脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
Critical CVSS 9.8 NEW
CVE-2026-119706

LMDeploy の /update_weights で未認証RCE(CVSS 9.8・修正版未公開)

情報取得日: 2026/10/30・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-119706
製品InternLM / LMDeploy 0.9.0〜0.18.0
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-502 信頼できないデータのデシリアライズ
登録/公開日2026/10/30
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-119706

概要

**LLM の推論・配信ツールキット LMDeploy の 0.9.0〜0.18.0 で、API サーバーの /update_weights エンドポイントが送られてきた pickle データを検証せずに復元するため、未認証のリモート攻撃者が OS コマンドを実行できる。** NVD の記述(CNA は VulnCheck)によれば、serialized_named_tensors に base64 で埋め込んだ細工済みの pickle を ForkingPickler.loads がそのまま読み込み、api_server プロセスの権限でコマンドが動く。 **評価値。** VulnCheck の CVSS 3.1 は **9.8 Critical**(ネットワーク経由・認証不要)、CVSS 4.0 は 9.3。NVD の分析状況は Deferred(NVD 自身の評価は付かない)。 **修正状況。** 2026-11-01 時点で修正版は出ていない。LMDeploy の最新リリースは 0.18.0 で、HTTP の /update_weights で pickle を既定で拒否する修正 PR(#4964、issue #4698 の修正)はまだマージされていない。CISA KEV には未収載。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: 情報確認中 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) 情報確認中
EC2 / ECS / EKS で動かしている LMDeploy の api_server は、セキュリティグループと ALB のルールで /update_weights への到達を止める。修正版は 2026-11-01 時点で未公開。
AWS 側の修正ではなくアプリケーション側の対処。修正版が出たらイメージを差し替える。
参照リンク
GCP 情報確認中
Compute Engine / GKE / Cloud Run 上の LMDeploy は、ファイアウォールルールとロードバランサで /update_weights への到達を止める。修正版は 2026-11-01 時点で未公開。
GCP 側にパッチは無い。
参照リンク
Azure 情報確認中
Azure VM / AKS / Container Apps 上の LMDeploy は、NSG とアプリケーションゲートウェイで /update_weights への到達を止める。修正版は 2026-11-01 時点で未公開。
Azure 側の修正ではなくアプリケーション側の対処。
参照リンク
Linux 情報確認中
pip で導入した LMDeploy は、修正を含むリリースが出たら更新する。それまでは api_server を localhost か信頼できるネットワークだけで待ち受けさせる。
ディストリの標準パッケージではないため USN / RHSA には出ない。修正 PR #4964 は 2026-11-01 時点で未マージ。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**修正版が出るまでは、API サーバーを信頼できないネットワークに出さず、/update_weights への到達を止める。** 2026-11-01 時点で修正版は無い。 - LMDeploy の api_server をインターネットや共用ネットワークへ直接公開しない。前段のリバースプロキシや WAF で /update_weights へのリクエストを遮断し、到達できる送信元をネットワーク側で絞る - 重みの更新機能を使っていない環境は、この経路を外から叩けないことを確認する - 修正 PR #4964 がマージされてリリースに入ったら、その版へ上げる(PR の内容では、HTTP の /update_weights は既定で pickle を拒否し、safetensors 形式か構造化した辞書だけを受け付けるようになる。pickle を送るクライアントは HTTP 400 になる) **完了条件**は、(1)api_server の /update_weights に信頼できない送信元から届かないことを確認した、(2)修正を含むリリースが出たら更新した、の2点である。

よくある質問(CVE-2026-119706)

CVE-2026-119706(LMDeploy 0.9.0〜0.18.0)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるInternLM LMDeploy 0.9.0〜0.18.0の脆弱性です。**LLM の推論・配信ツールキット LMDeploy の 0.9.0〜0.18.0 で、API サーバーの /update_weights エンドポイントが送られてきた pickle データを検証せずに復元するため、未認証のリモート攻撃者が OS コマンドを実行できる。** NVD の記述(CNA は VulnCheck)によれば、serialized_named_tensors に base64 で埋め込んだ細工済みの pickle を ForkingPickler.loads がそのまま読み込み、api_server プロセスの権限でコマンドが動く。 **評価値。** VulnCheck の CVSS 3.1 は **9.8 Critical**(ネットワーク経由・認証不要)、CVSS 4.0 は 9.3。NVD の分析状況は Deferred(NVD 自身の評価は付かない)。 **修正状況。** 2026-11-01 時点で修正版は出ていない。LMDeploy の最新リリースは 0.18.0 で、HTTP の /update_weights で pickle を既定で拒否する修正 PR(#4964、issue #4698 の修正)はまだマージされていない。CISA KEV には未収載。

CVE-2026-119706 の対応方法・回避策は?

**修正版が出るまでは、API サーバーを信頼できないネットワークに出さず、/update_weights への到達を止める。** 2026-11-01 時点で修正版は無い。 - LMDeploy の api_server をインターネットや共用ネットワークへ直接公開しない。前段のリバースプロキシや WAF で /update_weights へのリクエストを遮断し、到達できる送信元をネットワーク側で絞る - 重みの更新機能を使っていない環境は、この経路を外から叩けないことを確認する - 修正 PR #4964 がマージされてリリースに入ったら、その版へ上げる(PR の内容では、HTTP の /update_weights は既定で pickle を拒否し、safetensors 形式か構造化した辞書だけを受け付けるようになる。pickle を送るクライアントは HTTP 400 になる) **完了条件**は、(1)api_server の /update_weights に信頼できない送信元から届かないことを確認した、(2)修正を含むリリースが出たら更新した、の2点である。

自分の環境が CVE-2026-119706 の影響を受けるか確認するには?

InternLM LMDeploy 0.9.0〜0.18.0 を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-119706)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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