情報取得日: 2026/07/26/最終確認: 2026/08/01・本ページは公開情報の非公式まとめです
| CVE ID | CVE-2026-7663 |
|---|---|
| 製品 | IBM / Langflow OSS 1.0.0〜1.9.6 |
| CVSS | 9.8(Critical) CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| 種別 (CWE) | CWE-863(不適切な認可) |
| 登録/公開日 | 2026/07/26 |
| 出典 | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-7663 |
LLM アプリを画面上で組み立てるオープンソースツール Langflow の 1.0.0〜1.9.6 に、MCP(Model Context Protocol)の Streamable トランスポート用エンドポイントで認可を正しく適用していない欠陥がある。未認証の攻撃者が、本来は所有者だけがアクセスできる別プロジェクトの MCP リソースへ到達し、その MCP 操作(ツール実行など)を呼び出せる。NVD の再解析による CVSS 3.1 基本値は 9.8(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/C:H/I:H/A:H)で、採番元 IBM は 9.1(A:N)と評価している。いずれにせよ認証も利用者操作も不要で、ネットワークから到達できれば成立する。 MCP は外部のツールやデータソースへ橋渡しする仕組みであり、ここで越境実行が通ると、そのプロジェクトが接続している下流の資源(API キー・ファイル・外部サービス)まで影響が波及しうる。Langflow は検証目的で認証なしのまま社内やクラウドに残されやすく、「内部からしか見えないつもり」のインスタンスが実際には外部到達可能、という形の事故が起きやすい。IBM のセキュリティ情報では 1.9.7 で修正されたとされている。
各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。
| 環境 | 対応状況 | 対応方法・備考 |
|---|---|---|
| AWS (ECS/EC2) | パッチあり(アプリ更新) |
EC2/ECS/EKS 上の Langflow を 1.9.7 以降へ更新する。更新までは ALB/WAF とセキュリティグループで MCP エンドポイントへの外部到達を遮断する。
AWS 側の修正は無い(利用者のアプリ更新が対処)。検証用に立てたインスタンスの棚卸しを先に行う。
参照リンク
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| GCP | パッチあり(アプリ更新) |
GCE/GKE/Cloud Run 上の Langflow を 1.9.7 以降へ更新する。更新までは Cloud Armor とファイアウォールで到達元を絞る。
GCP 側に修正パッチは無い。Cloud Run で未認証呼び出しを許可している構成は特に確認する。
参照リンク
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| Azure | パッチあり(アプリ更新) |
VM/AKS/App Service 上の Langflow を 1.9.7 以降へ更新する。Application Gateway/WAF で MCP エンドポイントを遮断する。
Azure 側に修正パッチは無い。
参照リンク
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| Linux | パッチあり(アプリ更新) |
Docker イメージ(langflowai/langflow)または pip で導入した Langflow を 1.9.7 以降へ更新する。
ディストリのパッケージ管理では配布されない。公式イメージ/リリースを使う。
参照リンク
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まず自組織で Langflow が動いていないかを洗い出す。開発者が個人で立てた検証用インスタンスが対象になりやすいので、コンテナイメージ名(langflowai/langflow)や既定ポートでの稼働を横断的に確認する。 見つかったら 1.9.7 以降へ更新する。更新できるまでの間は、インターネットからの到達を遮断するのが最優先である。ALB/WAF・Cloud Armor・Application Gateway・セキュリティグループのいずれでもよいので、MCP のエンドポイント(/api/v1/mcp 系)への外部到達を落とす。この欠陥は未認証で成立するため、認証を有効にするだけでは防げない。 既に外部到達可能な状態で運用していた場合は、接続していた MCP プロジェクトの資格情報・API キーのローテーションを検討する。
Critical(CVSS 9.8)に分類されるIBM Langflow OSS 1.0.0〜1.9.6の脆弱性です。LLM アプリを画面上で組み立てるオープンソースツール Langflow の 1.0.0〜1.9.6 に、MCP(Model Context Protocol)の Streamable トランスポート用エンドポイントで認可を正しく適用していない欠陥がある。未認証の攻撃者が、本来は所有者だけがアクセスできる別プロジェクトの MCP リソースへ到達し、その MCP 操作(ツール実行など)を呼び出せる。NVD の再解析による CVSS 3.1 基本値は 9.8(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/C:H/I:H/A:H)で、採番元 IBM は 9.1(A:N)と評価している。いずれにせよ認証も利用者操作も不要で、ネットワークから到達できれば成立する。 MCP は外部のツールやデータソースへ橋渡しする仕組みであり、ここで越境実行が通ると、そのプロジェクトが接続している下流の資源(API キー・ファイル・外部サービス)まで影響が波及しうる。Langflow は検証目的で認証なしのまま社内やクラウドに残されやすく、「内部からしか見えないつもり」のインスタンスが実際には外部到達可能、という形の事故が起きやすい。IBM のセキュリティ情報では 1.9.7 で修正されたとされている。
まず自組織で Langflow が動いていないかを洗い出す。開発者が個人で立てた検証用インスタンスが対象になりやすいので、コンテナイメージ名(langflowai/langflow)や既定ポートでの稼働を横断的に確認する。 見つかったら 1.9.7 以降へ更新する。更新できるまでの間は、インターネットからの到達を遮断するのが最優先である。ALB/WAF・Cloud Armor・Application Gateway・セキュリティグループのいずれでもよいので、MCP のエンドポイント(/api/v1/mcp 系)への外部到達を落とす。この欠陥は未認証で成立するため、認証を有効にするだけでは防げない。 既に外部到達可能な状態で運用していた場合は、接続していた MCP プロジェクトの資格情報・API キーのローテーションを検討する。
IBM Langflow OSS 1.0.0〜1.9.6 を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-7663)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。
本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/08/01)。