脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
Critical CVSS 9.8 NEW
CVE-2026-76501

Cisco NX-OS の SRv6 NGOAM で未認証 root RCE(CVSS 9.8)

情報取得日: 2026/10/07・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-76501
製品Cisco / Nexus 9000 シリーズの SRv6 対応機種(スタンドアロン NX-OS・NGOAM と SRv6 有効時)
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-121 スタックベースのバッファオーバーフロー
登録/公開日2026/10/07
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-76501

概要

Cisco NX-OS の **SRv6(Segment Routing over IPv6)向けの NGOAM** の IP トラフィック処理に入力検証の欠陥があり、**未認証のリモート攻撃者が細工したパケットを装置の IP インターフェイスに送るだけで、root 権限で任意のコードを実行**するか、プロセスのクラッシュによる再起動(DoS)を起こせる。 **条件は NGOAM と SRv6 の両方が有効なこと。** アドバイザリは Nexus 3000 / 9000 シリーズ(スタンドアロン NX-OS モード)を対象製品に挙げているが、Nexus 3000 は SRv6 に対応しておらず、SRv6 に対応するのは Nexus 9000 の一部の機種だけだと明記している。 CVSS 3.1 は Cisco(CNA)の評価で 9.8 Critical(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)。NVD は 2026年10月7日公開で、vulnStatus は Awaiting Analysis。同じアドバイザリ cisco-sa-ngoam-rce-LWKQ4BU には CVE-2026-76485・CVE-2026-76486 も含まれる。Cisco PSIRT は公表や悪用を把握していないとしており、2026年10月9日時点で CISA KEV には収載されていない。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure は同じ対応区分です: 対象外
Linux のみ異なります: ベンダーFW更新
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) 対象外
AWS のマネージドサービスとしての対応は無い。オンプレミスの Nexus 9000 を使う環境は、NX-OS の更新か NGOAM の無効化で対処する。
物理スイッチの欠陥で、クラウド事業者側の修正対象ではない。
参照リンク
GCP 対象外
GCP 側の対応は無い。オンプレミス側の Nexus 9000 を更新する。
物理スイッチの欠陥。
参照リンク
Azure 対象外
Azure 側の対応は無い。オンプレミス側の Nexus 9000 を更新する。
物理スイッチの欠陥。
参照リンク
Linux ベンダーFW更新
SRv6 と NGOAM を有効にしている Nexus 9000 を Cisco Software Checker が示す修正版へ更新する。更新まで NGOAM が不要なら no feature ngoam で無効化する。
汎用 Linux ではなくネットワーク機器の OS。Nexus 3000 は SRv6 非対応。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**修正版の NX-OS へ更新する。** 修正版の番号はアドバイザリ本文に無く、**Cisco Software Checker** で確認する(このサイトでは版番号を断定しない。公式で要確認)。 **更新までの緩和策。** Cisco は回避策は無いとしたうえで、NGOAM が不要なら `no feature ngoam` で無効化すれば攻撃経路がなくなるとしている。Live Protect のシールドも一時的な緩和策として提供されている。 **影響を受けるかの確認**は `show feature | include srv6` と `show feature | include ngoam` の両方で enabled になっているかを見る。SRv6 を使っていない装置はこの CVE の対象外だが、NGOAM が有効なら CVE-2026-76485 の対象になる点に注意する。 **完了条件**は、(1)NGOAM と SRv6 が有効な全 Nexus 9000 が修正版以上であること、(2)更新できない装置では NGOAM を無効化しているか Live Protect のシールドを適用していること、の2点である。

よくある質問(CVE-2026-76501)

CVE-2026-76501(Nexus 9000 シリーズの SRv6 対応機種)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるCisco Nexus 9000 シリーズの SRv6 対応機種(スタンドアロン NX-OS・NGOAM と SRv6 有効時)の脆弱性です。Cisco NX-OS の **SRv6(Segment Routing over IPv6)向けの NGOAM** の IP トラフィック処理に入力検証の欠陥があり、**未認証のリモート攻撃者が細工したパケットを装置の IP インターフェイスに送るだけで、root 権限で任意のコードを実行**するか、プロセスのクラッシュによる再起動(DoS)を起こせる。 **条件は NGOAM と SRv6 の両方が有効なこと。** アドバイザリは Nexus 3000 / 9000 シリーズ(スタンドアロン NX-OS モード)を対象製品に挙げているが、Nexus 3000 は SRv6 に対応しておらず、SRv6 に対応するのは Nexus 9000 の一部の機種だけだと明記している。 CVSS 3.1 は Cisco(CNA)の評価で 9.8 Critical(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)。NVD は 2026年10月7日公開で、vulnStatus は Awaiting Analysis。同じアドバイザリ cisco-sa-ngoam-rce-LWKQ4BU には CVE-2026-76485・CVE-2026-76486 も含まれる。Cisco PSIRT は公表や悪用を把握していないとしており、2026年10月9日時点で CISA KEV には収載されていない。

CVE-2026-76501 の対応方法・回避策は?

**修正版の NX-OS へ更新する。** 修正版の番号はアドバイザリ本文に無く、**Cisco Software Checker** で確認する(このサイトでは版番号を断定しない。公式で要確認)。 **更新までの緩和策。** Cisco は回避策は無いとしたうえで、NGOAM が不要なら `no feature ngoam` で無効化すれば攻撃経路がなくなるとしている。Live Protect のシールドも一時的な緩和策として提供されている。 **影響を受けるかの確認**は `show feature | include srv6` と `show feature | include ngoam` の両方で enabled になっているかを見る。SRv6 を使っていない装置はこの CVE の対象外だが、NGOAM が有効なら CVE-2026-76485 の対象になる点に注意する。 **完了条件**は、(1)NGOAM と SRv6 が有効な全 Nexus 9000 が修正版以上であること、(2)更新できない装置では NGOAM を無効化しているか Live Protect のシールドを適用していること、の2点である。

自分の環境が CVE-2026-76501 の影響を受けるか確認するには?

Cisco Nexus 9000 シリーズの SRv6 対応機種(スタンドアロン NX-OS・NGOAM と SRv6 有効時) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-76501)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

« 一覧に戻る