情報取得日: 2026/03/25/最終確認: 2026/08/15・本ページは公開情報の非公式まとめです
| CVE ID | CVE-2026-33017 |
|---|---|
| 製品 | Langflow / Langflow |
| CVSS | 9.8(Critical) CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| 種別 (CWE) | CWE-94 コード生成の制御不備(コードインジェクション。CNA は CWE-95 と CWE-306 認証の欠落も併記) |
| 登録/公開日 | 2026/03/25 |
| KEV 期限 | 2026/04/08 まで(米国連邦機関向け目安) |
| 推奨対応 | ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、クラウドサービスについては該当する BOD 22-01 のガイダンスに従うこと。緩和策が無い場合は当該製品の使用を停止すること。 |
| 出典 | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-33017 |
AI エージェント構築ツール Langflow の POST /api/v1/build_public_tmp/{flow_id}/flow エンドポイントに、認証なしで公開フローをビルドできる設計上の穴がある。このエンドポイントは公開フロー用なので未認証であること自体は意図された動作だが、任意指定の data パラメータを付けると、データベースに保存されたフロー定義ではなく攻撃者が渡したフローデータを使ってしまう。フロー定義のノードには Python コードを書けるため、そのコードがサンドボックスなしで exec() に渡され、結果として未認証のリモートコード実行になる。advisory は、これは /api/v1/validate/code に認証を追加して修正された CVE-2025-3248 とは別物だと明示している。修正版について記述の粒度が分かれており、NVD の説明文は 1.9.0 未満が影響し 1.9.0 で修正されたとする一方、CPE の影響範囲は 1.8.2 未満で、参照には 1.8.2 のリリースノートが挙がっている。実際の適用版は公式のアドバイザリで要確認である。CVSS は NVD(Primary)が 9.8 Critical(CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)、CNA の GitHub が CVSS 4.0 で 9.3 Critical(AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:L/SI:L/SA:L)で、いずれも Critical である。CISA KEV には 2026-03-25 に収載され、是正期限は 2026-04-08、ランサムウェア利用は Unknown。NVD の vulnStatus は Analyzed。
各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。
| 環境 | 対応状況 | 対応方法・備考 |
|---|---|---|
| AWS (ECS/EC2) | パッチあり(アプリ更新) |
ECS / EKS / EC2 上の Langflow を公式に修正版とされた版へ更新し、コンテナイメージを再取得して入れ替える
AWS 側の欠陥ではなく利用者が動かすアプリの問題。ALB のターゲットグループに残った旧タスク、検証用に立てた EC2、EKS の別 namespace の Pod が残りやすい。インスタンスプロファイル経由で取れた権限を前提に IAM の棚卸しも行う。
参照リンク
|
| GCP | パッチあり(アプリ更新) |
GKE / Compute Engine / Cloud Run 上の Langflow イメージを修正版へ更新する
Cloud Run で認証なし(allUsers への呼び出し許可)で公開していると未認証エンドポイントがそのまま外に出る。IAP や認証プロキシの背後へ移すか、更新までは公開を止める。サービスアカウントの権限も見直す。
参照リンク
|
| Azure | パッチあり(アプリ更新) |
AKS / Azure VM / Container Apps 上の Langflow を修正版へ更新する
Container Apps の Ingress を external にしていると直接到達できる。更新までは internal へ切り替えるか送信元 IP を制限する。マネージド ID に付けた権限の範囲も確認する。
参照リンク
|
| Linux | パッチあり(アプリ更新) |
pip でインストールした langflow を修正版へ更新する(uv や pipx で入れた環境も同様に更新する)
ディストリのパッケージではなく Python のパッケージなので、OS の更新では直らない。仮想環境が複数ある場合はすべての環境の版を確認する。systemd で常駐させている場合は更新後の再起動を忘れない。
参照リンク
|
自分の環境が該当するかは、まず Langflow を外部公開しているかどうかで切り分ける。未認証で到達できる経路が本質なので、ALB や Ingress、Cloud Run、リバースプロキシの前段で 7860 番などの Langflow のポートがインターネットに出ていないかを確認し、次にバージョンを見る。バージョンは pip show langflow か docker image inspect、あるいは UI のフッターで確認できる。見落としやすいのは、検証用に立てて放置したコンテナ、Docker Compose のサンプル構成、社内の LLM 実験環境で、いずれも認証を付けずに立ち上げがちな場所である。すぐ更新できない場合の緩和策は、経路を閉じることに絞られる。当該エンドポイントは仕様として未認証なので設定で認証を足す形の回避はできず、インターネットからの到達を止める(セキュリティグループや firewall で送信元を絞る、認証プロキシの背後に置く、公開フロー機能を使っていなければ外部公開そのものをやめる)ほかない。完了条件は、(1)稼働中の全インスタンスが公式に修正版とされた版へ上がっていること、(2)インターネットから直接叩ける Langflow が無いことを外側から確認できていること、の2点である。ただし KEV 収載済み、つまり実際に悪用されている脆弱性なので、更新だけでは終わらない。フローの実行権限で任意コードが動く前提なので、Langflow のプロセスが持っていた API キー(OpenAI などの LLM プロバイダのキー、データベースの資格情報、クラウドのメタデータ経由で取れるロール)はすべて漏洩したものとして再発行し、アクセスログに build_public_tmp への POST が無いか、コンテナ内に見慣れないプロセスや cron が無いかを確認する。是正期限 2026-04-08 は既に過ぎているため、残っている環境は期限超過扱いで最優先に処理する。
Critical(CVSS 9.8)に分類されるLangflow Langflowの脆弱性です。AI エージェント構築ツール Langflow の POST /api/v1/build_public_tmp/{flow_id}/flow エンドポイントに、認証なしで公開フローをビルドできる設計上の穴がある。このエンドポイントは公開フロー用なので未認証であること自体は意図された動作だが、任意指定の data パラメータを付けると、データベースに保存されたフロー定義ではなく攻撃者が渡したフローデータを使ってしまう。フロー定義のノードには Python コードを書けるため、そのコードがサンドボックスなしで exec() に渡され、結果として未認証のリモートコード実行になる。advisory は、これは /api/v1/validate/code に認証を追加して修正された CVE-2025-3248 とは別物だと明示している。修正版について記述の粒度が分かれており、NVD の説明文は 1.9.0 未満が影響し 1.9.0 で修正されたとする一方、CPE の影響範囲は 1.8.2 未満で、参照には 1.8.2 のリリースノートが挙がっている。実際の適用版は公式のアドバイザリで要確認である。CVSS は NVD(Primary)が 9.8 Critical(CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)、CNA の GitHub が CVSS 4.0 で 9.3 Critical(AV:N/AC:L/AT:N/PR:N/UI:N/VC:H/VI:H/VA:H/SC:L/SI:L/SA:L)で、いずれも Critical である。CISA KEV には 2026-03-25 に収載され、是正期限は 2026-04-08、ランサムウェア利用は Unknown。NVD の vulnStatus は Analyzed。
自分の環境が該当するかは、まず Langflow を外部公開しているかどうかで切り分ける。未認証で到達できる経路が本質なので、ALB や Ingress、Cloud Run、リバースプロキシの前段で 7860 番などの Langflow のポートがインターネットに出ていないかを確認し、次にバージョンを見る。バージョンは pip show langflow か docker image inspect、あるいは UI のフッターで確認できる。見落としやすいのは、検証用に立てて放置したコンテナ、Docker Compose のサンプル構成、社内の LLM 実験環境で、いずれも認証を付けずに立ち上げがちな場所である。すぐ更新できない場合の緩和策は、経路を閉じることに絞られる。当該エンドポイントは仕様として未認証なので設定で認証を足す形の回避はできず、インターネットからの到達を止める(セキュリティグループや firewall で送信元を絞る、認証プロキシの背後に置く、公開フロー機能を使っていなければ外部公開そのものをやめる)ほかない。完了条件は、(1)稼働中の全インスタンスが公式に修正版とされた版へ上がっていること、(2)インターネットから直接叩ける Langflow が無いことを外側から確認できていること、の2点である。ただし KEV 収載済み、つまり実際に悪用されている脆弱性なので、更新だけでは終わらない。フローの実行権限で任意コードが動く前提なので、Langflow のプロセスが持っていた API キー(OpenAI などの LLM プロバイダのキー、データベースの資格情報、クラウドのメタデータ経由で取れるロール)はすべて漏洩したものとして再発行し、アクセスログに build_public_tmp への POST が無いか、コンテナ内に見慣れないプロセスや cron が無いかを確認する。是正期限 2026-04-08 は既に過ぎているため、残っている環境は期限超過扱いで最優先に処理する。
Langflow Langflow を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-33017)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。
はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/04/08 です。推奨される対応: ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、クラウドサービスについては該当する BOD 22-01 のガイダンスに従うこと。緩和策が無い場合は当該製品の使用を停止すること。
本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/08/15)。