脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
High CVSS 7.5 NEW
CVE-2026-88778

Citrix NetScaler の TCP 初期シーケンス番号予測(CVSS 7.5・設定変更が必要)

情報取得日: 2026/09/27・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-88778
製品Citrix (Cloud Software Group) / NetScaler ADC / NetScaler Gateway 14.1-73.37 より前・13.1-64.23 より前(FIPS/NDcPP 含む)
CVSS7.5(High)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N
種別 (CWE)CWE-342(以前の値から正確な値を予測できる)
登録/公開日2026/09/27
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-88778

概要

Citrix 速報 CTX697096 の1件で、NetScaler ADC / Gateway の **TCP 初期シーケンス番号(ISN)を予測できる**欠陥。前提条件は「TCP の構成が有効」なこと(速報)。ISN を予測できると、第三者が TCP セッションへのデータ注入などを試みる余地が生まれる。 CVSS は NVD の評価で 7.5(CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N)、Citrix の CVSS 4.0 評価は 8.8。 **この件は更新だけでは塞がらない。** Citrix の速報は緩和策として「強化された ISN 生成(Enhanced ISN Generation)のための TCP 設定変更」を挙げており、watchTowr も更新とは別に設定を有効にする必要があると整理している。 同じ速報で修正された CVE-2026-88771 と CVE-2026-88772 は悪用が確認され CISA KEV に収載されているが、本件は 2026年9月29日時点で KEV に収載されておらず、悪用の報告も無い(Citrix 速報・watchTowr の整理)。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: パッチあり(アプリ更新) 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
AWS 上で自社運用している NetScaler VPX を固定版(14.1-73.37 以降 / 13.1-64.23 以降)へ更新する。 あわせて TCP 設定で Enhanced ISN Generation を有効にする(更新だけでは塞がらない)。
AWS 側の修正ではなくアプライアンス(VPX)の更新が対処。HA 構成は両系を更新する。 緩和には TCP 設定の変更が必要(速報 CTX697096)。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
GCP 上で自社運用している NetScaler VPX を固定版(14.1-73.37 以降 / 13.1-64.23 以降)へ更新する。 あわせて TCP 設定で Enhanced ISN Generation を有効にする(更新だけでは塞がらない)。
GCP 側にパッチは無い。VPX の更新が必要。 緩和には TCP 設定の変更が必要(速報 CTX697096)。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure 上で自社運用している NetScaler VPX を固定版(14.1-73.37 以降 / 13.1-64.23 以降)へ更新する。 あわせて TCP 設定で Enhanced ISN Generation を有効にする(更新だけでは塞がらない)。
Azure 側にパッチは無い。Citrix が管理するクラウドサービスは Cloud Software Group 側で更新される(速報 CTX697096)。 緩和には TCP 設定の変更が必要(速報 CTX697096)。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
物理/仮想アプライアンス(MPX/SDX/VPX)を 14.1 系は 14.1-73.37 以降、13.1 系は 13.1-64.23 以降、14.1 FIPS は 14.1-73.37 FIPS 以降、13.1 FIPS/NDcPP は 13.1-37.279 以降 へ更新する。 あわせて TCP 設定で Enhanced ISN Generation を有効にする(更新だけでは塞がらない)。
汎用 Linux ではなくアプライアンス。ベンダー提供のファームウェア更新が対処。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**固定版への更新に加えて、TCP 設定で Enhanced ISN Generation を有効にする。** 設定の場所と手順は NetScaler の製品ドキュメント「TCP configurations」の Enhanced ISN Generation の節を参照する(本サイトではコマンドを確認できていないので、公式手順で要確認)。 対処は固定版への更新。14.1 系は 14.1-73.37 以降、13.1 系は 13.1-64.23 以降、14.1 FIPS は 14.1-73.37 FIPS 以降、13.1 FIPS/NDcPP は 13.1-37.279 以降へ上げる。同じ速報 CTX697096 で CVE-2026-88771〜88778 の8件がまとめて修正されており、うち CVE-2026-88771 / 88772 は KEV 収載済み(是正期限 2026-09-30)なので、本件単独ではなく速報単位で更新する。版数は show ns version で確認する。

よくある質問(CVE-2026-88778)

CVE-2026-88778(NetScaler ADC / NetScaler Gateway 14.1-73.37 より前・13.1-64.23 より前)の影響は?

High(CVSS 7.5)に分類されるCitrix (Cloud Software Group) NetScaler ADC / NetScaler Gateway 14.1-73.37 より前・13.1-64.23 より前(FIPS/NDcPP 含む)の脆弱性です。Citrix 速報 CTX697096 の1件で、NetScaler ADC / Gateway の **TCP 初期シーケンス番号(ISN)を予測できる**欠陥。前提条件は「TCP の構成が有効」なこと(速報)。ISN を予測できると、第三者が TCP セッションへのデータ注入などを試みる余地が生まれる。 CVSS は NVD の評価で 7.5(CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N)、Citrix の CVSS 4.0 評価は 8.8。 **この件は更新だけでは塞がらない。** Citrix の速報は緩和策として「強化された ISN 生成(Enhanced ISN Generation)のための TCP 設定変更」を挙げており、watchTowr も更新とは別に設定を有効にする必要があると整理している。 同じ速報で修正された CVE-2026-88771 と CVE-2026-88772 は悪用が確認され CISA KEV に収載されているが、本件は 2026年9月29日時点で KEV に収載されておらず、悪用の報告も無い(Citrix 速報・watchTowr の整理)。

CVE-2026-88778 の対応方法・回避策は?

**固定版への更新に加えて、TCP 設定で Enhanced ISN Generation を有効にする。** 設定の場所と手順は NetScaler の製品ドキュメント「TCP configurations」の Enhanced ISN Generation の節を参照する(本サイトではコマンドを確認できていないので、公式手順で要確認)。 対処は固定版への更新。14.1 系は 14.1-73.37 以降、13.1 系は 13.1-64.23 以降、14.1 FIPS は 14.1-73.37 FIPS 以降、13.1 FIPS/NDcPP は 13.1-37.279 以降へ上げる。同じ速報 CTX697096 で CVE-2026-88771〜88778 の8件がまとめて修正されており、うち CVE-2026-88771 / 88772 は KEV 収載済み(是正期限 2026-09-30)なので、本件単独ではなく速報単位で更新する。版数は show ns version で確認する。

自分の環境が CVE-2026-88778 の影響を受けるか確認するには?

Citrix (Cloud Software Group) NetScaler ADC / NetScaler Gateway 14.1-73.37 より前・13.1-64.23 より前(FIPS/NDcPP 含む) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-88778)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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