脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
Critical CVSS 9.1
CVE-2026-45063

Symfony X509Authenticator 認証バイパス(証明書によるなりすまし)

情報取得日: 2026/07/14/最終確認: 2026/08/10・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-45063
製品Symfony / Symfony (PHP framework)
CVSS9.1(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N
種別 (CWE)CWE-290 なりすましによる認証バイパス
登録/公開日2026/07/14
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-45063

概要

Symfony の X509Authenticator が、クライアント証明書の識別名(DN)から emailAddress を取り出す際に、先頭を固定しない正規表現で DN 内のどこにある emailAddress= にも一致してしまう脆弱性。信頼された証明書を持つ攻撃者が、CN などのフィールドに emailAddress の値を埋め込むことで別のユーザーになりすませる。影響は 5.4.52 未満、6.0.0 以上 6.4.40 未満、7.0.0 以上 7.4.12 未満、8.0.0 以上 8.0.12 未満。NVD 一次スコアは CVSS 3.1 基本値 9.1(Critical)。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: パッチあり(アプリ更新) 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
アプリケーションの composer 依存を 5.4.52 / 6.4.40 / 7.4.12 / 8.0.12 以降へ更新して再デプロイ
Symfony はアプリに同梱されるライブラリなので、EC2/ECS/Lambda いずれでもコンテナイメージまたはデプロイ成果物の再作成が必要。AWS 固有の修正提供はない。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
GCE/GKE/Cloud Run のアプリで composer 依存を修正版へ更新して再デプロイ
GCP 固有の修正提供はない。イメージの再ビルドが必要。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
App Service / AKS のアプリで composer 依存を修正版へ更新して再デプロイ
Azure 固有の修正提供はない。イメージまたはデプロイ成果物の再作成が必要。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
composer update symfony/security-http などアプリ側の依存更新で対応する
Symfony はディストリのパッケージではなく composer で導入するのが通常。OS のセキュリティ更新では直らない点に注意。修正コミットは 59ef484029601a7af06f5e06c6ed921fdcea5a0d。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

Symfony を 5.4.52 / 6.4.40 / 7.4.12 / 8.0.12 以降へ更新するのが確実な対応(composer update)。X509Authenticator(クライアント証明書認証)を使っていない構成は影響を受けないので、まず該当機能の利用有無を確認して優先度を決める。証明書認証を使っている場合は、更新までの緩和として、信頼するCAを自組織のものだけに限定し、CN など emailAddress 以外のフィールドに任意文字列を入れられる発行フローを止める。

よくある質問(CVE-2026-45063)

CVE-2026-45063(Symfony)の影響は?

Critical(CVSS 9.1)に分類されるSymfony Symfony (PHP framework)の脆弱性です。Symfony の X509Authenticator が、クライアント証明書の識別名(DN)から emailAddress を取り出す際に、先頭を固定しない正規表現で DN 内のどこにある emailAddress= にも一致してしまう脆弱性。信頼された証明書を持つ攻撃者が、CN などのフィールドに emailAddress の値を埋め込むことで別のユーザーになりすませる。影響は 5.4.52 未満、6.0.0 以上 6.4.40 未満、7.0.0 以上 7.4.12 未満、8.0.0 以上 8.0.12 未満。NVD 一次スコアは CVSS 3.1 基本値 9.1(Critical)。

CVE-2026-45063 の対応方法・回避策は?

Symfony を 5.4.52 / 6.4.40 / 7.4.12 / 8.0.12 以降へ更新するのが確実な対応(composer update)。X509Authenticator(クライアント証明書認証)を使っていない構成は影響を受けないので、まず該当機能の利用有無を確認して優先度を決める。証明書認証を使っている場合は、更新までの緩和として、信頼するCAを自組織のものだけに限定し、CN など emailAddress 以外のフィールドに任意文字列を入れられる発行フローを止める。

自分の環境が CVE-2026-45063 の影響を受けるか確認するには?

Symfony Symfony (PHP framework) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-45063)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/08/10)。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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