脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
Critical CVSS 9.1 NEW KEV 悪用確認
CVE-2026-71362

Adobe Commerce / Magento の認可不備で未認証の権限昇格(CVSS 9.1・KEV)

情報取得日: 2026/09/24・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-71362
製品Adobe / Adobe Commerce 2.4.4〜2.4.9 / Adobe Commerce B2B / Magento Open Source 2.4.6〜2.4.9(いずれも 2026-jul 以前)
CVSS9.1(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N
種別 (CWE)CWE-863 不適切な認可
登録/公開日2026/09/24
KEV 期限2026/09/27 まで(米国連邦機関向け目安)
推奨対応ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、CISA の BOD 26-04(リスクに基づくセキュリティ更新の優先順位付け)および「Forensics Triage Requirements」に従うこと。緩和策が利用できない場合はクラウドサービス向けの BOD 26-04 指針に従うか、製品の使用を中止する。各資産のインターネット露出の評価は利用者側の責任である。
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-71362

概要

Adobe のセキュリティ速報 **APSB26-92**(2026-08-11 公開)で修正された認可不備である。**Adobe Commerce に不適切な認可の脆弱性があり、権限昇格につながりうる。** KEV の説明では、利用者の操作なしに機微なリソースへの高い権限でのアクセスを得られるとされている。 **CVSS は 9.1(Critical)。** ベクタは **AV:N / AC:L / PR:N / UI:N / S:U / C:H / I:H / A:N** で、APSB26-92 の表でも「悪用に認証は不要」「管理者権限も不要」とされている。 **影響を受ける版**(APSB26-92): Adobe Commerce 2.4.9〜2.4.4 の各 -2026-jul 以前、Adobe Commerce B2B 1.5.3 / 1.5.2 / 1.4.2 / 1.3.4 / 1.3.3 の -2026-jul 以前、Magento Open Source 2.4.9〜2.4.6 の -2026-jul 以前。 **APSB26-92 の時点(最終更新 2026-08-18)では Adobe は実際の悪用を把握していなかった**が、CISA は 2026-09-24 に KEV へ収載し、是正期限を 2026-09-27 とした。8月の更新をまだ当てていないストアは、公開から約6週間を経て実際に狙われる段階に入ったことになる。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: パッチあり(アプリ更新) 参照先も共通です(一次情報)。 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
AWS 上で Adobe Commerce / Magento Open Source を自前で運用している場合、**APSB26-92 の 2026-aug 更新(例: 2.4.9-2026-aug)**を適用する。
AWS 側の対応で直るものではない。WAF のルールは修正の代わりにならない。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
Google Cloud 上で自前運用している場合、**APSB26-92 の 2026-aug 更新**を適用する。
コンテナで運用している場合は、更新済みのイメージで作り直す。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure 上で自前運用している場合、**APSB26-92 の 2026-aug 更新**を適用する。
更新後に管理者アカウントと統合トークンを点検する。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
**ディストリのパッケージ更新では直らない。** Adobe Commerce / Magento(PHP アプリケーション)自体の問題で、対応は 2026-aug のセキュリティ更新の適用である。
Composer で管理している場合は該当の -2026-aug 版へ更新する。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**APSB26-92 の 2026-aug セキュリティ更新を適用する。** 修正版は次のとおり。 - **Adobe Commerce**: 2.4.9-2026-aug / 2.4.8-2026-aug / 2.4.7-2026-aug / 2.4.6-2026-aug / 2.4.5-2026-aug / 2.4.4-2026-aug - **Adobe Commerce B2B**: 1.5.3-2026-aug / 1.5.2-2026-aug / 1.4.2-2026-aug / 1.3.4-2026-aug / 1.3.3-2026-aug - **Magento Open Source**: 2.4.9-2026-aug / 2.4.8-2026-aug / 2.4.7-2026-aug / 2.4.6-2026-aug Adobe の優先度は「2」だが、KEV 収載で状況が変わっているので、優先度の数字ではなく是正期限に合わせて当てる。**同じ速報には CVE-2026-48413 / 48414(蓄積型 XSS・任意コード実行)など他の Critical も含まれる**ので、個別に当てるより 2026-aug の更新をまとめて適用するのが素直である。 **APSB26-92 には更新以外の回避策は載っていない。** **侵害の確認**: 権限昇格の種類なので、更新後に管理者アカウントの一覧、統合(Integration)と API トークン、最近追加された管理ユーザー、決済・配送設定やテンプレートの想定外の変更を点検する。公式の侵害指標(IoC)は速報に載っていない。

よくある質問(CVE-2026-71362)

CVE-2026-71362(Adobe Commerce 2.4.4〜2.4.9 / Adobe Commerce B2B / Magento Open Source 2.4.6〜2.4.9)の影響は?

Critical(CVSS 9.1)に分類されるAdobe Adobe Commerce 2.4.4〜2.4.9 / Adobe Commerce B2B / Magento Open Source 2.4.6〜2.4.9(いずれも 2026-jul 以前)の脆弱性です。Adobe のセキュリティ速報 **APSB26-92**(2026-08-11 公開)で修正された認可不備である。**Adobe Commerce に不適切な認可の脆弱性があり、権限昇格につながりうる。** KEV の説明では、利用者の操作なしに機微なリソースへの高い権限でのアクセスを得られるとされている。 **CVSS は 9.1(Critical)。** ベクタは **AV:N / AC:L / PR:N / UI:N / S:U / C:H / I:H / A:N** で、APSB26-92 の表でも「悪用に認証は不要」「管理者権限も不要」とされている。 **影響を受ける版**(APSB26-92): Adobe Commerce 2.4.9〜2.4.4 の各 -2026-jul 以前、Adobe Commerce B2B 1.5.3 / 1.5.2 / 1.4.2 / 1.3.4 / 1.3.3 の -2026-jul 以前、Magento Open Source 2.4.9〜2.4.6 の -2026-jul 以前。 **APSB26-92 の時点(最終更新 2026-08-18)では Adobe は実際の悪用を把握していなかった**が、CISA は 2026-09-24 に KEV へ収載し、是正期限を 2026-09-27 とした。8月の更新をまだ当てていないストアは、公開から約6週間を経て実際に狙われる段階に入ったことになる。

CVE-2026-71362 の対応方法・回避策は?

**APSB26-92 の 2026-aug セキュリティ更新を適用する。** 修正版は次のとおり。 - **Adobe Commerce**: 2.4.9-2026-aug / 2.4.8-2026-aug / 2.4.7-2026-aug / 2.4.6-2026-aug / 2.4.5-2026-aug / 2.4.4-2026-aug - **Adobe Commerce B2B**: 1.5.3-2026-aug / 1.5.2-2026-aug / 1.4.2-2026-aug / 1.3.4-2026-aug / 1.3.3-2026-aug - **Magento Open Source**: 2.4.9-2026-aug / 2.4.8-2026-aug / 2.4.7-2026-aug / 2.4.6-2026-aug Adobe の優先度は「2」だが、KEV 収載で状況が変わっているので、優先度の数字ではなく是正期限に合わせて当てる。**同じ速報には CVE-2026-48413 / 48414(蓄積型 XSS・任意コード実行)など他の Critical も含まれる**ので、個別に当てるより 2026-aug の更新をまとめて適用するのが素直である。 **APSB26-92 には更新以外の回避策は載っていない。** **侵害の確認**: 権限昇格の種類なので、更新後に管理者アカウントの一覧、統合(Integration)と API トークン、最近追加された管理ユーザー、決済・配送設定やテンプレートの想定外の変更を点検する。公式の侵害指標(IoC)は速報に載っていない。

自分の環境が CVE-2026-71362 の影響を受けるか確認するには?

Adobe Adobe Commerce 2.4.4〜2.4.9 / Adobe Commerce B2B / Magento Open Source 2.4.6〜2.4.9(いずれも 2026-jul 以前) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-71362)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

CVE-2026-71362 は実際に悪用されている?

はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/09/27 です。推奨される対応: ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、CISA の BOD 26-04(リスクに基づくセキュリティ更新の優先順位付け)および「Forensics Triage Requirements」に従うこと。緩和策が利用できない場合はクラウドサービス向けの BOD 26-04 指針に従うか、製品の使用を中止する。各資産のインターネット露出の評価は利用者側の責任である。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

ベンダー公式・PSIRT アドバイザリ
CISA KEV(悪用確認・対応期限・ランサム利用の出典)
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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