脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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Critical CVSS 9.8 KEV 悪用確認 ランサムウェア悪用
CVE-2026-41940

cPanel & WHM ログインフローの認証バイパス(CRLFインジェクションによる未認証アクセス)

情報取得日: 2026/04/29/最終確認: 2026/07/22・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-41940
製品WebPros / cPanel & WHM / WP Squared
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-288 代替パス/チャネルによる認証バイパス(CRLFインジェクション起因)
登録/公開日2026/04/29
KEV 期限2026/05/20 まで(米国連邦機関向け目安)
推奨対応ベンダー指示に従い修正版へ更新。緩和策が無ければ製品の使用を停止(CISA KEV)。
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-41940

概要

cPanel & WHM のログイン/セッション読み込み処理に存在する認証バイパス。whostmgrsession Cookie の一部セグメントを省いて暗号化処理を回避し、細工した basic 認証ヘッダで raw な \r\n(CRLF)を注入することで、セッションファイルに user=root 等の任意プロパティを書き込める。11.40 より後の全バージョンが影響を受け、実際の悪用(in-the-wild、2026-02-23 頃からの活動報告あり)が確認されている。約150万台規模のサーバが対象と報じられた。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
AWS 上で自運用する cPanel/WHM を修正版へ更新(11.86.0.41 以降の該当系列)
AWS のマネージド提供はなく、EC2 等でホスティングする利用者の責任範囲。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
GCP 上で自運用する cPanel/WHM を修正版へ更新
GCP 固有パッチは無く、利用者側でアプリを更新。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure 上で自運用する cPanel/WHM を修正版へ更新
Azure 固有パッチは無く、利用者側でアプリを更新。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
cPanel の更新機構(upcp 等)で修正版へ更新。ディストリ標準パッケージではなくベンダー配布物。
cPanel はディストリ標準リポジトリ外のため、cPanel 自身の更新で対応する。
参照リンク

CVE-2026-41940 の対応手順(環境別)

確認できた公式情報に基づく環境別の対応手順です。実施前に必ず一次情報と自環境で検証してください。

  1. AWS 環境での対応
    AWS 上で自運用する cPanel/WHM を修正版へ更新(11.86.0.41 以降の該当系列)(AWS のマネージド提供はなく、EC2 等でホスティングする利用者の責任範囲。) 参照
  2. GCP 環境での対応
    GCP 上で自運用する cPanel/WHM を修正版へ更新(GCP 固有パッチは無く、利用者側でアプリを更新。) 参照
  3. Azure 環境での対応
    Azure 上で自運用する cPanel/WHM を修正版へ更新(Azure 固有パッチは無く、利用者側でアプリを更新。) 参照
  4. Linux 環境での対応
    cPanel の更新機構(upcp 等)で修正版へ更新。ディストリ標準パッケージではなくベンダー配布物。(cPanel はディストリ標準リポジトリ外のため、cPanel 自身の更新で対応する。) 参照

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

修正版へ緊急更新するのが唯一の対策。11.86.0.41 / 11.110.0.97 / 11.118.0.63 / 11.126.0.54 / 11.130.0.19 / 11.132.0.29 / 11.136.0.5、WP Squared は 136.1.7 が修正版。オンプレ運用の cPanel/WHM・WP Squared 利用者は最優先で適用する。

よくある質問(CVE-2026-41940)

CVE-2026-41940(cPanel & WHM / WP Squared)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるWebPros cPanel & WHM / WP Squaredの脆弱性です。cPanel & WHM のログイン/セッション読み込み処理に存在する認証バイパス。whostmgrsession Cookie の一部セグメントを省いて暗号化処理を回避し、細工した basic 認証ヘッダで raw な \r\n(CRLF)を注入することで、セッションファイルに user=root 等の任意プロパティを書き込める。11.40 より後の全バージョンが影響を受け、実際の悪用(in-the-wild、2026-02-23 頃からの活動報告あり)が確認されている。約150万台規模のサーバが対象と報じられた。

CVE-2026-41940 の対応方法・回避策は?

修正版へ緊急更新するのが唯一の対策。11.86.0.41 / 11.110.0.97 / 11.118.0.63 / 11.126.0.54 / 11.130.0.19 / 11.132.0.29 / 11.136.0.5、WP Squared は 136.1.7 が修正版。オンプレ運用の cPanel/WHM・WP Squared 利用者は最優先で適用する。

自分の環境が CVE-2026-41940 の影響を受けるか確認するには?

WebPros cPanel & WHM / WP Squared を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-41940)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

CVE-2026-41940 は実際に悪用されている?

はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/05/20 です。推奨される対応: ベンダー指示に従い修正版へ更新。緩和策が無ければ製品の使用を停止(CISA KEV)。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/07/22)。

CISA KEV(悪用確認・対応期限・ランサム利用の出典)
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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