Cloud Pak for Data・Red Hat OpenShift 上)の脆弱性です。**IBM Watson Speech Services Cartridge(Cloud Pak for Data 上の音声認識・音声合成)の 4.0.0〜5.4.0 に、遠隔の攻撃者が任意のコードを実行できるおそれのある解放後使用の欠陥がある。** IBM のセキュリティ情報(2026年10月22日公開)によれば、原因は Speech のランタイムが使う Python の cryptography パッケージ(wheel)に同梱された OpenSSL で、細工した PKCS#7 または S/MIME の署名付きメッセージの署名検証時に発生する。IBM は影響する cryptography の版を「48.01」より前と表記している。 **評価値。** CVSS 3.1 は IBM(CNA)の評価で **9.8 Critical**(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N)。NVD は2026年11月4日に公開し、分析状況は Awaiting Analysis(NVD 独自の採点は未付与)。CISA KEV には収載されておらず、悪用の報告は確認できていない。 **同梱ライブラリ起因であることに注意。** OS の OpenSSL を更新しても、製品のコンテナに入った cryptography の wheel は置き換わらない。修正は IBM の製品更新で入る。
**Watson Speech Services Cartridge を 5.4.0 Patch 8 へ上げる。** IBM は 4.0.0〜5.4.0 のすべてをこの更新の対象としており、回避策は無いとして「直ちに対処する」よう求めている。更新物は IBM Cloud Pak for Data 5.4.x のドキュメントから入手する。 **影響を受けるかの確認。** Cloud Pak for Data に Watson Speech Services(Speech to Text / Text to Speech)のカートリッジを入れているか、その版が 4.0.0〜5.4.0 で Patch 8 未適用かを確認する。 **更新までの間。** IBM は回避策を示していない。Speech サービスのエンドポイントを公開している場合は、到達できる範囲を必要な利用元に絞る(一般的な露出の縮小であり、IBM が示した緩和策ではない)。 **完了条件**は、全ての Watson Speech Services が 5.4.0 Patch 8 以降であること。
IBM IBM Watson Speech Services Cartridge 4.0.0〜5.4.0(Cloud Pak for Data・Red Hat OpenShift 上) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-82418)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。
本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。