脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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Critical CVSS 9.8 NEW
CVE-2026-28324

SolarWinds Observability Self-Hosted の整合性検証不備で未認証 RCE(CVSS 9.8・2026.2.3 で修正)

情報取得日: 2026/09/22・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-28324
製品SolarWinds / SolarWinds Observability Self-Hosted 2026.2.2 以下(修正版は 2026.2.3)
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-345 データの真正性の検証不備
登録/公開日2026/09/22
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-28324

概要

**SolarWinds Observability Self-Hosted に、認証なしで遠隔からコードを実行される脆弱性がある。** NVD と SolarWinds のアドバイザリの説明によれば、原因は**整合性チェックの不足**(insufficient integrity checks)である。 **CVSS 3.1 は 9.8(Critical)。** SolarWinds(PSIRT)が付けた値で、ベクタは AV:N / AC:L / PR:N / UI:N / S:U / C:H / I:H / A:H、つまり**ネットワーク経由・認証不要・利用者の操作不要**である。NVD 側の評価は 2026-09-27 時点で「Awaiting Analysis」で、NVD 独自のスコアはまだ付いていない。 **ただし前提条件がある。** 説明には「**既定ではない、かつ安全でない構成**(non-default and non-secure configuration)で設定されたインストールが影響を受ける」とある。どの設定が該当するかはアドバイザリに具体的に書かれていないため、本サイトでは断定しない。SolarWinds はアドバイザリの参照先として、安全な構成の推奨ドキュメント(Secure Configuration)を挙げている。 **影響は 2026.2.2 以下、修正は 2026.2.3(2026-09-22 リリース)。** 同じリリースで、特定の通信モードでの信頼できないデータのデシリアライズによる未認証 RCE(**CVE-2026-28325**・CVSS 8.8)も修正されている。どちらも Armadin の Kai Huang 氏の報告である。 **CISA KEV には 2026-09-27 時点で収載されていない。** 悪用の確認報告も本記事の確認範囲では見つかっていない。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: パッチあり(アプリ更新) 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
EC2 などに自分で構築した SolarWinds Observability Self-Hosted を **2026.2.3 へ更新**する。自己ホスト型の製品なので、AWS 側の対応で直るものではない。
管理サーバへ到達できるセキュリティグループの送信元を、管理端末と監視対象の SolarWinds サーバに限定しておくと露出を減らせる(修正の代わりにはならない)。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
Compute Engine 上に構築した SolarWinds Observability Self-Hosted を **2026.2.3 へ更新**する。Google Cloud 側の修正は無い。
VPC ファイアウォールで管理サーバとポーリングエンジン間の通信を SolarWinds サーバ同士に絞る。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure VM 上に構築した SolarWinds Observability Self-Hosted を **2026.2.3 へ更新**する。プラットフォーム側の対応では直らない。
ネットワークセキュリティグループで管理サーバへの送信元を限定する。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
**ディストリのパッケージ更新の対象ではない。** SolarWinds が配布する製品本体の問題なので、対応は **SolarWinds Observability Self-Hosted 2026.2.3 への更新**である。
SolarWinds のアドバイザリは影響版を「2026.2.2 以下」、修正版を「2026.2.3」としている。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**SolarWinds Observability Self-Hosted を 2026.2.3 へ更新する。これが正規の対処である。** 2026.2.2 以下はすべて影響範囲に入る。同じ更新で CVE-2026-28325 も直る。 **アドバイザリに個別のワークアラウンドの記載は無い。** 影響は「既定ではない、安全でない構成」に限られるとされているので、更新までの間は SolarWinds の **Secure Configuration** ドキュメントに沿って構成を見直す。同ドキュメントは、ポーリングエンジン間の通信ポート(TCP 5671)を他の SolarWinds サーバに限る、エージェントによる暗号化されたポーリングを使う、TLS 1.2 を有効にする、ネットワークを分離する、などを推奨している。ただし、どの項目がこの CVE の前提条件に当たるかは公開されていないので、**構成の見直しは更新の代わりにはならない**。 **監視基盤は侵害時の影響が大きい。** 監視製品は多数のサーバの資格情報や到達経路を持つため、ここを取られると被害が横に広がりやすい。インターネットや広いネットワークから管理画面へ届く状態になっていないかも、あわせて確認する。

よくある質問(CVE-2026-28324)

CVE-2026-28324(SolarWinds Observability Self-Hosted 2026.2.2 以下)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるSolarWinds SolarWinds Observability Self-Hosted 2026.2.2 以下(修正版は 2026.2.3)の脆弱性です。**SolarWinds Observability Self-Hosted に、認証なしで遠隔からコードを実行される脆弱性がある。** NVD と SolarWinds のアドバイザリの説明によれば、原因は**整合性チェックの不足**(insufficient integrity checks)である。 **CVSS 3.1 は 9.8(Critical)。** SolarWinds(PSIRT)が付けた値で、ベクタは AV:N / AC:L / PR:N / UI:N / S:U / C:H / I:H / A:H、つまり**ネットワーク経由・認証不要・利用者の操作不要**である。NVD 側の評価は 2026-09-27 時点で「Awaiting Analysis」で、NVD 独自のスコアはまだ付いていない。 **ただし前提条件がある。** 説明には「**既定ではない、かつ安全でない構成**(non-default and non-secure configuration)で設定されたインストールが影響を受ける」とある。どの設定が該当するかはアドバイザリに具体的に書かれていないため、本サイトでは断定しない。SolarWinds はアドバイザリの参照先として、安全な構成の推奨ドキュメント(Secure Configuration)を挙げている。 **影響は 2026.2.2 以下、修正は 2026.2.3(2026-09-22 リリース)。** 同じリリースで、特定の通信モードでの信頼できないデータのデシリアライズによる未認証 RCE(**CVE-2026-28325**・CVSS 8.8)も修正されている。どちらも Armadin の Kai Huang 氏の報告である。 **CISA KEV には 2026-09-27 時点で収載されていない。** 悪用の確認報告も本記事の確認範囲では見つかっていない。

CVE-2026-28324 の対応方法・回避策は?

**SolarWinds Observability Self-Hosted を 2026.2.3 へ更新する。これが正規の対処である。** 2026.2.2 以下はすべて影響範囲に入る。同じ更新で CVE-2026-28325 も直る。 **アドバイザリに個別のワークアラウンドの記載は無い。** 影響は「既定ではない、安全でない構成」に限られるとされているので、更新までの間は SolarWinds の **Secure Configuration** ドキュメントに沿って構成を見直す。同ドキュメントは、ポーリングエンジン間の通信ポート(TCP 5671)を他の SolarWinds サーバに限る、エージェントによる暗号化されたポーリングを使う、TLS 1.2 を有効にする、ネットワークを分離する、などを推奨している。ただし、どの項目がこの CVE の前提条件に当たるかは公開されていないので、**構成の見直しは更新の代わりにはならない**。 **監視基盤は侵害時の影響が大きい。** 監視製品は多数のサーバの資格情報や到達経路を持つため、ここを取られると被害が横に広がりやすい。インターネットや広いネットワークから管理画面へ届く状態になっていないかも、あわせて確認する。

自分の環境が CVE-2026-28324 の影響を受けるか確認するには?

SolarWinds SolarWinds Observability Self-Hosted 2026.2.2 以下(修正版は 2026.2.3) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-28324)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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