脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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High CVSS 7.8 KEV 悪用確認
CVE-2026-31431

Linux カーネル crypto (algif_aead) の領域間リソース転送不備(ローカル権限昇格)

情報取得日: 2026/04/22/最終確認: 2026/07/22・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-31431
製品Linux / Linux Kernel (crypto/algif_aead)
CVSS7.8(High)
CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-669 領域間の不適切なリソース転送
登録/公開日2026/04/22
KEV 期限2026/05/22 まで(米国連邦機関向け目安)
推奨対応ベンダー指示に従い緩和策を適用。緩和策が無ければ製品の使用を停止(CISA KEV)。
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-31431

概要

Linux カーネルの暗号 socket インターフェース algif_aead における領域間のリソース転送不備。AEAD 処理を out-of-place で行う挙動に戻す修正(過去コミットのリバート)が入る前のカーネルで、ローカルの低権限ユーザーが権限昇格に利用でき得る。ローカル攻撃(AV:L)だが CISA KEV に登録され悪用が確認されている。マルチテナントや不特定ユーザーがログインするホストで影響が大きい。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) ディストリ修正あり
Amazon Linux/Ubuntu 等の EC2 は dnf/apt でカーネルを更新し再起動。EKS マネージドノードは修正済み AMI へローテーション。Fargate はプラットフォーム側で更新
Amazon Linux の kernel パッケージ更新で対応。ノードグループの AMI 更新も有効。
参照リンク
GCP ディストリ修正あり
GCE はディストリのカーネル更新後に再起動。GKE はノードプールのアップグレード(COS/Ubuntu イメージ更新)で適用
GKE の自動アップグレードまたは手動ノードプール更新で対応。
参照リンク
Azure ディストリ修正あり
Linux VM はディストリのカーネル更新後に再起動。AKS はノードイメージ/クラスタのアップグレードで適用
AKS の node image upgrade で対応。
参照リンク
Linux ディストリ修正あり
各ディストリの修正済みカーネルへ更新し再起動(例 apt/dnf/zypper で kernel を更新)。再起動不可時は livepatch を適用
上流はコミットのリバートで修正済み。各ディストリのカーネル更新に取り込まれる。
参照リンク

CVE-2026-31431 の対応手順(環境別)

確認できた公式情報に基づく環境別の対応手順です。実施前に必ず一次情報と自環境で検証してください。

  1. AWS 環境での対応
    Amazon Linux/Ubuntu 等の EC2 は dnf/apt でカーネルを更新し再起動。EKS マネージドノードは修正済み AMI へローテーション。Fargate はプラットフォーム側で更新(Amazon Linux の kernel パッケージ更新で対応。ノードグループの AMI 更新も有効。) 参照
  2. GCP 環境での対応
    GCE はディストリのカーネル更新後に再起動。GKE はノードプールのアップグレード(COS/Ubuntu イメージ更新)で適用(GKE の自動アップグレードまたは手動ノードプール更新で対応。) 参照
  3. Azure 環境での対応
    Linux VM はディストリのカーネル更新後に再起動。AKS はノードイメージ/クラスタのアップグレードで適用(AKS の node image upgrade で対応。) 参照
  4. Linux 環境での対応
    各ディストリの修正済みカーネルへ更新し再起動(例 apt/dnf/zypper で kernel を更新)。再起動不可時は livepatch を適用(上流はコミットのリバートで修正済み。各ディストリのカーネル更新に取り込まれる。) 参照

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

各ディストリが配布するカーネル更新を適用し再起動するのが基本方針。即時再起動できない場合は Live Patch(kpatch/Ksplice/kernel livepatch)での適用を検討。AF_ALG(algif)を使わない環境では、必要に応じてカーネルの暗号 socket 機能を制限する運用緩和も選択肢。

よくある質問(CVE-2026-31431)

CVE-2026-31431(Linux Kernel)の影響は?

High(CVSS 7.8)に分類されるLinux Linux Kernel (crypto/algif_aead)の脆弱性です。Linux カーネルの暗号 socket インターフェース algif_aead における領域間のリソース転送不備。AEAD 処理を out-of-place で行う挙動に戻す修正(過去コミットのリバート)が入る前のカーネルで、ローカルの低権限ユーザーが権限昇格に利用でき得る。ローカル攻撃(AV:L)だが CISA KEV に登録され悪用が確認されている。マルチテナントや不特定ユーザーがログインするホストで影響が大きい。

CVE-2026-31431 の対応方法・回避策は?

各ディストリが配布するカーネル更新を適用し再起動するのが基本方針。即時再起動できない場合は Live Patch(kpatch/Ksplice/kernel livepatch)での適用を検討。AF_ALG(algif)を使わない環境では、必要に応じてカーネルの暗号 socket 機能を制限する運用緩和も選択肢。

自分の環境が CVE-2026-31431 の影響を受けるか確認するには?

Linux Linux Kernel (crypto/algif_aead) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-31431)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

CVE-2026-31431 は実際に悪用されている?

はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/05/22 です。推奨される対応: ベンダー指示に従い緩和策を適用。緩和策が無ければ製品の使用を停止(CISA KEV)。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/07/22)。

CISA KEV(悪用確認・対応期限・ランサム利用の出典)
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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