脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
Medium CVSS 4.3 NEW KEV 悪用確認
CVE-2026-96652

Plex Media Server の /player/timeline で SSRF(KEV・CVSS 4.3)

情報取得日: 2026/10/20・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-96652
製品Plex / Plex Media Server(1.43.3.10861 未満)
CVSS4.3(Medium)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:N
CVSS は当サイトの掲載基準(7.0以上)を下回りますが、CISA KEV に収載され実際の悪用が確認されているため掲載しています。
種別 (CWE)CWE-918 サーバーサイドリクエストフォージェリ(SSRF)
登録/公開日2026/10/20
KEV 期限2026/11/03 まで(米国連邦機関向け目安)
推奨対応ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、CISA の BOD 26-04(リスクに基づくセキュリティ更新の優先順位付け)および「Forensics Triage Requirements」に従うこと。緩和策が利用できない場合はクラウドサービス向けの BOD 26-04 指針に従うか、製品の使用を中止する。各資産のインターネット露出の評価は利用者側の責任である。
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-96652

概要

**Plex Media Server の `/player/timeline` に SSRF の欠陥がある。** NVD の記載によれば、1.43.3.10861 より前の版では、任意の `X-Plex-Token` の値を使う攻撃者が `protocol` パラメータに完全な URL を入れると、Plex のサーバーに攻撃者の指定先へ POST させられる。CVSS 3.1 は **4.3 Medium**(PR:L)。 **悪用の状況。** CISA は2026年10月20日に、Plex Media Server の4件(CVE-2026-96652 / CVE-2026-96654 / CVE-2026-96655 / CVE-2026-96656)をまとめて KEV に収載した。研究者が10月16日に複数の欠陥を連鎖させて遠隔コード実行に至る手順(Plex2Shell)を公開し、翌17日にはハニーポットで実際の攻撃が観測されたと報告されている(仮想通貨の採掘ツールやプロキシの設置)。ランサムウェアでの利用は「不明」。研究者の報告では、観測された攻撃リクエストは `/player/timeline/subscribe` の `protocol` パラメータを使っていた。**評価値は 7.0 未満だが、悪用が確認されているため本サイトの掲載基準(KEV 収載)で載せている。**是正期限は **2026年11月3日**。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: パッチあり(アプリ更新) 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
EC2 / ECS 上の Plex Media Server を 1.43.3.10861 以上へ更新する。管理画面(32400 番)をインターネットに直接出さず、セキュリティグループで到達元を絞る。
AWS から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-21 時点)。AWS 側の対処では直らない。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
Compute Engine / GKE 上の Plex Media Server を 1.43.3.10861 以上へ更新し、ファイアウォールルールで到達元を絞る。
GCP から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-21 時点)。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure VM / AKS 上の Plex Media Server を 1.43.3.10861 以上へ更新し、NSG で到達元を絞る。
Azure から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-21 時点)。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
Linux 上の Plex Media Server(Plex 配布のパッケージ・Docker イメージ)を 1.43.3.10861 以上へ更新する。
Plex Media Server は Plex 社の配布物で、Ubuntu / Red Hat / Debian の公式リポジトリの修正対象ではない。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**Plex Media Server を 1.43.3.10861 以上に上げる。** CISA の公開アドバイザリ(VA-26-266-01・2026年9月23日)と NVD は、いずれも 1.43.3.10861 より前の版を対象とし、この版を修正版としている。同時に公開された4件(CVE-2026-96652 / 96654 / 96655 / 96656)は連鎖して使われるため、1件だけでなくまとめて解消する。 **観測された攻撃の入口に近い。** 研究者のハニーポット報告では、`/player/timeline/subscribe` への `protocol` パラメータ付きのリクエストが攻撃の起点として記録されている。Web サーバーやリバースプロキシのログでこのパスへのアクセスを確かめる。 **露出を減らす。** Plex の管理画面・API をインターネットに直接出さず、VPN や認証付きのリバースプロキシの内側に置く。Plex 公式の回避策は確認できていない(これは一般的な縮小策である)。 **侵害の確認。** 公開版より前から外に出ていたサーバーは、身に覚えのない採掘ツール(xmrig など)やプロキシのプロセス、Plex のホストからの不審な外向き通信が無いかを確かめる。 **完了条件**は、全ての Plex Media Server が 1.43.3.10861 以上であること。

よくある質問(CVE-2026-96652)

CVE-2026-96652(Plex Media Server)の影響は?

Medium(CVSS 4.3)に分類されるPlex Plex Media Server(1.43.3.10861 未満)の脆弱性です。**Plex Media Server の `/player/timeline` に SSRF の欠陥がある。** NVD の記載によれば、1.43.3.10861 より前の版では、任意の `X-Plex-Token` の値を使う攻撃者が `protocol` パラメータに完全な URL を入れると、Plex のサーバーに攻撃者の指定先へ POST させられる。CVSS 3.1 は **4.3 Medium**(PR:L)。 **悪用の状況。** CISA は2026年10月20日に、Plex Media Server の4件(CVE-2026-96652 / CVE-2026-96654 / CVE-2026-96655 / CVE-2026-96656)をまとめて KEV に収載した。研究者が10月16日に複数の欠陥を連鎖させて遠隔コード実行に至る手順(Plex2Shell)を公開し、翌17日にはハニーポットで実際の攻撃が観測されたと報告されている(仮想通貨の採掘ツールやプロキシの設置)。ランサムウェアでの利用は「不明」。研究者の報告では、観測された攻撃リクエストは `/player/timeline/subscribe` の `protocol` パラメータを使っていた。**評価値は 7.0 未満だが、悪用が確認されているため本サイトの掲載基準(KEV 収載)で載せている。**是正期限は **2026年11月3日**。

CVE-2026-96652 の対応方法・回避策は?

**Plex Media Server を 1.43.3.10861 以上に上げる。** CISA の公開アドバイザリ(VA-26-266-01・2026年9月23日)と NVD は、いずれも 1.43.3.10861 より前の版を対象とし、この版を修正版としている。同時に公開された4件(CVE-2026-96652 / 96654 / 96655 / 96656)は連鎖して使われるため、1件だけでなくまとめて解消する。 **観測された攻撃の入口に近い。** 研究者のハニーポット報告では、`/player/timeline/subscribe` への `protocol` パラメータ付きのリクエストが攻撃の起点として記録されている。Web サーバーやリバースプロキシのログでこのパスへのアクセスを確かめる。 **露出を減らす。** Plex の管理画面・API をインターネットに直接出さず、VPN や認証付きのリバースプロキシの内側に置く。Plex 公式の回避策は確認できていない(これは一般的な縮小策である)。 **侵害の確認。** 公開版より前から外に出ていたサーバーは、身に覚えのない採掘ツール(xmrig など)やプロキシのプロセス、Plex のホストからの不審な外向き通信が無いかを確かめる。 **完了条件**は、全ての Plex Media Server が 1.43.3.10861 以上であること。

自分の環境が CVE-2026-96652 の影響を受けるか確認するには?

Plex Plex Media Server(1.43.3.10861 未満) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-96652)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

CVE-2026-96652 は実際に悪用されている?

はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/11/03 です。推奨される対応: ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、CISA の BOD 26-04(リスクに基づくセキュリティ更新の優先順位付け)および「Forensics Triage Requirements」に従うこと。緩和策が利用できない場合はクラウドサービス向けの BOD 26-04 指針に従うか、製品の使用を中止する。各資産のインターネット露出の評価は利用者側の責任である。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

CISA KEV(悪用確認・対応期限・ランサム利用の出典)
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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