脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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Critical CVSS 9.9 NEW
CVE-2026-122304

Kyverno の CleanupPolicy で名前空間の制限を回避し Secret を読める(CVSS 9.9)

情報取得日: 2026/11/05・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-122304
製品Kyverno / Kyverno 1.17.0〜1.19.1
CVSS9.9(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-863 不適切な認可
登録/公開日2026/11/05
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-122304

概要

**Kyverno のクリーンアップコントローラーが、ポリシーを渡さずにコンテキストローダーを作るため、名前空間つきの CleanupPolicy では名前空間の制限が効かない。** apiCall や globalReference のコンテキストを使うと、名前空間の管理者が他の名前空間の Secret を読み、コントローラーの ServiceAccount で validatingwebhookconfigurations を変更できる。 **前提。** GitHub のアドバイザリ(GHSA-p58h-r4j3-h5vx)の報告者によれば、CleanupPolicy の作成権限は Helm チャートの既定で組み込みの admin ClusterRole に付いており、クリーンアップコントローラーも既定で動く。この ServiceAccount は validatingwebhookconfigurations の作成・更新・削除の権限をクラスタ全体で持つ。 **評価値。** CVSS 3.1 は VulnCheck(CNA)とアドバイザリがともに **9.9 Critical**(ネットワーク経由・低い権限・スコープ変更)、CVSS 4.0 は 9.4。NVD の分析状況は Undergoing Analysis。CISA KEV には収載されておらず、悪用の報告は確認できていない。 **修正の出どころ。** Kyverno のリリースノートによれば、10月20日公開の v1.19.2 は GitHub のセキュリティアドバイザリ 24 件(Critical 9 / High 14 / Moderate 1)をまとめて修正した版で、ノートに挙がる修正先は 1.19 系だけである。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: パッチあり(アプリ更新) 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
EKS や EC2 上の Kubernetes に自分で導入した Kyverno を 1.19.2 へ更新する(Helm なら helm list -A で現在の版を確かめてから上げる)。
利用者が導入する Kubernetes アドオンの欠陥で、AWS 側の修正対象ではない。AWS から本 CVE 個別の告知は確認できていない(2026-11-06 時点)。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
GKE や Compute Engine 上の Kubernetes に自分で導入した Kyverno を 1.19.2 へ更新する(Helm なら helm list -A で現在の版を確かめてから上げる)。
利用者が導入する Kubernetes アドオンの欠陥で、Google Cloud 側の修正対象ではない。Google Cloud から本 CVE 個別の告知は確認できていない(2026-11-06 時点)。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
AKS や Azure VM 上の Kubernetes に自分で導入した Kyverno を 1.19.2 へ更新する(Helm なら helm list -A で現在の版を確かめてから上げる)。
利用者が導入する Kubernetes アドオンの欠陥で、Azure 側の修正対象ではない。Azure から本 CVE 個別の告知は確認できていない(2026-11-06 時点)。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
自前の Kubernetes クラスタでも Kyverno を 1.19.2 へ更新する。
クラスタ上のコンテナとして動くソフトウェアなので、OS のパッケージ更新では直らない。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**Kyverno を 1.19.2 へ上げる。** アドバイザリの対処は更新だけで、回避策の記載は無い。 **影響を受けるかの確認。** helm list -A か、Kyverno の Deployment のイメージタグで版を見る。1.17.0 以上 1.19.2 未満なら該当する。 **更新できるまで(公式の回避策ではなく当サイトの整理)。** 信頼できないテナントが admin ClusterRole を持っていないか、CleanupPolicy を作れないかを見直す。 **完了条件**は、全クラスタの Kyverno が 1.19.2 以上であること。マルチテナント運用のクラスタは、見覚えのない CleanupPolicy や validatingwebhookconfigurations の変更が無いかも確認する。

よくある質問(CVE-2026-122304)

CVE-2026-122304(Kyverno 1.17.0〜1.19.1)の影響は?

Critical(CVSS 9.9)に分類されるKyverno Kyverno 1.17.0〜1.19.1の脆弱性です。**Kyverno のクリーンアップコントローラーが、ポリシーを渡さずにコンテキストローダーを作るため、名前空間つきの CleanupPolicy では名前空間の制限が効かない。** apiCall や globalReference のコンテキストを使うと、名前空間の管理者が他の名前空間の Secret を読み、コントローラーの ServiceAccount で validatingwebhookconfigurations を変更できる。 **前提。** GitHub のアドバイザリ(GHSA-p58h-r4j3-h5vx)の報告者によれば、CleanupPolicy の作成権限は Helm チャートの既定で組み込みの admin ClusterRole に付いており、クリーンアップコントローラーも既定で動く。この ServiceAccount は validatingwebhookconfigurations の作成・更新・削除の権限をクラスタ全体で持つ。 **評価値。** CVSS 3.1 は VulnCheck(CNA)とアドバイザリがともに **9.9 Critical**(ネットワーク経由・低い権限・スコープ変更)、CVSS 4.0 は 9.4。NVD の分析状況は Undergoing Analysis。CISA KEV には収載されておらず、悪用の報告は確認できていない。 **修正の出どころ。** Kyverno のリリースノートによれば、10月20日公開の v1.19.2 は GitHub のセキュリティアドバイザリ 24 件(Critical 9 / High 14 / Moderate 1)をまとめて修正した版で、ノートに挙がる修正先は 1.19 系だけである。

CVE-2026-122304 の対応方法・回避策は?

**Kyverno を 1.19.2 へ上げる。** アドバイザリの対処は更新だけで、回避策の記載は無い。 **影響を受けるかの確認。** helm list -A か、Kyverno の Deployment のイメージタグで版を見る。1.17.0 以上 1.19.2 未満なら該当する。 **更新できるまで(公式の回避策ではなく当サイトの整理)。** 信頼できないテナントが admin ClusterRole を持っていないか、CleanupPolicy を作れないかを見直す。 **完了条件**は、全クラスタの Kyverno が 1.19.2 以上であること。マルチテナント運用のクラスタは、見覚えのない CleanupPolicy や validatingwebhookconfigurations の変更が無いかも確認する。

自分の環境が CVE-2026-122304 の影響を受けるか確認するには?

Kyverno Kyverno 1.17.0〜1.19.1 を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-122304)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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