脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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Critical CVSS 9.8 NEW
CVE-2026-35278

Oracle PeopleSoft PeopleTools 未認証RCE(Environment Management Hubへ資格情報不要のHTTPで悪用・ShinyHunters実害)

情報取得日: 2026/07/15/最終確認: 2026/07/22・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-35278
製品Oracle / PeopleSoft Enterprise PeopleTools
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-306 Missing Authentication for Critical Function
登録/公開日2026/07/15
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-35278

概要

Oracle PeopleSoft の PeopleTools に、認証前(未認証)のリモートコード実行脆弱性がある。PeopleSoftアプリノードの監視・管理を担う Environment Management Hub のHTTPエンドポイントが資格情報なしでネットワーク経由のリクエストを受け付けるため、到達可能な攻撃者がアプリケーションサーバ上で任意コードを実行できる(CVSS 9.8)。恐喝集団 ShinyHunters が権限昇格の CVE-2026-35273 と組み合わせ、100以上の組織・300超のPeopleSoftサーバでHR/給与/PIIを窃取する実害が報告された(特に高等教育機関を標的)。Oracle は 2026年7月の Critical Patch Update で修正。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
EC2等でPeopleSoftを自己運用している場合はOracle 2026年7月 CPUのPeopleToolsパッチを適用。Environment Management HubをSG/WAFで限定公開に。
顧客管理アプリの脆弱性。AWS固有対応ではなくOracleパッチで対応。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
Compute Engine上でPeopleSoftを運用している場合はOracle CPUパッチを適用し公開範囲を制限。
顧客管理アプリ側の更新で対応。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure VM上でPeopleSoftを運用している場合はOracle CPUパッチを適用。
IaaS上の顧客管理PeopleSoftが対象。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
Linux上のPeopleSoft(PeopleTools)はOS修正ではなくOracle CPUのアプリパッチで対応。
OSではなくアプリ層の脆弱性。
参照リンク

CVE-2026-35278 の対応手順(環境別)

確認できた公式情報に基づく環境別の対応手順です。実施前に必ず一次情報と自環境で検証してください。

  1. AWS 環境での対応
    EC2等でPeopleSoftを自己運用している場合はOracle 2026年7月 CPUのPeopleToolsパッチを適用。Environment Management HubをSG/WAFで限定公開に。(顧客管理アプリの脆弱性。AWS固有対応ではなくOracleパッチで対応。) 参照
  2. GCP 環境での対応
    Compute Engine上でPeopleSoftを運用している場合はOracle CPUパッチを適用し公開範囲を制限。(顧客管理アプリ側の更新で対応。) 参照
  3. Azure 環境での対応
    Azure VM上でPeopleSoftを運用している場合はOracle CPUパッチを適用。(IaaS上の顧客管理PeopleSoftが対象。) 参照
  4. Linux 環境での対応
    Linux上のPeopleSoft(PeopleTools)はOS修正ではなくOracle CPUのアプリパッチで対応。(OSではなくアプリ層の脆弱性。) 参照

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

Oracle の 2026年7月 CPU(および 6月の CVE-2026-35273 向け Security Alert)を直ちに適用する。適用まで Environment Management Hub / PeopleSoft のHTTPエンドポイントをインターネットから遮断し、アクセス元をVPN/許可IPに限定する。既に侵害された可能性を前提に、不審なプロセス生成・DB異常アクセス・データ持ち出しの痕跡を点検する。CVE-2026-35273 とチェーンで悪用されるため両方を塞ぐ。

よくある質問(CVE-2026-35278)

CVE-2026-35278(PeopleSoft Enterprise PeopleTools)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるOracle PeopleSoft Enterprise PeopleToolsの脆弱性です。Oracle PeopleSoft の PeopleTools に、認証前(未認証)のリモートコード実行脆弱性がある。PeopleSoftアプリノードの監視・管理を担う Environment Management Hub のHTTPエンドポイントが資格情報なしでネットワーク経由のリクエストを受け付けるため、到達可能な攻撃者がアプリケーションサーバ上で任意コードを実行できる(CVSS 9.8)。恐喝集団 ShinyHunters が権限昇格の CVE-2026-35273 と組み合わせ、100以上の組織・300超のPeopleSoftサーバでHR/給与/PIIを窃取する実害が報告された(特に高等教育機関を標的)。Oracle は 2026年7月の Critical Patch Update で修正。

CVE-2026-35278 の対応方法・回避策は?

Oracle の 2026年7月 CPU(および 6月の CVE-2026-35273 向け Security Alert)を直ちに適用する。適用まで Environment Management Hub / PeopleSoft のHTTPエンドポイントをインターネットから遮断し、アクセス元をVPN/許可IPに限定する。既に侵害された可能性を前提に、不審なプロセス生成・DB異常アクセス・データ持ち出しの痕跡を点検する。CVE-2026-35273 とチェーンで悪用されるため両方を塞ぐ。

自分の環境が CVE-2026-35278 の影響を受けるか確認するには?

Oracle PeopleSoft Enterprise PeopleTools を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-35278)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/07/22)。

ベンダー公式・PSIRT アドバイザリ
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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