情報取得日: 2026/10/17・本ページは公開情報の非公式まとめです
| CVE ID | CVE-2026-104736 |
|---|---|
| 製品 | ThimPress / LearnPress(WordPress の LMS プラグイン)4.4.10 以下 |
| CVSS | 9.8(Critical) CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| 種別 (CWE) | CWE-502 信頼できないデータのデシリアライズ |
| 登録/公開日 | 2026/10/17 |
| 出典 | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-104736 |
**WordPress で講座サイトを作るプラグイン LearnPress に、ログインしていない攻撃者が PHP オブジェクトを注入できる欠陥がある。** NVD に載った Wordfence(CNA)の記述によれば、対象は **4.4.10 以下の全ての版**。購入手続きの AJAX 処理で受け取る `checkout-email` の値は `sanitize_text_field()` を通るだけでシリアライズ形式の文字列が残り、LearnPress のセッション表に保存される。次の要求で `LP_Session_Handler::get()` が `LP_Helper::maybe_unserialize()` 経由で、許可クラスの制限なしに `unserialize()` へ渡してしまう。 CVSS 3.1 は **9.8 Critical**(Wordfence の評価)。NVD は2026年10月17日に公開し、分析状況は Received。WordPress.org の掲載では有効インストール数は7万以上。 **実害の大きさは、同じサイトに入っている他のプラグインやテーマ次第である。** PHP オブジェクトインジェクションは、読み込まれているコードに悪用できるクラスの連鎖(POP チェーン)があると、ファイルの削除や任意コード実行に至る(一般論)。悪用の報告は確認できておらず、CISA KEV にも収載されていない。
各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。
| 環境 | 対応状況 | 対応方法・備考 |
|---|---|---|
| AWS (ECS/EC2) | パッチあり(アプリ更新) |
EC2 / Lightsail などの WordPress で LearnPress を 4.4.11 以上へ更新する。
AWS から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-18 時点)。AWS WAF の WordPress 向けマネージドルールで本件を防げるかは確認できていない。
参照リンク
|
| GCP | パッチあり(アプリ更新) |
Compute Engine などの WordPress で LearnPress を 4.4.11 以上へ更新する。
GCP から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-18 時点)。
参照リンク
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| Azure | パッチあり(アプリ更新) |
Azure VM / App Service の WordPress で LearnPress を 4.4.11 以上へ更新する。
Azure から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-18 時点)。
参照リンク
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| Linux | パッチあり(アプリ更新) |
WordPress の管理画面か WP-CLI(`wp plugin update learnpress`)で 4.4.11 以上へ更新する。OS の更新では直らない。
WordPress プラグインはディストリのパッケージではないため、Ubuntu USN / Red Hat RHSA / Debian security tracker には載らない。
参照リンク
|
**LearnPress を 4.4.11 以降へ上げる。** WordPress.org の変更履歴では、4.4.11(2026年10月16日)に Wordfence ほかへの謝辞付きで「Fixed: security」が入っている。 **4.4.10 のままにしない。** 4.4.10(2026年10月9日)でも `LP_Helper::maybe_unserialize()` は `allowed_classes` を無効にする形に変わっているが、Wordfence の記録は 4.4.10 までを対象としており、どの版で塞がったかは公開情報だけでは一致しない。最新の 4.4.11 に上げるのが確実である。 **影響を受けるかの確認**は、管理画面のプラグイン一覧で LearnPress の版が 4.4.10 以下かどうか。購入手続きの処理は未ログインで呼べるので、講座を販売していないサイトでも有効化していれば対象と考える。 **完了条件**は、LearnPress が 4.4.11 以上であること。自動更新を止めているサイトでは手動で更新する。
Critical(CVSS 9.8)に分類されるThimPress LearnPress(WordPress の LMS プラグイン)4.4.10 以下の脆弱性です。**WordPress で講座サイトを作るプラグイン LearnPress に、ログインしていない攻撃者が PHP オブジェクトを注入できる欠陥がある。** NVD に載った Wordfence(CNA)の記述によれば、対象は **4.4.10 以下の全ての版**。購入手続きの AJAX 処理で受け取る `checkout-email` の値は `sanitize_text_field()` を通るだけでシリアライズ形式の文字列が残り、LearnPress のセッション表に保存される。次の要求で `LP_Session_Handler::get()` が `LP_Helper::maybe_unserialize()` 経由で、許可クラスの制限なしに `unserialize()` へ渡してしまう。 CVSS 3.1 は **9.8 Critical**(Wordfence の評価)。NVD は2026年10月17日に公開し、分析状況は Received。WordPress.org の掲載では有効インストール数は7万以上。 **実害の大きさは、同じサイトに入っている他のプラグインやテーマ次第である。** PHP オブジェクトインジェクションは、読み込まれているコードに悪用できるクラスの連鎖(POP チェーン)があると、ファイルの削除や任意コード実行に至る(一般論)。悪用の報告は確認できておらず、CISA KEV にも収載されていない。
**LearnPress を 4.4.11 以降へ上げる。** WordPress.org の変更履歴では、4.4.11(2026年10月16日)に Wordfence ほかへの謝辞付きで「Fixed: security」が入っている。 **4.4.10 のままにしない。** 4.4.10(2026年10月9日)でも `LP_Helper::maybe_unserialize()` は `allowed_classes` を無効にする形に変わっているが、Wordfence の記録は 4.4.10 までを対象としており、どの版で塞がったかは公開情報だけでは一致しない。最新の 4.4.11 に上げるのが確実である。 **影響を受けるかの確認**は、管理画面のプラグイン一覧で LearnPress の版が 4.4.10 以下かどうか。購入手続きの処理は未ログインで呼べるので、講座を販売していないサイトでも有効化していれば対象と考える。 **完了条件**は、LearnPress が 4.4.11 以上であること。自動更新を止めているサイトでは手動で更新する。
ThimPress LearnPress(WordPress の LMS プラグイン)4.4.10 以下 を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-104736)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。
本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。