情報取得日: 2026/07/26/最終確認: 2026/08/01・本ページは公開情報の非公式まとめです
| CVE ID | CVE-2026-50195 |
|---|---|
| 製品 | containerd / containerd 2.1.0〜2.1.8 / 2.2.0〜2.2.4 / 2.3.0〜2.3.1 |
| CVSS | 9.9(Critical) CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H |
| 種別 (CWE) | CWE-345(データ真正性の検証不足)/ CWE-829(信頼できない領域からの機能取り込み) |
| 登録/公開日 | 2026/07/26 |
| 出典 | https://github.com/containerd/containerd/security/advisories/GHSA-cvxm-645q-p574 |
コンテナランタイム containerd の CRI プラグインが持つチェックポイント取り込み(checkpoint import)処理に、チェックポイントイメージの構成内で指定されたイメージ参照を検証しない欠陥がある。Pod 作成権限を持つ利用者が細工したチェックポイントイメージを取り込ませると、ノードのローカルイメージキャッシュ上で任意のイメージタグを本来と別の内容に汚染できる。共有された Kubernetes ノードでは、同じノード上の他 Pod がそのタグを解決した際に攻撃者のイメージを引き込み、Pod 間をまたいだコード実行に至りうる。NVD の CVSS 3.1 基本値は 9.9(S:C=スコープ変更あり)で Critical。採番元は CVSS 4.0 で 5.6 と評価しており、成立には Pod 作成権限とチェックポイント機能の利用という前提が要るが、マルチテナントのクラスタでは影響が大きい。修正版は 2.3.2 / 2.2.5 / 2.1.9。同時に CVE-2026-53488 / CVE-2026-53492 / CVE-2026-53489 / CVE-2026-47262 も同じパッチ群で修正されている。
各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。
| 環境 | 対応状況 | 対応方法・備考 |
|---|---|---|
| AWS (ECS/EC2) | パッチあり(アプリ更新) |
EKS/ECS/Fargate は AWS がパッチ適用済みランタイムを順次展開中のため、最新のノードグループ/AMI(Bottlerocket・AL2023 の最新世代)へ更新する。自己管理の containerd(EC2/オンプレ)は 2.3.2 / 2.2.5 / 2.1.9 以降へ更新する。当面は信頼できるイメージのみ取り込む。
AWS セキュリティ情報 2026-046-aws。マネージド側は AWS 展開、自己管理側は利用者更新の二本立て。
参照リンク
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| GCP | パッチあり(アプリ更新) |
GKE はノードイメージを修正版 containerd を含む世代へアップグレードする(Autopilot は自動、Standard はノードプール更新)。自己管理の GCE 上の containerd は 2.3.2 / 2.2.5 / 2.1.9 以降へ更新する。
データプレーン(ワーカーノード)の更新が要点。GKE リリースノートで containerd 版を確認する。
参照リンク
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| Azure | パッチあり(アプリ更新) |
AKS はノードイメージ更新(az aks nodepool upgrade --node-image-only)で修正版 containerd を取り込む。自己管理の VM 上の containerd は 2.3.2 / 2.2.5 / 2.1.9 以降へ更新する。
AKS のノードイメージ更新は再イメージを伴う。段階適用を推奨。
参照リンク
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| Linux | ディストリ修正あり |
ディストリの containerd パッケージを更新する(Debian/Ubuntu は security-tracker で追跡)。公式リリースを使う場合は 2.3.2 / 2.2.5 / 2.1.9 以降へ。
CRI checkpoint を使わない単体 Docker 利用では影響は限定的だが、Kubernetes ノードでは更新を優先する。
参照リンク
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まず稼働中の containerd のバージョンを確認する(各ノードで containerd --version、または EKS/GKE/AKS のノードイメージ世代)。2.1.9 / 2.2.5 / 2.3.2 未満なら対象。マネージド Kubernetes では、コントロールプレーンではなくデータプレーン(ワーカーノード)のランタイム更新が要点になる。 すぐに更新できない場合の緩和は「信頼できるイメージだけを取り込む」ことに尽きる。チェックポイント/リストア機能(CRI checkpoint)を使っていないなら、その経路を利用者に開放しない(Pod 作成権限の最小化、テナント分離)。マルチテナントでノードを共有している構成ほど優先度を上げる。 AWS は EKS/ECS/Fargate 向けにパッチ適用済みランタイムを順次展開中と告知しており、利用者側は最新のノード/AMI へ更新すればよい。自己管理の containerd(EC2/オンプレ)は公式リリースへ自分で更新する。
Critical(CVSS 9.9)に分類されるcontainerd containerd 2.1.0〜2.1.8 / 2.2.0〜2.2.4 / 2.3.0〜2.3.1の脆弱性です。コンテナランタイム containerd の CRI プラグインが持つチェックポイント取り込み(checkpoint import)処理に、チェックポイントイメージの構成内で指定されたイメージ参照を検証しない欠陥がある。Pod 作成権限を持つ利用者が細工したチェックポイントイメージを取り込ませると、ノードのローカルイメージキャッシュ上で任意のイメージタグを本来と別の内容に汚染できる。共有された Kubernetes ノードでは、同じノード上の他 Pod がそのタグを解決した際に攻撃者のイメージを引き込み、Pod 間をまたいだコード実行に至りうる。NVD の CVSS 3.1 基本値は 9.9(S:C=スコープ変更あり)で Critical。採番元は CVSS 4.0 で 5.6 と評価しており、成立には Pod 作成権限とチェックポイント機能の利用という前提が要るが、マルチテナントのクラスタでは影響が大きい。修正版は 2.3.2 / 2.2.5 / 2.1.9。同時に CVE-2026-53488 / CVE-2026-53492 / CVE-2026-53489 / CVE-2026-47262 も同じパッチ群で修正されている。
まず稼働中の containerd のバージョンを確認する(各ノードで containerd --version、または EKS/GKE/AKS のノードイメージ世代)。2.1.9 / 2.2.5 / 2.3.2 未満なら対象。マネージド Kubernetes では、コントロールプレーンではなくデータプレーン(ワーカーノード)のランタイム更新が要点になる。 すぐに更新できない場合の緩和は「信頼できるイメージだけを取り込む」ことに尽きる。チェックポイント/リストア機能(CRI checkpoint)を使っていないなら、その経路を利用者に開放しない(Pod 作成権限の最小化、テナント分離)。マルチテナントでノードを共有している構成ほど優先度を上げる。 AWS は EKS/ECS/Fargate 向けにパッチ適用済みランタイムを順次展開中と告知しており、利用者側は最新のノード/AMI へ更新すればよい。自己管理の containerd(EC2/オンプレ)は公式リリースへ自分で更新する。
containerd containerd 2.1.0〜2.1.8 / 2.2.0〜2.2.4 / 2.3.0〜2.3.1 を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://github.com/containerd/containerd/security/advisories/GHSA-cvxm-645q-p574)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。
本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/08/01)。