脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
Critical CVSS 9.8 NEW
CVE-2026-101983

Junos OS の J-Web 仮想ドメイン設定時に遠隔コード実行(CVSS 9.8)

情報取得日: 2026/10/14・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-101983
製品Juniper Networks / Junos OS / Junos OS Evolved(J-Web の httpd)
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-121 スタックベースのバッファオーバーフロー
登録/公開日2026/10/14
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-101983

概要

**Juniper の Junos OS / Junos OS Evolved で、J-Web の仮想ドメインを設定していると、httpd のスタック溢れで遠隔からコードを実行される欠陥がある。** Juniper(CNA)の記述によれば、認証されていないネットワーク上の攻撃者が、遠隔コード実行とサービス停止を起こせる。前提は J-Web の HTTPS に仮想ドメインを設定していること(`system services web-management https virtual-domain <名前> mtls`)。 CVSS 3.1 は **9.8 Critical**(Juniper の評価。CVSS 4.0 は 9.3)。NVD は2026年10月14日に公開し、分析状況は Awaiting Analysis。Juniper の10月の定例アドバイザリ JSA112187 に含まれる。Juniper SIRT は悪用を把握しておらず、CISA KEV にも収載されていない。 対象は Junos OS の 23.4・24.2・24.4・25.2・25.4・26.2 系と、Junos OS Evolved の同じ系列の EVO および 23.4X100・25.2X100・25.4X300 系。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure は同じ対応区分です: ベンダーFW更新
Linux のみ異なります: 対象外
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) ベンダーFW更新
AWS 上で Junos OS の仮想版(vSRX など)を動かしていて対象の系列に当たる場合は、修正版(23.4R2-S8.13 / 24.2R2-S5.5 / 24.4R2-S5 / 25.2R2-S2 / 25.4R1-S3 / 26.2R1-S2 以降)へ上げる。それまでは J-Web を無効にするか、セキュリティグループで到達元を管理用ネットワークに絞る。
AWS から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-17 時点)。AWS 側の対処では直らない。
参照リンク
GCP ベンダーFW更新
GCP 上で Junos OS の仮想版を動かしていて対象の系列に当たる場合は、修正版へ上げる。それまでは J-Web を無効にするか、ファイアウォールルールで到達元を絞る。
GCP から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-17 時点)。
参照リンク
Azure ベンダーFW更新
Azure 上で Junos OS の仮想版(vSRX など)を動かしていて対象の系列に当たる場合は、修正版へ上げる。それまでは J-Web を無効にするか、NSG で到達元を絞る。
Azure から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-17 時点)。
参照リンク
Linux 対象外
対象外(Juniper のネットワーク OS の欠陥であり、Linux ディストリの更新対象ではない)。
Ubuntu USN / Red Hat RHSA / Debian security tracker には載らない。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**Junos OS を修正版に上げる。** Juniper の示す修正版は次のとおり(いずれも「以降」)。 - **Junos OS**: 23.4R2-S8.13 / 24.2R2-S5.5 / 24.4R2-S5 / 25.2R2-S2 / 25.4R1-S3 / 25.4R2 / 26.2R1-S2 / 26.2R2 / 26.4R1 - **Junos OS Evolved**: 23.4R2-S8.11-EVO / 24.2R2-S5.6-EVO / 24.4R2-S5-EVO / 25.2R2-S2-EVO / 25.2X100-D35-EVO / 25.4R1-S3-EVO / 25.4R2-EVO / 25.4X300-D40-EVO / 26.2R1-S2-EVO / 26.2R2-EVO / 26.4R1-EVO - **Junos OS Evolved 23.4X100**: 修正版の記載が無い(公式で要確認) 23.4・24.2 系は既存の版の再ビルド(respin)が修正版として指定されている。版番号の末尾まで一致するかを確かめる。 **回避策は無い**(Juniper)。影響を受けるかは、`show configuration system services web-management https` に `virtual-domain` があるかで判断する。仮想ドメインを使っていなければ本件の条件からは外れる(同じ定例の CVE-2026-101986 などは別条件なので、J-Web を有効にしているなら更新は必要)。 **完了条件**は、(1)全ての該当装置が修正版以上であること、(2)J-Web がインターネットから届かないことを確認したこと、の2点である。

よくある質問(CVE-2026-101983)

CVE-2026-101983(Junos OS / Junos OS Evolved)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるJuniper Networks Junos OS / Junos OS Evolved(J-Web の httpd)の脆弱性です。**Juniper の Junos OS / Junos OS Evolved で、J-Web の仮想ドメインを設定していると、httpd のスタック溢れで遠隔からコードを実行される欠陥がある。** Juniper(CNA)の記述によれば、認証されていないネットワーク上の攻撃者が、遠隔コード実行とサービス停止を起こせる。前提は J-Web の HTTPS に仮想ドメインを設定していること(`system services web-management https virtual-domain <名前> mtls`)。 CVSS 3.1 は **9.8 Critical**(Juniper の評価。CVSS 4.0 は 9.3)。NVD は2026年10月14日に公開し、分析状況は Awaiting Analysis。Juniper の10月の定例アドバイザリ JSA112187 に含まれる。Juniper SIRT は悪用を把握しておらず、CISA KEV にも収載されていない。 対象は Junos OS の 23.4・24.2・24.4・25.2・25.4・26.2 系と、Junos OS Evolved の同じ系列の EVO および 23.4X100・25.2X100・25.4X300 系。

CVE-2026-101983 の対応方法・回避策は?

**Junos OS を修正版に上げる。** Juniper の示す修正版は次のとおり(いずれも「以降」)。 - **Junos OS**: 23.4R2-S8.13 / 24.2R2-S5.5 / 24.4R2-S5 / 25.2R2-S2 / 25.4R1-S3 / 25.4R2 / 26.2R1-S2 / 26.2R2 / 26.4R1 - **Junos OS Evolved**: 23.4R2-S8.11-EVO / 24.2R2-S5.6-EVO / 24.4R2-S5-EVO / 25.2R2-S2-EVO / 25.2X100-D35-EVO / 25.4R1-S3-EVO / 25.4R2-EVO / 25.4X300-D40-EVO / 26.2R1-S2-EVO / 26.2R2-EVO / 26.4R1-EVO - **Junos OS Evolved 23.4X100**: 修正版の記載が無い(公式で要確認) 23.4・24.2 系は既存の版の再ビルド(respin)が修正版として指定されている。版番号の末尾まで一致するかを確かめる。 **回避策は無い**(Juniper)。影響を受けるかは、`show configuration system services web-management https` に `virtual-domain` があるかで判断する。仮想ドメインを使っていなければ本件の条件からは外れる(同じ定例の CVE-2026-101986 などは別条件なので、J-Web を有効にしているなら更新は必要)。 **完了条件**は、(1)全ての該当装置が修正版以上であること、(2)J-Web がインターネットから届かないことを確認したこと、の2点である。

自分の環境が CVE-2026-101983 の影響を受けるか確認するには?

Juniper Networks Junos OS / Junos OS Evolved(J-Web の httpd) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-101983)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

ベンダー公式・PSIRT アドバイザリ
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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