脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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Critical CVSS 9.8 NEW
CVE-2026-78406

IBM Verify Identity Access の逆シリアル化で未認証RCE(CVSS 9.8・11.0.3.1 で修正)

情報取得日: 2026/10/08・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-78406
製品IBM / IBM Security Verify Access 10.0〜10.0.9.2 / IBM Verify Identity Access 11.0〜11.0.3(各コンテナ版を含む)
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-502 信頼できないデータの逆シリアル化
登録/公開日2026/10/08
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-78406

概要

IBM のアクセス管理製品 IBM Security Verify Access(旧 ISAM)と後継の IBM Verify Identity Access で、**信頼できないデータを逆シリアル化してしまうため、未認証のリモート攻撃者が任意のコードを実行できる**欠陥(CWE-502)。IBM(CNA)が採番し、IBM のセキュリティ告知(2026年10月7日公開)と NVD の記述が一致する。 **対象**: IBM Security Verify Access 10.0〜10.0.9.2、IBM Verify Identity Access 11.0〜11.0.3、および両製品のコンテナ版。 **評価値**: CVSS 3.1 は **9.8**(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)で、NVD の分析状況は Analyzed。2026年10月10日時点で CISA KEV には収載されておらず、IBM の告知にも悪用の記載は無い。 同じ告知では、同じ種類の逆シリアル化の欠陥 CVE-2026-78401(CVSS 9.8)を含む計22件がまとめて修正されている。製品は認証の前段(リバースプロキシ型の Web 認証基盤)として外部に公開されることが多く、未認証で到達できる点に注意が要る。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: パッチあり(アプリ更新) 参照先も共通です(一次情報)。 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
EC2 上に IBM Security Verify Access / IBM Verify Identity Access の仮想アプライアンスやコンテナを置いている場合は、IBM Security Verify Access は **10.0.9.3**(10.0.9-ISS-ISVA-FP0003)、IBM Verify Identity Access は **11.0.3.1**(11.0.3-ISS-IVIA-FP0001)へ更新する。 AWS のマネージドサービスではないため、更新は利用者の責任範囲。
IBM の告知は回避策・緩和策を「なし」としている。更新までは、セキュリティグループと ALB のリスナールールで管理インターフェースと各サービスへの到達元を必要最小限に絞る(公式の緩和策ではなく一般的な措置)。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
Compute Engine / GKE 上で運用している場合は、IBM Security Verify Access は **10.0.9.3**(10.0.9-ISS-ISVA-FP0003)、IBM Verify Identity Access は **11.0.3.1**(11.0.3-ISS-IVIA-FP0001)へ更新する。
GCP 側の修正は無い。更新までは VPC ファイアウォールで到達元を絞る(公式の緩和策ではない)。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure VM / AKS 上で運用している場合は、IBM Security Verify Access は **10.0.9.3**(10.0.9-ISS-ISVA-FP0003)、IBM Verify Identity Access は **11.0.3.1**(11.0.3-ISS-IVIA-FP0001)へ更新する。
Azure 側の修正は無い。更新までは NSG で到達元を絞る(公式の緩和策ではない)。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
IBM が配布するアプライアンス / コンテナ製品なので、Linux ディストリビューションのパッケージ更新では直らない。IBM Security Verify Access は **10.0.9.3**(10.0.9-ISS-ISVA-FP0003)、IBM Verify Identity Access は **11.0.3.1**(11.0.3-ISS-IVIA-FP0001)へ更新する。
コンテナ版(IBM Security Verify Access Container 10.0〜10.0.9.2 / IBM Verify Identity Access Container 11.0〜11.0.3)は、告知に修正版の版番号が書かれておらずダウンロードページへの案内だけなので、IBM の配布元で最新イメージの版を確認して入れ替える。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**修正版へ更新する。** IBM の告知が示す修正は、IBM Security Verify Access **10.0.9.3**(fix ID 10.0.9-ISS-ISVA-FP0003)と IBM Verify Identity Access **11.0.3.1**(fix ID 11.0.3-ISS-IVIA-FP0001)。告知は回避策・緩和策を「なし」としているため、更新以外に公式の逃げ道は無い。 **コンテナ版**: 告知には修正版の版番号が無く、コンテナのダウンロードページへの案内だけになっている。IBM の配布元で最新イメージの版を確認して入れ替える(NVD の影響範囲はコンテナ版で 10.0.9.2 以下 / 11.0.3.0 以下)。 **影響を受けるかの確認**: アプライアンスの管理画面(LMI)でファームウェアの版を見る。10.0.9.2 以下、または 11.0.3 以下なら対象。 **更新までのつなぎ**(公式の回避策ではなく一般的な措置): 管理インターフェースへの到達元をネットワークで絞り、外部に公開しているサービスは WAF やロードバランサで到達元を必要最小限にする。同じ告知の CVE-2026-78401 も同じ更新で直る。

よくある質問(CVE-2026-78406)

CVE-2026-78406(IBM Security Verify Access 10.0〜10.0.9.2 / IBM Verify Identity Access 11.0〜11.0.3)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるIBM IBM Security Verify Access 10.0〜10.0.9.2 / IBM Verify Identity Access 11.0〜11.0.3(各コンテナ版を含む)の脆弱性です。IBM のアクセス管理製品 IBM Security Verify Access(旧 ISAM)と後継の IBM Verify Identity Access で、**信頼できないデータを逆シリアル化してしまうため、未認証のリモート攻撃者が任意のコードを実行できる**欠陥(CWE-502)。IBM(CNA)が採番し、IBM のセキュリティ告知(2026年10月7日公開)と NVD の記述が一致する。 **対象**: IBM Security Verify Access 10.0〜10.0.9.2、IBM Verify Identity Access 11.0〜11.0.3、および両製品のコンテナ版。 **評価値**: CVSS 3.1 は **9.8**(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)で、NVD の分析状況は Analyzed。2026年10月10日時点で CISA KEV には収載されておらず、IBM の告知にも悪用の記載は無い。 同じ告知では、同じ種類の逆シリアル化の欠陥 CVE-2026-78401(CVSS 9.8)を含む計22件がまとめて修正されている。製品は認証の前段(リバースプロキシ型の Web 認証基盤)として外部に公開されることが多く、未認証で到達できる点に注意が要る。

CVE-2026-78406 の対応方法・回避策は?

**修正版へ更新する。** IBM の告知が示す修正は、IBM Security Verify Access **10.0.9.3**(fix ID 10.0.9-ISS-ISVA-FP0003)と IBM Verify Identity Access **11.0.3.1**(fix ID 11.0.3-ISS-IVIA-FP0001)。告知は回避策・緩和策を「なし」としているため、更新以外に公式の逃げ道は無い。 **コンテナ版**: 告知には修正版の版番号が無く、コンテナのダウンロードページへの案内だけになっている。IBM の配布元で最新イメージの版を確認して入れ替える(NVD の影響範囲はコンテナ版で 10.0.9.2 以下 / 11.0.3.0 以下)。 **影響を受けるかの確認**: アプライアンスの管理画面(LMI)でファームウェアの版を見る。10.0.9.2 以下、または 11.0.3 以下なら対象。 **更新までのつなぎ**(公式の回避策ではなく一般的な措置): 管理インターフェースへの到達元をネットワークで絞り、外部に公開しているサービスは WAF やロードバランサで到達元を必要最小限にする。同じ告知の CVE-2026-78401 も同じ更新で直る。

自分の環境が CVE-2026-78406 の影響を受けるか確認するには?

IBM IBM Security Verify Access 10.0〜10.0.9.2 / IBM Verify Identity Access 11.0〜11.0.3(各コンテナ版を含む) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-78406)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

ベンダー公式・PSIRT アドバイザリ
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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