情報取得日: 2026/10/14・本ページは公開情報の非公式まとめです
| CVE ID | CVE-2026-101954 |
|---|---|
| 製品 | Juniper Networks / Junos OS / Junos OS Evolved(J-Web) |
| CVSS | 9.8(Critical) CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| 種別 (CWE) | CWE-287 不適切な認証 |
| 登録/公開日 | 2026/10/14 |
| 出典 | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-101954 |
**Juniper の Junos OS / Junos OS Evolved の Web 管理画面 J-Web に、認証なしで装置を乗っ取られる欠陥がある。** NVD に載った Juniper(CNA)の記述によれば、J-Web とその NETCONF セッションの扱いに認証の不備があり、J-Web の HTTP / HTTPS に届く攻撃者は、認証なしで **root 相当の設定権限**を得て装置を掌握できる。J-Web(Web 管理)が有効なときだけ影響を受ける。 CVSS 3.1 は **9.8 Critical**(Juniper の評価。CVSS 4.0 は 9.3)。NVD は2026年10月14日に公開し、分析状況は Awaiting Analysis。Juniper は同日に10月の定例アドバイザリ(JSA112187)を出しており、報道によれば Juniper SIRT は悪用を把握していない。CISA KEV には収載されていない。 **影響を受ける系列は新しいものだけ。** Junos OS は 25.2・25.4・26.2 系、Junos OS Evolved は同じ系列の EVO と 23.4X100・25.2X100・25.4X300 系が対象で、それより古い系列は対象外とされている。
各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。
| 環境 | 対応状況 | 対応方法・備考 |
|---|---|---|
| AWS (ECS/EC2) | ベンダーFW更新 |
AWS 上で Junos OS の仮想版(vSRX など)を動かしていて上記の系列に当たる場合は、修正版(25.2R2-S2 / 25.4R1-S3 / 26.2R1-S2 以降)へ上げる。それまでは J-Web を無効にするか、セキュリティグループで到達元を管理用ネットワークに絞る。
AWS から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-16 時点)。AWS 側の対処では直らない。
参照リンク
|
| GCP | ベンダーFW更新 |
GCP 上で Junos OS の仮想版を動かしていて上記の系列に当たる場合は、修正版へ上げる。それまでは J-Web を無効にするか、ファイアウォールルールで到達元を絞る。
GCP から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-16 時点)。
参照リンク
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| Azure | ベンダーFW更新 |
Azure 上で Junos OS の仮想版(vSRX など)を動かしていて上記の系列に当たる場合は、修正版へ上げる。それまでは J-Web を無効にするか、NSG で到達元を絞る。
Azure から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-16 時点)。
参照リンク
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| Linux | 対象外 |
対象外(Juniper のネットワーク OS の欠陥であり、Linux ディストリの更新対象ではない)。
Ubuntu USN / Red Hat RHSA / Debian security tracker には載らない。
参照リンク
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**Junos OS を修正版に上げる。** NVD の記載では、修正版は次のとおり(いずれも「以降」)。 - **Junos OS**: 25.2R2-S2 / 25.4R1-S3 / 26.2R1-S2 - **Junos OS Evolved**: 25.2R2-S2-EVO / 25.4R1-S3-EVO / 26.2R1-S2-EVO / 25.2X100-D35-EVO / 25.4X300-D40-EVO - **Junos OS Evolved 23.4X100**: 修正版の記載が無い(公式で要確認) **影響を受けるかの確認**は、(1)`show version` で上記の系列に当たるか、(2)`show configuration system services web-management` で J-Web(HTTP / HTTPS)が有効か、の2点で判断する。J-Web を使っていなければ無効にすれば条件から外れる。 **更新までの間**は、J-Web を無効にするか、届く範囲を管理用の信頼できるネットワークに限る。インターネットから J-Web に届く装置が最も危ない。なお Juniper のアドバイザリ JSA112187 の原文はサポートポータル上で本稿では読めておらず、回避策の有無は公式で要確認。 **完了条件**は、(1)全ての該当装置が修正版以上であること、(2)J-Web がインターネットから届かないことを確認したこと、の2点である。
Critical(CVSS 9.8)に分類されるJuniper Networks Junos OS / Junos OS Evolved(J-Web)の脆弱性です。**Juniper の Junos OS / Junos OS Evolved の Web 管理画面 J-Web に、認証なしで装置を乗っ取られる欠陥がある。** NVD に載った Juniper(CNA)の記述によれば、J-Web とその NETCONF セッションの扱いに認証の不備があり、J-Web の HTTP / HTTPS に届く攻撃者は、認証なしで **root 相当の設定権限**を得て装置を掌握できる。J-Web(Web 管理)が有効なときだけ影響を受ける。 CVSS 3.1 は **9.8 Critical**(Juniper の評価。CVSS 4.0 は 9.3)。NVD は2026年10月14日に公開し、分析状況は Awaiting Analysis。Juniper は同日に10月の定例アドバイザリ(JSA112187)を出しており、報道によれば Juniper SIRT は悪用を把握していない。CISA KEV には収載されていない。 **影響を受ける系列は新しいものだけ。** Junos OS は 25.2・25.4・26.2 系、Junos OS Evolved は同じ系列の EVO と 23.4X100・25.2X100・25.4X300 系が対象で、それより古い系列は対象外とされている。
**Junos OS を修正版に上げる。** NVD の記載では、修正版は次のとおり(いずれも「以降」)。 - **Junos OS**: 25.2R2-S2 / 25.4R1-S3 / 26.2R1-S2 - **Junos OS Evolved**: 25.2R2-S2-EVO / 25.4R1-S3-EVO / 26.2R1-S2-EVO / 25.2X100-D35-EVO / 25.4X300-D40-EVO - **Junos OS Evolved 23.4X100**: 修正版の記載が無い(公式で要確認) **影響を受けるかの確認**は、(1)`show version` で上記の系列に当たるか、(2)`show configuration system services web-management` で J-Web(HTTP / HTTPS)が有効か、の2点で判断する。J-Web を使っていなければ無効にすれば条件から外れる。 **更新までの間**は、J-Web を無効にするか、届く範囲を管理用の信頼できるネットワークに限る。インターネットから J-Web に届く装置が最も危ない。なお Juniper のアドバイザリ JSA112187 の原文はサポートポータル上で本稿では読めておらず、回避策の有無は公式で要確認。 **完了条件**は、(1)全ての該当装置が修正版以上であること、(2)J-Web がインターネットから届かないことを確認したこと、の2点である。
Juniper Networks Junos OS / Junos OS Evolved(J-Web) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-101954)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。
本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。