脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
High CVSS 8.8 NEW
CVE-2026-119408

n8n の旧 Function / LangChain Code ノードでメインプロセス上のコード実行(2.42.6 等で修正)

情報取得日: 2026/10/30・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-119408
製品n8n / n8n 2.42.6 未満 / 2.43.0〜2.43.3 未満 / 3.0.0(3.0.1 未満)
CVSS8.8(High)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-653 不十分な区画化
登録/公開日2026/10/30
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-119408

概要

**ワークフロー自動化ツール n8n で、非推奨になった Function / Function Item / LangChain Code ノードが隔離された task runner の外(n8n のメインプロセス)で JavaScript を実行してしまう。** n8n のアドバイザリ GHSA-9p7v-45m2-wxgj(2026年10月28日公開)によれば、ワークフローを作成・編集・インポートできる認証済みユーザーが、画面には出ないこれらのノード種別を名指ししたワークフローを入れると、メインプロセス上でコードを実行できる。 **評価値。** CVSS 3.1 は VulnCheck(CNA)の **8.8 High**(PR:L=ワークフローを編集できるアカウントが前提)、n8n 自身は CVSS 4.0 で 8.7 High としている。NVD の分析状況は Deferred。実際の悪用は 2026-11-02 時点で報告されておらず、CISA KEV にも未収載。 **修正前に保存したワークフローはそのまま動き続ける**とアドバイザリは注意しており、更新後もこれらのノードを使うワークフローを Code ノードへ置き換える必要がある。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure は同じ対応区分です: 対象外
Linux のみ異なります: パッチあり(アプリ更新)
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) 対象外
該当しない。n8n は AWS のマネージドサービスとしては提供されていない。
EC2 / ECS / EKS 上で n8n を自前運用している場合は、コンテナイメージまたは npm パッケージを修正版へ上げる。AWS 個別の告知は確認できていない(2026-11-02 時点)。
参照リンク
GCP 対象外
該当しない。n8n は GCP のマネージドサービスとしては提供されていない。
Cloud Run / GKE / Compute Engine 上の自前運用は、イメージを修正版へ上げる。Google Cloud 個別の告知は確認できていない(2026-11-02 時点)。
参照リンク
Azure 対象外
該当しない。n8n は Azure のマネージドサービスとしては提供されていない。
Container Apps / AKS / VM 上の自前運用は、イメージを修正版へ上げる。Microsoft 個別の告知は確認できていない(2026-11-02 時点)。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
Docker イメージ(n8nio/n8n)または npm の n8n を 2.42.6 / 2.43.3 / 3.0.1 以上へ更新し、非推奨ノードを使うワークフローを Code ノードへ置き換える。
n8n はディストリの標準パッケージではないため、OS の更新では直らない。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**n8n を修正版へ上げる。** 2.42 系は **2.42.6 以上**、2.43 系は **2.43.3 以上**、3.0 系は **3.0.1 以上**(アドバイザリは 2.44.0 も修正版として挙げる)。2.42.6 のリリースノートには「非推奨ノードを含むワークフローの作成・更新をブロックする」変更が入っている。 **更新後に既存ワークフローを点検する。** 修正前に保存された Function / Function Item / LangChain Code ノードは動き続けるので、該当ワークフローを洗い出して Code ノードへ置き換える。**N8N_DEPRECATED_NODES_BLOCK=false は設定しない**(脆弱な挙動に戻る)。 **すぐ上げられない場合(暫定策・公式記載)。** 環境変数 NODES_EXCLUDE に n8n-nodes-base.function・n8n-nodes-base.functionItem・@n8n/n8n-nodes-langchain.code を加え、ワークフローの作成・編集権限を信頼できる利用者に絞る。アドバイザリは、これらはリスクを完全には取り除かないとしている。

よくある質問(CVE-2026-119408)

CVE-2026-119408(n8n 2.42.6 未満 / 2.43.0〜2.43.3 未満 / 3.0.0)の影響は?

High(CVSS 8.8)に分類されるn8n n8n 2.42.6 未満 / 2.43.0〜2.43.3 未満 / 3.0.0(3.0.1 未満)の脆弱性です。**ワークフロー自動化ツール n8n で、非推奨になった Function / Function Item / LangChain Code ノードが隔離された task runner の外(n8n のメインプロセス)で JavaScript を実行してしまう。** n8n のアドバイザリ GHSA-9p7v-45m2-wxgj(2026年10月28日公開)によれば、ワークフローを作成・編集・インポートできる認証済みユーザーが、画面には出ないこれらのノード種別を名指ししたワークフローを入れると、メインプロセス上でコードを実行できる。 **評価値。** CVSS 3.1 は VulnCheck(CNA)の **8.8 High**(PR:L=ワークフローを編集できるアカウントが前提)、n8n 自身は CVSS 4.0 で 8.7 High としている。NVD の分析状況は Deferred。実際の悪用は 2026-11-02 時点で報告されておらず、CISA KEV にも未収載。 **修正前に保存したワークフローはそのまま動き続ける**とアドバイザリは注意しており、更新後もこれらのノードを使うワークフローを Code ノードへ置き換える必要がある。

CVE-2026-119408 の対応方法・回避策は?

**n8n を修正版へ上げる。** 2.42 系は **2.42.6 以上**、2.43 系は **2.43.3 以上**、3.0 系は **3.0.1 以上**(アドバイザリは 2.44.0 も修正版として挙げる)。2.42.6 のリリースノートには「非推奨ノードを含むワークフローの作成・更新をブロックする」変更が入っている。 **更新後に既存ワークフローを点検する。** 修正前に保存された Function / Function Item / LangChain Code ノードは動き続けるので、該当ワークフローを洗い出して Code ノードへ置き換える。**N8N_DEPRECATED_NODES_BLOCK=false は設定しない**(脆弱な挙動に戻る)。 **すぐ上げられない場合(暫定策・公式記載)。** 環境変数 NODES_EXCLUDE に n8n-nodes-base.function・n8n-nodes-base.functionItem・@n8n/n8n-nodes-langchain.code を加え、ワークフローの作成・編集権限を信頼できる利用者に絞る。アドバイザリは、これらはリスクを完全には取り除かないとしている。

自分の環境が CVE-2026-119408 の影響を受けるか確認するには?

n8n n8n 2.42.6 未満 / 2.43.0〜2.43.3 未満 / 3.0.0(3.0.1 未満) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-119408)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

« 一覧に戻る