脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
High CVSS 7.8 NEW KEV 悪用確認
CVE-2026-106931

SiteGuard Server Edition の統計機能で OS コマンドインジェクション(KEV・root/SYSTEM 権限)

情報取得日: 2026/10/20・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-106931
製品EG Secure Solutions / SiteGuard Server Edition(Ver2.20 以降・修正版 Ver8.00 Update5 / FreeBSD 版 Ver7.00 Update6 未満)
CVSS7.8(High)
CVSS:3.0/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-78 OS コマンドインジェクション
登録/公開日2026/10/20
KEV 期限2026/10/23 まで(米国連邦機関向け目安)
推奨対応ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、CISA の BOD 26-04(リスクに基づくセキュリティ更新の優先順位付け)および「Forensics Triage Requirements」に従うこと。緩和策が利用できない場合はクラウドサービス向けの BOD 26-04 指針に従うか、製品の使用を中止する。各資産のインターネット露出の評価は利用者側の責任である。
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-106931

概要

**国産の Web アプリケーションファイアウォール SiteGuard Server Edition に、OS コマンドインジェクションの欠陥がある。** 開発元の EG セキュアソリューションズの告知と JVN#88474777(いずれも2026年10月14日公開)によれば、悪用されると製品が動いているサーバー上で **root または SYSTEM 権限で任意の OS コマンドが実行される**。対象は **Ver2.20 以降で、統計機能が有効なもの**(統計機能は既定で有効)。IIS 版の Ver3.10〜Ver4.00 Update4 は対象外。 **評価値と悪用の状況。** CVSS 3.0 は **7.8 High**(AV:L/PR:L)、CVSS 4.0 は **8.5 High**(JPCERT/CC 採点)。開発元と JVN は**悪用を確認済み**としており、サポート契約のある顧客には9月29日に個別に通知していた。CISA は2026年10月20日に KEV へ収載した(是正期限 **2026年10月23日**)。ランサムウェアでの利用は「不明」。NVD の分析は Deferred(保留)で、NVD 独自の採点は無い。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: パッチあり(アプリ更新) 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
EC2 上の Web サーバーに入れた SiteGuard Server Edition を Ver8.00 Update5 以上(FreeBSD 版は Ver7.00 Update6 以上)へ更新するか、開発元のパッチを当てる。更新の前に診断情報を保管する。
AWS から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-21 時点)。AWS WAF とは別製品で、AWS 側の対処では直らない。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
Compute Engine 上の SiteGuard Server Edition を修正版へ更新するか、開発元のパッチを当てる。
GCP から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-21 時点)。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure VM 上の SiteGuard Server Edition(IIS 版を含む)を修正版へ更新するか、開発元のパッチを当てる。
Azure から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-21 時点)。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
Linux 上の Apache / Nginx 版は Ver8.00 Update5 以上へ更新するか、開発元のパッチを当てる。
SiteGuard Server Edition は開発元の配布物で、Ubuntu / Red Hat / Debian の公式リポジトリの修正対象ではない。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**修正版へ上げる。** 開発元の告知の修正版は次のとおり。 - **Apache / Nginx / IIS 版**: Ver8.00 Update5 - **FreeBSD の Apache / Nginx 版**: Ver7.00 Update6 **すぐ上げられない場合はパッチを当てる。** 開発元は、統計処理の対象ファイルを差し替えるパッチを提供しており、サポートが終了した版にも適用できるとしている。 **更新の前に証跡を残す。** 開発元は、更新やパッチ適用で攻撃の痕跡が消える可能性があるため、作業の前に管理画面の「診断情報」から診断情報をダウンロードして保管するよう求めている。KEV の要求アクションも CISA の「Forensics Triage Requirements」に従うことを求めている。 **完了条件**は、(1)全ての SiteGuard Server Edition が修正版以上か、パッチ適用済みであること、(2)作業前の診断情報を保管し、侵害の有無を確認したこと、の2点である。

よくある質問(CVE-2026-106931)

CVE-2026-106931(SiteGuard Server Edition)の影響は?

High(CVSS 7.8)に分類されるEG Secure Solutions SiteGuard Server Edition(Ver2.20 以降・修正版 Ver8.00 Update5 / FreeBSD 版 Ver7.00 Update6 未満)の脆弱性です。**国産の Web アプリケーションファイアウォール SiteGuard Server Edition に、OS コマンドインジェクションの欠陥がある。** 開発元の EG セキュアソリューションズの告知と JVN#88474777(いずれも2026年10月14日公開)によれば、悪用されると製品が動いているサーバー上で **root または SYSTEM 権限で任意の OS コマンドが実行される**。対象は **Ver2.20 以降で、統計機能が有効なもの**(統計機能は既定で有効)。IIS 版の Ver3.10〜Ver4.00 Update4 は対象外。 **評価値と悪用の状況。** CVSS 3.0 は **7.8 High**(AV:L/PR:L)、CVSS 4.0 は **8.5 High**(JPCERT/CC 採点)。開発元と JVN は**悪用を確認済み**としており、サポート契約のある顧客には9月29日に個別に通知していた。CISA は2026年10月20日に KEV へ収載した(是正期限 **2026年10月23日**)。ランサムウェアでの利用は「不明」。NVD の分析は Deferred(保留)で、NVD 独自の採点は無い。

CVE-2026-106931 の対応方法・回避策は?

**修正版へ上げる。** 開発元の告知の修正版は次のとおり。 - **Apache / Nginx / IIS 版**: Ver8.00 Update5 - **FreeBSD の Apache / Nginx 版**: Ver7.00 Update6 **すぐ上げられない場合はパッチを当てる。** 開発元は、統計処理の対象ファイルを差し替えるパッチを提供しており、サポートが終了した版にも適用できるとしている。 **更新の前に証跡を残す。** 開発元は、更新やパッチ適用で攻撃の痕跡が消える可能性があるため、作業の前に管理画面の「診断情報」から診断情報をダウンロードして保管するよう求めている。KEV の要求アクションも CISA の「Forensics Triage Requirements」に従うことを求めている。 **完了条件**は、(1)全ての SiteGuard Server Edition が修正版以上か、パッチ適用済みであること、(2)作業前の診断情報を保管し、侵害の有無を確認したこと、の2点である。

自分の環境が CVE-2026-106931 の影響を受けるか確認するには?

EG Secure Solutions SiteGuard Server Edition(Ver2.20 以降・修正版 Ver8.00 Update5 / FreeBSD 版 Ver7.00 Update6 未満) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-106931)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

CVE-2026-106931 は実際に悪用されている?

はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/10/23 です。推奨される対応: ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、CISA の BOD 26-04(リスクに基づくセキュリティ更新の優先順位付け)および「Forensics Triage Requirements」に従うこと。緩和策が利用できない場合はクラウドサービス向けの BOD 26-04 指針に従うか、製品の使用を中止する。各資産のインターネット露出の評価は利用者側の責任である。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

ベンダー公式・PSIRT アドバイザリ
CISA KEV(悪用確認・対応期限・ランサム利用の出典)
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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