脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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Critical CVSS 9.8 NEW KEV 悪用確認
CVE-2026-58644

Microsoft SharePoint Server 未認証の遠隔コード実行(信頼できないデータのデシリアライズ・実際に悪用・KEV)

情報取得日: 2026/07/16/最終確認: 2026/07/22・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-58644
製品Microsoft / SharePoint Server 2016 / 2019 / Subscription Edition
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-502 Deserialization of Untrusted Data
登録/公開日2026/07/16
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-58644

概要

オンプレミスの Microsoft SharePoint Server に、信頼できないデータのデシリアライズに起因する未認証RCEがある。攻撃者は細工したシリアライズ済みペイロードをネットワーク経由で送るだけで、認証なしにサーバ上で任意コードを実行できる(CVSS 9.8)。Microsoft は2026年7月のPatch Tuesdayで修正(SharePoint 2016 は KB5002653、2019 は KB5002654、Subscription Edition は KB5002655)。その後 Microsoft は本CVEを実際に悪用ありに更新し、CISA は KEV に 2026-07-16 追加した。SharePoint Online(Microsoft 365) は影響を受けない(オンプレミス製品のみ)。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
EC2等のWindows上でSharePoint Serverを運用している場合はMicrosoftの2026年7月更新を適用。公開が必要ならセキュリティグループ/WAFでアクセス元を限定。
顧客管理アプリの脆弱性。AWS固有の対応ではなくMicrosoftのパッチで対応。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
Compute Engine上のWindowsでSharePoint Serverを運用している場合は2026年7月更新を適用し公開範囲を制限。
顧客管理アプリ側の更新で対応。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure VM上でSharePoint Serverを運用している場合は2026年7月更新を適用。SharePoint Online(M365)は対象外。
IaaS上の顧客管理SharePointが対象。マネージドのSharePoint Onlineは影響なし。
参照リンク
Linux 情報確認中
SharePoint Server はWindows専用のため Linux は影響を受けない。
該当なし。
参照リンク

CVE-2026-58644 の対応手順(環境別)

確認できた公式情報に基づく環境別の対応手順です。実施前に必ず一次情報と自環境で検証してください。

  1. AWS 環境での対応
    EC2等のWindows上でSharePoint Serverを運用している場合はMicrosoftの2026年7月更新を適用。公開が必要ならセキュリティグループ/WAFでアクセス元を限定。(顧客管理アプリの脆弱性。AWS固有の対応ではなくMicrosoftのパッチで対応。) 参照
  2. GCP 環境での対応
    Compute Engine上のWindowsでSharePoint Serverを運用している場合は2026年7月更新を適用し公開範囲を制限。(顧客管理アプリ側の更新で対応。) 参照
  3. Azure 環境での対応
    Azure VM上でSharePoint Serverを運用している場合は2026年7月更新を適用。SharePoint Online(M365)は対象外。(IaaS上の顧客管理SharePointが対象。マネージドのSharePoint Onlineは影響なし。) 参照
  4. Linux 環境での対応
    SharePoint Server はWindows専用のため Linux は影響を受けない。(該当なし。) 参照

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

オンプレミスSharePoint Serverを運用している場合、2026年7月のセキュリティ更新(該当KB)を直ちに適用する。適用まではインターネットからの直接公開を避け、WAF/リバースプロキシ/アクセス制限の背後に置き、AMSI連携を有効化する。侵害痕跡(不審なファイル・IISワーカプロセスからの子プロセス生成・Webシェル)を点検する。SharePoint Online は対象外。

よくある質問(CVE-2026-58644)

CVE-2026-58644(SharePoint Server 2016 / 2019 / Subscription Edition)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるMicrosoft SharePoint Server 2016 / 2019 / Subscription Editionの脆弱性です。オンプレミスの Microsoft SharePoint Server に、信頼できないデータのデシリアライズに起因する未認証RCEがある。攻撃者は細工したシリアライズ済みペイロードをネットワーク経由で送るだけで、認証なしにサーバ上で任意コードを実行できる(CVSS 9.8)。Microsoft は2026年7月のPatch Tuesdayで修正(SharePoint 2016 は KB5002653、2019 は KB5002654、Subscription Edition は KB5002655)。その後 Microsoft は本CVEを実際に悪用ありに更新し、CISA は KEV に 2026-07-16 追加した。SharePoint Online(Microsoft 365) は影響を受けない(オンプレミス製品のみ)。

CVE-2026-58644 の対応方法・回避策は?

オンプレミスSharePoint Serverを運用している場合、2026年7月のセキュリティ更新(該当KB)を直ちに適用する。適用まではインターネットからの直接公開を避け、WAF/リバースプロキシ/アクセス制限の背後に置き、AMSI連携を有効化する。侵害痕跡(不審なファイル・IISワーカプロセスからの子プロセス生成・Webシェル)を点検する。SharePoint Online は対象外。

自分の環境が CVE-2026-58644 の影響を受けるか確認するには?

Microsoft SharePoint Server 2016 / 2019 / Subscription Edition を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-58644)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

CVE-2026-58644 は実際に悪用されている?

はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。早急な対応が推奨されます。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/07/22)。

CISA KEV(悪用確認・対応期限・ランサム利用の出典)
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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