脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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Critical CVSS 9.8 NEW
CVE-2026-76486

Cisco NX-OS の NGOAM(VXLAN / SRv6)で未認証 root RCE(CVSS 9.8)

情報取得日: 2026/10/07・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-76486
製品Cisco / Nexus 3000 / 9000 シリーズ(スタンドアロン NX-OS・NGOAM と SRv6 または NV Overlay 有効時)
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-121 スタックベースのバッファオーバーフロー
登録/公開日2026/10/07
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-76486

概要

Cisco NX-OS の VXLAN 向け運用保守機能 **NGOAM** の IP トラフィック処理に入力検証の欠陥があり、**未認証のリモート攻撃者が細工したパケットを装置の IP インターフェイスに送るだけで、root 権限で任意のコードを実行**するか、プロセスのクラッシュによる再起動(DoS)を起こせる。対象はスタンドアロン NX-OS モードの Nexus 3000 / 9000 シリーズ。 **条件は CVE-2026-76485 より狭い。** Cisco のアドバイザリでは、NGOAM が有効なことに加えて、(1)SRv6 が有効、または(2)NV Overlay が有効で、VXLAN EVPN の VNI が NVE インターフェイスに割り当てられ、BGP EVPN や静的な ingress-replication で学習したピア VTEP が1つ以上あること、のどちらかが必要。 CVSS 3.1 は Cisco(CNA)の評価で 9.8 Critical(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)。NVD は 2026年10月7日公開で、vulnStatus は Awaiting Analysis。同じアドバイザリ cisco-sa-ngoam-rce-LWKQ4BU には CVE-2026-76485・CVE-2026-76501 も含まれる。Cisco PSIRT は公表や悪用を把握していないとしており、2026年10月9日時点で CISA KEV には収載されていない。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure は同じ対応区分です: 対象外
Linux のみ異なります: ベンダーFW更新
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) 対象外
AWS のマネージドサービスとしての対応は無い。オンプレミスの Nexus スイッチを使う環境は、NX-OS の更新か NGOAM の無効化で対処する。
物理スイッチ(Nexus 3000 / 9000)の欠陥で、クラウド事業者側の修正対象ではない。
参照リンク
GCP 対象外
GCP 側の対応は無い。オンプレミス側の Nexus スイッチを更新する。
物理スイッチの欠陥。
参照リンク
Azure 対象外
Azure 側の対応は無い。オンプレミス側の Nexus スイッチを更新する。
物理スイッチの欠陥。
参照リンク
Linux ベンダーFW更新
Nexus 3000 / 9000(スタンドアロン NX-OS)を Cisco Software Checker が示す修正版へ更新する。更新まで NGOAM が不要なら no feature ngoam で無効化する。
汎用 Linux ではなくネットワーク機器の OS。修正版の番号はアドバイザリ本文に無く、Software Checker で要確認。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**修正版の NX-OS へ更新する。** アドバイザリは修正版の番号を本文に載せておらず、**Cisco Software Checker** で現在の版と機種から修正版を確認するよう案内している(このサイトでは版番号を断定しない。公式で要確認)。 **更新までの緩和策。** Cisco は回避策は無いとしたうえで、NGOAM が不要なら設定モードで `no feature ngoam` を実行して無効化すれば攻撃経路がなくなる(同じアドバイザリの3件すべてに有効)としている。一時的な緩和策として Live Protect のシールドも提供されている。 **影響を受けるかの確認**は、`show feature | include ngoam` で NGOAM、`show feature | include srv6` で SRv6、`show feature | include nve` で NV Overlay を見る。NV Overlay の場合は `show running-config | begin "interface nve"`、`show nve vni`、`show nve peers` がいずれも結果を返すなら影響を受ける可能性があるとアドバイザリは書いている。 **完了条件**は、(1)条件に当てはまる全 Nexus 3000 / 9000 が Software Checker の示す修正版以上であること、(2)更新できない装置では NGOAM を無効化しているか Live Protect のシールドを適用していること、の2点である。

よくある質問(CVE-2026-76486)

CVE-2026-76486(Nexus 3000 / 9000 シリーズ)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるCisco Nexus 3000 / 9000 シリーズ(スタンドアロン NX-OS・NGOAM と SRv6 または NV Overlay 有効時)の脆弱性です。Cisco NX-OS の VXLAN 向け運用保守機能 **NGOAM** の IP トラフィック処理に入力検証の欠陥があり、**未認証のリモート攻撃者が細工したパケットを装置の IP インターフェイスに送るだけで、root 権限で任意のコードを実行**するか、プロセスのクラッシュによる再起動(DoS)を起こせる。対象はスタンドアロン NX-OS モードの Nexus 3000 / 9000 シリーズ。 **条件は CVE-2026-76485 より狭い。** Cisco のアドバイザリでは、NGOAM が有効なことに加えて、(1)SRv6 が有効、または(2)NV Overlay が有効で、VXLAN EVPN の VNI が NVE インターフェイスに割り当てられ、BGP EVPN や静的な ingress-replication で学習したピア VTEP が1つ以上あること、のどちらかが必要。 CVSS 3.1 は Cisco(CNA)の評価で 9.8 Critical(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)。NVD は 2026年10月7日公開で、vulnStatus は Awaiting Analysis。同じアドバイザリ cisco-sa-ngoam-rce-LWKQ4BU には CVE-2026-76485・CVE-2026-76501 も含まれる。Cisco PSIRT は公表や悪用を把握していないとしており、2026年10月9日時点で CISA KEV には収載されていない。

CVE-2026-76486 の対応方法・回避策は?

**修正版の NX-OS へ更新する。** アドバイザリは修正版の番号を本文に載せておらず、**Cisco Software Checker** で現在の版と機種から修正版を確認するよう案内している(このサイトでは版番号を断定しない。公式で要確認)。 **更新までの緩和策。** Cisco は回避策は無いとしたうえで、NGOAM が不要なら設定モードで `no feature ngoam` を実行して無効化すれば攻撃経路がなくなる(同じアドバイザリの3件すべてに有効)としている。一時的な緩和策として Live Protect のシールドも提供されている。 **影響を受けるかの確認**は、`show feature | include ngoam` で NGOAM、`show feature | include srv6` で SRv6、`show feature | include nve` で NV Overlay を見る。NV Overlay の場合は `show running-config | begin "interface nve"`、`show nve vni`、`show nve peers` がいずれも結果を返すなら影響を受ける可能性があるとアドバイザリは書いている。 **完了条件**は、(1)条件に当てはまる全 Nexus 3000 / 9000 が Software Checker の示す修正版以上であること、(2)更新できない装置では NGOAM を無効化しているか Live Protect のシールドを適用していること、の2点である。

自分の環境が CVE-2026-76486 の影響を受けるか確認するには?

Cisco Nexus 3000 / 9000 シリーズ(スタンドアロン NX-OS・NGOAM と SRv6 または NV Overlay 有効時) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-76486)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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