脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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Critical CVSS 9.8 NEW
CVE-2026-112354

Etrel INCH AC 充電器の工場出荷アカウントで管理者ログイン(CVSS 9.8)

情報取得日: 2026/11/03・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-112354
製品Etrel / Etrel INCH AC 充電ステーション(ファームウェア 7.1.2 より前 / 8.0.0)
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-1392 既定の認証情報の使用
登録/公開日2026/11/03
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-112354

概要

**電気自動車用の AC 充電ステーション Etrel INCH の Web 管理画面に、工場出荷時の既定アカウントが固定で組み込まれており、認証されていない遠隔の攻撃者が管理者としてログインできる。** NVD に載った VulnCheck(CNA)の記述によれば、対象は **ファームウェア 7.1.2 より前と 8.0.1 より前の版**(VulnCheck のアドバイザリでは「7.1.2 未満」と「8.0.0 以上 8.0.1 未満」)。ログインは平文の HTTP で行える。 **影響。** 管理者として入った攻撃者は、充電器の設定一式、OCPP の ChargePoint Identity、充電管理システム(CSMS)への WebSocket 接続情報を取得でき、充電器を管理者として操作できる。CVSS 3.1 は **9.8 Critical**(VulnCheck 採点。CVSS 4.0 は 9.3)。NVD の分析状況は Received(2026-11-03)。 **悪用の状況。** 2026-11-04 時点で実際の悪用の報告は確認できず、CISA KEV にも未収載。発見者は Nir Yehoshua(Force Majeure)とされる。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure は同じ対応区分です: 対象外
Linux のみ異なります: ベンダーFW更新
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) 対象外
対象外(充電器本体のファームウェアの欠陥であり、AWS の更新対象ではない)。
CSMS を AWS 上で運用している場合も、修正は充電器側のファームウェア更新で行う。
参照リンク
GCP 対象外
対象外(充電器本体のファームウェアの欠陥であり、Google Cloud の更新対象ではない)。
CSMS を Google Cloud 上で運用している場合も、修正は充電器側で行う。
参照リンク
Azure 対象外
対象外(充電器本体のファームウェアの欠陥であり、Azure の更新対象ではない)。
CSMS を Azure 上で運用している場合も、修正は充電器側で行う。
参照リンク
Linux ベンダーFW更新
INCH 充電器のファームウェアを 7.1.2 以上(8.0 系は 8.0.1 以上)へ更新する。Linux ディストリの更新では直らない。
Etrel のファームウェア配布ページで 7.1.2 を確認(2026-11-04 時点)。8.0.1 は配布ページで未確認・Etrel に要確認。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**ファームウェアを 7.1.2 以上(8.0 系は 8.0.1 以上)へ上げる。** NVD と VulnCheck はこの2つの版を修正版としている。Etrel のファームウェア配布ページでは 7.1.2 が最新版(リリースノートの日付は2026年4月9日)として載っているが、リリースノートには本件や既定アカウントの変更への言及が無く、8.0.1 は配布ページで確認できていない。8.0 系を使っている場合の入手方法は **Etrel に要確認**。 **更新までの縮小策(一般的な対処)。** 管理画面をインターネットや来訪者が使うネットワークから到達できないようにし、管理用の閉じたネットワークか VPN の内側に置く。既定アカウントのパスワードを変更できる場合は変更する(固定で組み込まれている場合は変更できない可能性があり、その場合は到達経路を絶つしかない)。 **侵害の確認。** 管理画面へのログイン履歴、設定(特に CSMS の接続先と ChargePoint Identity)が意図せず変わっていないかを確かめる。漏れた可能性がある CSMS 側の認証情報は、充電管理システムの事業者と相談して入れ替える。 **完了条件**は、(1)全ての INCH 充電器が修正版のファームウェアであること、(2)管理画面が外部から到達できないこと、の2点である。

よくある質問(CVE-2026-112354)

CVE-2026-112354(Etrel INCH AC 充電ステーション)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるEtrel Etrel INCH AC 充電ステーション(ファームウェア 7.1.2 より前 / 8.0.0)の脆弱性です。**電気自動車用の AC 充電ステーション Etrel INCH の Web 管理画面に、工場出荷時の既定アカウントが固定で組み込まれており、認証されていない遠隔の攻撃者が管理者としてログインできる。** NVD に載った VulnCheck(CNA)の記述によれば、対象は **ファームウェア 7.1.2 より前と 8.0.1 より前の版**(VulnCheck のアドバイザリでは「7.1.2 未満」と「8.0.0 以上 8.0.1 未満」)。ログインは平文の HTTP で行える。 **影響。** 管理者として入った攻撃者は、充電器の設定一式、OCPP の ChargePoint Identity、充電管理システム(CSMS)への WebSocket 接続情報を取得でき、充電器を管理者として操作できる。CVSS 3.1 は **9.8 Critical**(VulnCheck 採点。CVSS 4.0 は 9.3)。NVD の分析状況は Received(2026-11-03)。 **悪用の状況。** 2026-11-04 時点で実際の悪用の報告は確認できず、CISA KEV にも未収載。発見者は Nir Yehoshua(Force Majeure)とされる。

CVE-2026-112354 の対応方法・回避策は?

**ファームウェアを 7.1.2 以上(8.0 系は 8.0.1 以上)へ上げる。** NVD と VulnCheck はこの2つの版を修正版としている。Etrel のファームウェア配布ページでは 7.1.2 が最新版(リリースノートの日付は2026年4月9日)として載っているが、リリースノートには本件や既定アカウントの変更への言及が無く、8.0.1 は配布ページで確認できていない。8.0 系を使っている場合の入手方法は **Etrel に要確認**。 **更新までの縮小策(一般的な対処)。** 管理画面をインターネットや来訪者が使うネットワークから到達できないようにし、管理用の閉じたネットワークか VPN の内側に置く。既定アカウントのパスワードを変更できる場合は変更する(固定で組み込まれている場合は変更できない可能性があり、その場合は到達経路を絶つしかない)。 **侵害の確認。** 管理画面へのログイン履歴、設定(特に CSMS の接続先と ChargePoint Identity)が意図せず変わっていないかを確かめる。漏れた可能性がある CSMS 側の認証情報は、充電管理システムの事業者と相談して入れ替える。 **完了条件**は、(1)全ての INCH 充電器が修正版のファームウェアであること、(2)管理画面が外部から到達できないこと、の2点である。

自分の環境が CVE-2026-112354 の影響を受けるか確認するには?

Etrel Etrel INCH AC 充電ステーション(ファームウェア 7.1.2 より前 / 8.0.0) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-112354)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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