脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
Critical CVSS 9.8 NEW
CVE-2026-88777

Citrix NetScaler ADC の非 HTTP L7 処理でメモリオーバーフロー(CVSS 9.8)

情報取得日: 2026/09/27・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-88777
製品Citrix (Cloud Software Group) / NetScaler ADC / NetScaler Gateway 14.1-73.37 より前・13.1-64.23 より前(FIPS/NDcPP 含む)
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-119(バッファ境界外のメモリ操作)
登録/公開日2026/09/27
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-88777

概要

Citrix 速報 CTX697096 の1件で、NetScaler ADC / Gateway のメモリオーバーフロー。影響は「予測できない誤動作またはサービス拒否(DoS)」(速報)。前提条件は **負荷分散(LB)/ コンテンツスイッチ(CS)、または CGNAT(LSN)/ NAT64 装置として構成され、HTTP 以外の L7 プロトコル機能が有効**なこと。 CVSS は NVD の評価で 9.8(CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)、Citrix の CVSS 4.0 評価は 8.8。 同じ速報で修正された CVE-2026-88771 と CVE-2026-88772 は悪用が確認され CISA KEV に収載されているが、本件は 2026年9月29日時点で KEV に収載されておらず、悪用の報告も無い(Citrix 速報・watchTowr の整理)。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: パッチあり(アプリ更新) 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
AWS 上で自社運用している NetScaler VPX を固定版(14.1-73.37 以降 / 13.1-64.23 以降)へ更新する。
AWS 側の修正ではなくアプライアンス(VPX)の更新が対処。HA 構成は両系を更新する。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
GCP 上で自社運用している NetScaler VPX を固定版(14.1-73.37 以降 / 13.1-64.23 以降)へ更新する。
GCP 側にパッチは無い。VPX の更新が必要。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure 上で自社運用している NetScaler VPX を固定版(14.1-73.37 以降 / 13.1-64.23 以降)へ更新する。
Azure 側にパッチは無い。Citrix が管理するクラウドサービスは Cloud Software Group 側で更新される(速報 CTX697096)。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
物理/仮想アプライアンス(MPX/SDX/VPX)を 14.1 系は 14.1-73.37 以降、13.1 系は 13.1-64.23 以降、14.1 FIPS は 14.1-73.37 FIPS 以降、13.1 FIPS/NDcPP は 13.1-37.279 以降 へ更新する。
汎用 Linux ではなくアプライアンス。ベンダー提供のファームウェア更新が対処。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

対処は固定版への更新。14.1 系は 14.1-73.37 以降、13.1 系は 13.1-64.23 以降、14.1 FIPS は 14.1-73.37 FIPS 以降、13.1 FIPS/NDcPP は 13.1-37.279 以降へ上げる。同じ速報 CTX697096 で CVE-2026-88771〜88778 の8件がまとめて修正されており、うち CVE-2026-88771 / 88772 は KEV 収載済み(是正期限 2026-09-30)なので、本件単独ではなく速報単位で更新する。版数は show ns version で確認する。 通信事業者向けの CGNAT / NAT64 や、HTTP 以外のアプリケーションプロトコルを L7 で扱う LB/CS 構成が前提条件に当たる。該当するかどうかにかかわらず、同じ版の CVE-2026-88771 は既定構成で成立するので更新は必要。速報に更新以外の回避策は載っていない。

よくある質問(CVE-2026-88777)

CVE-2026-88777(NetScaler ADC / NetScaler Gateway 14.1-73.37 より前・13.1-64.23 より前)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるCitrix (Cloud Software Group) NetScaler ADC / NetScaler Gateway 14.1-73.37 より前・13.1-64.23 より前(FIPS/NDcPP 含む)の脆弱性です。Citrix 速報 CTX697096 の1件で、NetScaler ADC / Gateway のメモリオーバーフロー。影響は「予測できない誤動作またはサービス拒否(DoS)」(速報)。前提条件は **負荷分散(LB)/ コンテンツスイッチ(CS)、または CGNAT(LSN)/ NAT64 装置として構成され、HTTP 以外の L7 プロトコル機能が有効**なこと。 CVSS は NVD の評価で 9.8(CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)、Citrix の CVSS 4.0 評価は 8.8。 同じ速報で修正された CVE-2026-88771 と CVE-2026-88772 は悪用が確認され CISA KEV に収載されているが、本件は 2026年9月29日時点で KEV に収載されておらず、悪用の報告も無い(Citrix 速報・watchTowr の整理)。

CVE-2026-88777 の対応方法・回避策は?

対処は固定版への更新。14.1 系は 14.1-73.37 以降、13.1 系は 13.1-64.23 以降、14.1 FIPS は 14.1-73.37 FIPS 以降、13.1 FIPS/NDcPP は 13.1-37.279 以降へ上げる。同じ速報 CTX697096 で CVE-2026-88771〜88778 の8件がまとめて修正されており、うち CVE-2026-88771 / 88772 は KEV 収載済み(是正期限 2026-09-30)なので、本件単独ではなく速報単位で更新する。版数は show ns version で確認する。 通信事業者向けの CGNAT / NAT64 や、HTTP 以外のアプリケーションプロトコルを L7 で扱う LB/CS 構成が前提条件に当たる。該当するかどうかにかかわらず、同じ版の CVE-2026-88771 は既定構成で成立するので更新は必要。速報に更新以外の回避策は載っていない。

自分の環境が CVE-2026-88777 の影響を受けるか確認するには?

Citrix (Cloud Software Group) NetScaler ADC / NetScaler Gateway 14.1-73.37 より前・13.1-64.23 より前(FIPS/NDcPP 含む) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-88777)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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