脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
High CVSS 8.8 KEV 悪用確認 ランサムウェア悪用
CVE-2026-45659

Microsoft SharePoint Server デシリアライズ(認証済み RCE)

情報取得日: 2026/07/01/最終確認: 2026/08/23・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-45659
製品Microsoft / SharePoint Server
CVSS8.8(High)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-502 信頼できないデータのデシリアライズ
登録/公開日2026/07/01
KEV 期限2026/07/04 まで(米国連邦機関向け目安)
推奨対応ベンダー指示に従って緩和策を適用(BOD 26-04 準拠)
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-45659

概要

Microsoft SharePoint Server(オンプレ)の信頼できないデータのデシリアライズの脆弱性。認証済み攻撃者がネットワーク経由でコード実行に至る。修正版は SharePoint Enterprise 2016 が 16.0.5552.1002 以降、2019 が 16.0.10417.20128 以降、Subscription Edition が 16.0.19725.20280 以降。 **再確認(2026-08-12)**: KEV カタログ 2026.08.11 版で収載が続いており、**ランサムウェアキャンペーンでの利用が確認済み(Known)** である。是正期限 2026-07-04 は経過している。 この CVE は PR:L(認証済み)が前提なので、単体では「認証を突破されなければ安全」に見える。しかし**オンプレ SharePoint は社内の広い範囲に閲覧権限が配られている**のが普通で、フィッシングで一般利用者の1アカウントが取られた時点で前提が満たされる。ランサムウェア利用が確認されているという事実は、実際にその経路が使われていることを意味する。 **優先度の判断は「認証済みだから後回し」ではなく「一般利用者アカウントが1つ漏れたら成立する」で行うこと。** SharePoint Online(Microsoft 365)はサービス側で管理されるため利用者のパッチ適用は不要である点は変わらない。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure は同じ対応区分です: パッチあり(アプリ更新)
Linux のみ異なります: 対象外
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
EC2(Windows)上の SharePoint Server に Microsoft の修正版を適用
自己管理の Windows Server 上 SharePoint。AWS 固有の修正提供はなく、Microsoft の更新プログラムを利用者が適用。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
GCE(Windows)上の SharePoint Server に Microsoft の修正版を適用
GCP 固有の修正提供は確認できず。Microsoft の更新を利用者が適用。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure VM 上の SharePoint Server に Microsoft の修正版を適用。SharePoint Online はサービス側で対応
Azure VM 上のオンプレ SharePoint は利用者がパッチ適用。マネージドの SharePoint Online(M365)は Microsoft 側で対応済みとされる。
参照リンク
Linux 対象外
該当なし(SharePoint Server は Windows 専用)
SharePoint Server は Windows 専用製品のため Linux は非該当。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

Microsoft の月例更新(MSRC アドバイザリ)を適用するのが確実。オンプレ SharePoint 固有で、SharePoint Online(Microsoft 365)はサービス側で管理されるため利用者のパッチ適用は不要とされる。

よくある質問(CVE-2026-45659)

CVE-2026-45659(SharePoint Server)の影響は?

High(CVSS 8.8)に分類されるMicrosoft SharePoint Serverの脆弱性です。Microsoft SharePoint Server(オンプレ)の信頼できないデータのデシリアライズの脆弱性。認証済み攻撃者がネットワーク経由でコード実行に至る。修正版は SharePoint Enterprise 2016 が 16.0.5552.1002 以降、2019 が 16.0.10417.20128 以降、Subscription Edition が 16.0.19725.20280 以降。 **再確認(2026-08-12)**: KEV カタログ 2026.08.11 版で収載が続いており、**ランサムウェアキャンペーンでの利用が確認済み(Known)** である。是正期限 2026-07-04 は経過している。 この CVE は PR:L(認証済み)が前提なので、単体では「認証を突破されなければ安全」に見える。しかし**オンプレ SharePoint は社内の広い範囲に閲覧権限が配られている**のが普通で、フィッシングで一般利用者の1アカウントが取られた時点で前提が満たされる。ランサムウェア利用が確認されているという事実は、実際にその経路が使われていることを意味する。 **優先度の判断は「認証済みだから後回し」ではなく「一般利用者アカウントが1つ漏れたら成立する」で行うこと。** SharePoint Online(Microsoft 365)はサービス側で管理されるため利用者のパッチ適用は不要である点は変わらない。

CVE-2026-45659 の対応方法・回避策は?

Microsoft の月例更新(MSRC アドバイザリ)を適用するのが確実。オンプレ SharePoint 固有で、SharePoint Online(Microsoft 365)はサービス側で管理されるため利用者のパッチ適用は不要とされる。

自分の環境が CVE-2026-45659 の影響を受けるか確認するには?

Microsoft SharePoint Server を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-45659)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

CVE-2026-45659 は実際に悪用されている?

はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/07/04 です。推奨される対応: ベンダー指示に従って緩和策を適用(BOD 26-04 準拠)

このCVEの変更履歴

掲載後に NVD・CISA KEV 側で確定した変化を、日次の自動突合で記録したものです(新しい順)。掲載前の変化は記録がないため含みません。

  • 2026/08/11CISA KEVランサムウェア利用が確認

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/08/23)。

CISA KEV(悪用確認・対応期限・ランサム利用の出典)
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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