脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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High CVSS 8.1 KEV 悪用確認
CVE-2026-42897

Microsoft Exchange Server OWA のクロスサイトスクリプティング(実際に悪用・KEV)

情報取得日: 2026/05/14/最終確認: 2026/07/22・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-42897
製品Microsoft / Exchange Server(オンプレミス / Outlook on the web)
CVSS8.1(High)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:N
種別 (CWE)CWE-79 Improper Neutralization of Input During Web Page Generation (XSS)
登録/公開日2026/05/14
KEV 期限2026/05/29 まで(米国連邦機関向け目安)
推奨対応Microsoft の指示に従い更新を適用(クラウドは該当BODガイダンスに従う。緩和不能なら利用停止)。
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-42897

概要

オンプレミスの Microsoft Exchange Server の Outlook on the web(OWA)でのページ生成時に入力の無害化が不十分で、クロスサイトスクリプティングが成立する。利用者が細工されたコンテンツを開く等の操作(UI:R)を伴うと、ブラウザのコンテキストで任意の JavaScript が実行され、なりすまし(スプーフィング)やセッション・メール内容の窃取につながりうる(CVSS 8.1 High)。CISA は KEV に追加しており、実際の悪用が確認されている。Exchange Online(Microsoft 365)は対象外で、オンプレミス Exchange が対象。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
EC2 上の Windows で Exchange Server を運用している場合は Microsoft のセキュリティ更新を適用し、OWA の公開範囲をセキュリティグループや WAF で制限する。
顧客管理アプリの脆弱性。AWS 固有の対応は無い。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
Compute Engine 上の Exchange Server にセキュリティ更新を適用し、OWA の公開範囲を限定する。
顧客管理アプリ側の更新で対応。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure VM 上の Exchange Server にセキュリティ更新を適用する。Exchange Online(M365) は対象外。
IaaS 上の顧客管理 Exchange が対象。マネージドの Exchange Online は影響なし。
参照リンク
Linux 情報確認中
Exchange Server は Windows 専用のため Linux は影響を受けない。
該当なし。
参照リンク

CVE-2026-42897 の対応手順(環境別)

確認できた公式情報に基づく環境別の対応手順です。実施前に必ず一次情報と自環境で検証してください。

  1. AWS 環境での対応
    EC2 上の Windows で Exchange Server を運用している場合は Microsoft のセキュリティ更新を適用し、OWA の公開範囲をセキュリティグループや WAF で制限する。(顧客管理アプリの脆弱性。AWS 固有の対応は無い。) 参照
  2. GCP 環境での対応
    Compute Engine 上の Exchange Server にセキュリティ更新を適用し、OWA の公開範囲を限定する。(顧客管理アプリ側の更新で対応。) 参照
  3. Azure 環境での対応
    Azure VM 上の Exchange Server にセキュリティ更新を適用する。Exchange Online(M365) は対象外。(IaaS 上の顧客管理 Exchange が対象。マネージドの Exchange Online は影響なし。) 参照
  4. Linux 環境での対応
    Exchange Server は Windows 専用のため Linux は影響を受けない。(該当なし。) 参照

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

Microsoft が公開している該当の Exchange Server セキュリティ更新(SU)を適用する。適用までは OWA の外部公開を制限し、必要に応じて WAF で不審なスクリプト注入を遮断、利用者には不審なメールの Web 表示を控えるよう周知する。Exchange Online のみの利用環境は対象外。

よくある質問(CVE-2026-42897)

CVE-2026-42897(Exchange Server)の影響は?

High(CVSS 8.1)に分類されるMicrosoft Exchange Server(オンプレミス / Outlook on the web)の脆弱性です。オンプレミスの Microsoft Exchange Server の Outlook on the web(OWA)でのページ生成時に入力の無害化が不十分で、クロスサイトスクリプティングが成立する。利用者が細工されたコンテンツを開く等の操作(UI:R)を伴うと、ブラウザのコンテキストで任意の JavaScript が実行され、なりすまし(スプーフィング)やセッション・メール内容の窃取につながりうる(CVSS 8.1 High)。CISA は KEV に追加しており、実際の悪用が確認されている。Exchange Online(Microsoft 365)は対象外で、オンプレミス Exchange が対象。

CVE-2026-42897 の対応方法・回避策は?

Microsoft が公開している該当の Exchange Server セキュリティ更新(SU)を適用する。適用までは OWA の外部公開を制限し、必要に応じて WAF で不審なスクリプト注入を遮断、利用者には不審なメールの Web 表示を控えるよう周知する。Exchange Online のみの利用環境は対象外。

自分の環境が CVE-2026-42897 の影響を受けるか確認するには?

Microsoft Exchange Server(オンプレミス / Outlook on the web) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-42897)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

CVE-2026-42897 は実際に悪用されている?

はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/05/29 です。推奨される対応: Microsoft の指示に従い更新を適用(クラウドは該当BODガイダンスに従う。緩和不能なら利用停止)。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/07/22)。

CISA KEV(悪用確認・対応期限・ランサム利用の出典)
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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