情報取得日: 2026/11/05・本ページは公開情報の非公式まとめです
| CVE ID | CVE-2026-119757 |
|---|---|
| 製品 | BTCPay Server / BTCPay Server(2.4.2 より前・2.4.2 の RC を含む) |
| CVSS | 9.8(Critical) CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| 種別 (CWE) | CWE-522 認証情報の不十分な保護 |
| 登録/公開日 | 2026/11/05 |
| 出典 | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-119757 |
**決済サーバーの BTCPay Server で、認証していない攻撃者が LND(Lightning Network Daemon)の .macaroon 認証情報ファイルを取得でき、LND ノードを乗っ取って資金を動かせる。** 対象は 2.4.2 より前の全版で、2.4.2 のリリース候補も含む。 **悪用は確認済み。** BTCPay Server の公式アドバイザリ(2026年8月7日)と事故報告(8月10日)は、この欠陥が悪用されて利用者の資金が盗まれたと認めている。CISA KEV には 2026-11-06 時点で収載されていない。 **評価値と採番。** CVSS は VulnCheck(CNA)の評価で 3.1 が **9.8 Critical**、4.0 が 9.3。修正の公開から約3か月後の2026年11月5日に NVD へ登録された(分析状況は Received)。公式アドバイザリの本文に CVE 番号の記載は無いが、NVD はこのアドバイザリを参照している。 **影響しない範囲。** 公式によれば、LND 以外の Lightning 実装や Lightning を使わない構成に LND の認証情報のリスクは無く、BTCPay のオンチェーンウォレットも対象外である。ただし LND 自身のオンチェーンウォレットの資金は影響を受け得る。
各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。
| 環境 | 対応状況 | 対応方法・備考 |
|---|---|---|
| AWS (ECS/EC2) | パッチあり(アプリ更新) |
EC2 などで動かしている BTCPay Server を 2.4.2 へ、LND を 0.21.1 へ更新し、macaroon を入れ替える。
利用者が導入するアプリケーションの欠陥で、AWS 側の修正対象ではない。AWS から本 CVE 個別の告知は確認できていない(2026-11-06 時点)。
参照リンク
|
| GCP | パッチあり(アプリ更新) |
Compute Engine などで動かしている BTCPay Server を 2.4.2 へ、LND を 0.21.1 へ更新し、macaroon を入れ替える。
利用者が導入するアプリケーションの欠陥で、Google Cloud 側の修正対象ではない。Google Cloud から本 CVE 個別の告知は確認できていない(2026-11-06 時点)。
参照リンク
|
| Azure | パッチあり(アプリ更新) |
Azure VM などで動かしている BTCPay Server を 2.4.2 へ、LND を 0.21.1 へ更新し、macaroon を入れ替える。
利用者が導入するアプリケーションの欠陥で、Azure 側の修正対象ではない。Microsoft から本 CVE 個別の告知は確認できていない(2026-11-06 時点)。
参照リンク
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| Linux | パッチあり(アプリ更新) |
Docker 構成なら管理画面か btcpay-update.sh で 2.4.2 へ更新し、LND が 0.21.1 になったことを確かめる。
OS のパッケージ更新では直らない。自前で LND を公開している経路は更新で閉じない。
参照リンク
|
**BTCPay Server を 2.4.2 へ、LND を 0.21.1 へ上げる。** 標準の導入なら Server Settings → Maintenance → Update から更新し、管理画面のフッターが 2.4.2、LND が 0.21.1 と出ることを確かめる。更新が効いたか不安なら、画面か btcpay-update.sh でやり直す。 **すぐ更新できない場合。** 公式はサーバーをオフラインにするよう求めている。影響のある LND をインターネットから届く状態で置かない。 **認証情報の入れ替え。** 更新で macaroon は再生成される。ただし自前のリバースプロキシ、Tor、ポート転送などで LND を公開している場合は更新で経路が閉じないので、その認証情報も入れ替える。 **更新後の変化。** 2.4.2 は Docker 構成で LND の公開 API を止めるため、Zeus などの外部ウォレットは当面 BTCPay のドメインや onion アドレス経由で接続できない。 **侵害の確認。** 身に覚えのない支払い、想定外のチャネル閉鎖や知らないピア、記録と合わないオンチェーン・チャネル残高が無いかを調べる。 **完了条件**は、(1)BTCPay Server が 2.4.2 以上で LND が 0.21.1 以上、(2)macaroon を入れ替え、自前の公開経路も閉じたか認証情報を替えた、(3)不審な取引が無いことを確認した、の3点である。
Critical(CVSS 9.8)に分類されるBTCPay Server BTCPay Server(2.4.2 より前・2.4.2 の RC を含む)の脆弱性です。**決済サーバーの BTCPay Server で、認証していない攻撃者が LND(Lightning Network Daemon)の .macaroon 認証情報ファイルを取得でき、LND ノードを乗っ取って資金を動かせる。** 対象は 2.4.2 より前の全版で、2.4.2 のリリース候補も含む。 **悪用は確認済み。** BTCPay Server の公式アドバイザリ(2026年8月7日)と事故報告(8月10日)は、この欠陥が悪用されて利用者の資金が盗まれたと認めている。CISA KEV には 2026-11-06 時点で収載されていない。 **評価値と採番。** CVSS は VulnCheck(CNA)の評価で 3.1 が **9.8 Critical**、4.0 が 9.3。修正の公開から約3か月後の2026年11月5日に NVD へ登録された(分析状況は Received)。公式アドバイザリの本文に CVE 番号の記載は無いが、NVD はこのアドバイザリを参照している。 **影響しない範囲。** 公式によれば、LND 以外の Lightning 実装や Lightning を使わない構成に LND の認証情報のリスクは無く、BTCPay のオンチェーンウォレットも対象外である。ただし LND 自身のオンチェーンウォレットの資金は影響を受け得る。
**BTCPay Server を 2.4.2 へ、LND を 0.21.1 へ上げる。** 標準の導入なら Server Settings → Maintenance → Update から更新し、管理画面のフッターが 2.4.2、LND が 0.21.1 と出ることを確かめる。更新が効いたか不安なら、画面か btcpay-update.sh でやり直す。 **すぐ更新できない場合。** 公式はサーバーをオフラインにするよう求めている。影響のある LND をインターネットから届く状態で置かない。 **認証情報の入れ替え。** 更新で macaroon は再生成される。ただし自前のリバースプロキシ、Tor、ポート転送などで LND を公開している場合は更新で経路が閉じないので、その認証情報も入れ替える。 **更新後の変化。** 2.4.2 は Docker 構成で LND の公開 API を止めるため、Zeus などの外部ウォレットは当面 BTCPay のドメインや onion アドレス経由で接続できない。 **侵害の確認。** 身に覚えのない支払い、想定外のチャネル閉鎖や知らないピア、記録と合わないオンチェーン・チャネル残高が無いかを調べる。 **完了条件**は、(1)BTCPay Server が 2.4.2 以上で LND が 0.21.1 以上、(2)macaroon を入れ替え、自前の公開経路も閉じたか認証情報を替えた、(3)不審な取引が無いことを確認した、の3点である。
BTCPay Server BTCPay Server(2.4.2 より前・2.4.2 の RC を含む) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-119757)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。
本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。