情報取得日: 2026/10/08・本ページは公開情報の非公式まとめです
| CVE ID | CVE-2021-3199 |
|---|---|
| 製品 | ONLYOFFICE(Ascensio System SIA) / ONLYOFFICE Document Server(Docs)5.6.3 未満・JWT 使用時 |
| CVSS | 9.8(Critical) CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| 種別 (CWE) | CWE-22 パストラバーサル |
| 登録/公開日 | 2026/10/08 |
| KEV 期限 | 2026/10/11 まで(米国連邦機関向け目安) |
| 推奨対応 | ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、CISA の BOD 26-04(リスクに基づくセキュリティ更新の優先順位付け)および「Forensics Triage Requirements」に従うこと。クラウドサービスについては該当する BOD 26-04 のガイダンスに従い、緩和策が無い場合は当該製品の使用を停止すること。各資産のインターネット露出を評価し、BOD 26-04 のパッチ適用ガイドラインを順守する責任は利用者側にある。 |
| 出典 | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2021-3199 |
オンラインのオフィス文書編集サーバ ONLYOFFICE Document Server(現 ONLYOFFICE Docs)の `/upload` で、**JWT を使っている構成のとき、画像アップロードのパラメータに `/..` を含めると保存先のディレクトリを抜けられ、リモートでのコード実行につながる**欠陥。NVD の記述では対象は 5.6.3 より前。ONLYOFFICE の変更履歴の 5.6.3 には「画像アップロードのパラメータ経由のパストラバーサルを修正(Bug #46113)」とある。 **悪用が確認されている。** 公開は 2021年1月で、GitHub 上に概念実証コードが公開されている。CISA は 2026年10月8日に KEV へ収載し、**是正期限を 2026年10月11日**とした。KEV 上のランサムウェア利用は Unknown(不明)。 CVSS 3.1 は NVD(Primary)と CISA-ADP がともに 9.8 Critical(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)。旧 CVSS v2 では 7.5。
各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。
| 環境 | 対応状況 | 対応方法・備考 |
|---|---|---|
| AWS (ECS/EC2) | パッチあり(アプリ更新) |
EC2 / ECS / EKS 上の ONLYOFFICE Document Server を 5.6.3 以上(保守中の最新版)へ更新する。コンテナはイメージを差し替えて再デプロイする。
AWS 側の修正ではなくアプリケーションの更新が対処。
参照リンク
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| GCP | パッチあり(アプリ更新) |
Compute Engine / GKE 上の ONLYOFFICE Document Server を 5.6.3 以上へ更新する。
GCP 側にパッチは無い。
参照リンク
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| Azure | パッチあり(アプリ更新) |
Azure VM / AKS 上の ONLYOFFICE Document Server を 5.6.3 以上へ更新する。
Azure 側の修正ではなくアプリケーションの更新が対処。
参照リンク
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| Linux | パッチあり(アプリ更新) |
ONLYOFFICE の公式リポジトリ(deb / rpm)や Docker イメージで導入した Document Server を 5.6.3 以上へ更新する。
ディストリの標準パッケージではないため USN / RHSA には出ない。
参照リンク
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**ONLYOFFICE Document Server を 5.6.3 以上へ更新する。** 修正は 5.6.3 の変更履歴に記載されている。2021年の欠陥なので、現行の版を使っていれば修正済みで、対象になるのは更新を止めた古いサーバや、ONLYOFFICE を組み込んだ製品(Nextcloud / ownCloud などとの連携用に別途立てたサーバを含む)である。 **影響を受けるかの確認**は、Document Server の版(`/healthcheck` ではなく、管理画面やパッケージ・コンテナイメージのタグ)を見て 5.6.3 より前かどうか。公式の回避策は確認できない。更新まではインターネットから Document Server に直接届かないようにし、連携元のサーバからだけ到達できるように絞る(これは公式の緩和策ではなく一般的な到達経路の削減)。 **侵害の有無の確認。** 古い版を公開していた場合は、Document Server の保存ディレクトリ以外に不審なファイルが作られていないか、プロセスに不審な子プロセスが無いかを点検し、疑わしければサーバを作り直す。 **完了条件**は、全ての Document Server が 5.6.3 以上(実際には保守中の最新版)であること。
Critical(CVSS 9.8)に分類されるONLYOFFICE(Ascensio System SIA) ONLYOFFICE Document Server(Docs)5.6.3 未満・JWT 使用時の脆弱性です。オンラインのオフィス文書編集サーバ ONLYOFFICE Document Server(現 ONLYOFFICE Docs)の `/upload` で、**JWT を使っている構成のとき、画像アップロードのパラメータに `/..` を含めると保存先のディレクトリを抜けられ、リモートでのコード実行につながる**欠陥。NVD の記述では対象は 5.6.3 より前。ONLYOFFICE の変更履歴の 5.6.3 には「画像アップロードのパラメータ経由のパストラバーサルを修正(Bug #46113)」とある。 **悪用が確認されている。** 公開は 2021年1月で、GitHub 上に概念実証コードが公開されている。CISA は 2026年10月8日に KEV へ収載し、**是正期限を 2026年10月11日**とした。KEV 上のランサムウェア利用は Unknown(不明)。 CVSS 3.1 は NVD(Primary)と CISA-ADP がともに 9.8 Critical(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)。旧 CVSS v2 では 7.5。
**ONLYOFFICE Document Server を 5.6.3 以上へ更新する。** 修正は 5.6.3 の変更履歴に記載されている。2021年の欠陥なので、現行の版を使っていれば修正済みで、対象になるのは更新を止めた古いサーバや、ONLYOFFICE を組み込んだ製品(Nextcloud / ownCloud などとの連携用に別途立てたサーバを含む)である。 **影響を受けるかの確認**は、Document Server の版(`/healthcheck` ではなく、管理画面やパッケージ・コンテナイメージのタグ)を見て 5.6.3 より前かどうか。公式の回避策は確認できない。更新まではインターネットから Document Server に直接届かないようにし、連携元のサーバからだけ到達できるように絞る(これは公式の緩和策ではなく一般的な到達経路の削減)。 **侵害の有無の確認。** 古い版を公開していた場合は、Document Server の保存ディレクトリ以外に不審なファイルが作られていないか、プロセスに不審な子プロセスが無いかを点検し、疑わしければサーバを作り直す。 **完了条件**は、全ての Document Server が 5.6.3 以上(実際には保守中の最新版)であること。
ONLYOFFICE(Ascensio System SIA) ONLYOFFICE Document Server(Docs)5.6.3 未満・JWT 使用時 を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2021-3199)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。
はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/10/11 です。推奨される対応: ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、CISA の BOD 26-04(リスクに基づくセキュリティ更新の優先順位付け)および「Forensics Triage Requirements」に従うこと。クラウドサービスについては該当する BOD 26-04 のガイダンスに従い、緩和策が無い場合は当該製品の使用を停止すること。各資産のインターネット露出を評価し、BOD 26-04 のパッチ適用ガイドラインを順守する責任は利用者側にある。
本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。