脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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Critical CVSS 9.8 NEW
CVE-2026-123549

OpenAM の自己登録で管理者グループに入り込める権限昇格(CVSS 9.8)

情報取得日: 2026/11/08・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-123549
製品Open Identity Platform / OpenAM 16.1.3 以前
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-269 不適切な権限管理
登録/公開日2026/11/08
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-123549

概要

**OpenAM の利用者の自己登録が、登録時に設定してよい属性の一覧(Valid Creation Attributes)を守らず、匿名の攻撃者がグループ所属などの制限された属性を指定してアカウントを作れる。** 管理者グループに入れば OpenAM 全体の管理権限を握られる。 **仕組みと条件。** 開発元のアドバイザリ GHSA-jv8f-m88g-h6mm によれば、サーバーは自分の管理者権限で新規アカウントを作るため、許可されていない値もそのまま書き込まれる。古い自己登録 REST エンドポイント(属性の制限が無い)と現行の User Self-Service(グループ所属の制限が無い)の両方が該当する。**影響を受けるのは自己登録を有効にしたレルムだけ**で、自己登録は既定では無効。攻撃者に要るのは、自分が受け取れるメールアドレスで登録を完了させることだけである。 **評価値と影響版。** CVSS 3.1 は VulnCheck(CNA)の評価で **9.8 Critical**、CVSS 4.0 は 9.3。影響は 16.1.3 以前(openam-core-rest)。開発元は2026年10月22日に 16.1.4 で修正し、CVE は11月8日に NVD へ登録された(分析状況は Received)。CISA KEV には収載されていない。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure は同じ対応区分です: パッチあり(アプリ更新)
Linux のみ異なります: 対象外
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
EC2 / ECS / EKS で OpenAM(Open Identity Platform 版)を自前で動かしている場合は、16.1.4 へ上げる。更新までは自己登録が不要なレルムで無効にし、古い自己登録 REST エンドポイントを止める。
AWS から本 CVE 個別の告知は確認できていない(2026-11-08 時点)。クラウド側のマネージドサービスではなく利用者が運用するアプリケーションの更新。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
Compute Engine / GKE で OpenAM(Open Identity Platform 版)を自前で動かしている場合は、16.1.4 へ上げる。更新までは自己登録が不要なレルムで無効にし、古い自己登録 REST エンドポイントを止める。
Google Cloud から本 CVE 個別の告知は確認できていない(2026-11-08 時点)。クラウド側のマネージドサービスではなく利用者が運用するアプリケーションの更新。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure VM / AKS で OpenAM(Open Identity Platform 版)を自前で動かしている場合は、16.1.4 へ上げる。更新までは自己登録が不要なレルムで無効にし、古い自己登録 REST エンドポイントを止める。
Microsoft から本 CVE 個別の告知は確認できていない(2026-11-08 時点)。クラウド側のマネージドサービスではなく利用者が運用するアプリケーションの更新。
参照リンク
Linux 対象外
対象外(OpenAM は Java の Web アプリケーションで、主要ディストリの標準パッケージではない)。WAR / Docker イメージを 16.1.4 へ差し替える。
Ubuntu USN / Red Hat RHSA / Debian security tracker には載らない。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**OpenAM 16.1.4 へ上げる。** 16.1.4 はすべての登録経路で Valid Creation Attributes(グループ所属を含む)を強制し、作れるのを利用者アカウントだけに限った。 **上げる前に確認すること(互換性)。** 一覧に無い属性を含む登録要求は拒否されるようになる。古い REST エンドポイントは以前は一覧を見ていなかったので、追加のプロフィール項目を送るフォームやクライアントがあれば、その属性を先に一覧へ加える。一覧をカスタマイズしている場合も mail は残す。 **更新までの回避策(開発元のアドバイザリより)。** - 自己登録が要らないレルムでは無効にする(User Self-Service の User Registration と、Self-Registration for Users・Legacy Self-Service REST Endpoint の両方を確認する) - 有効のままにするなら古い REST エンドポイントを無効にし、リバースプロキシでグループ所属や一覧外の属性を指定する要求を拒否する **影響を受けたかの確認**は、自己登録で作られたアカウントのグループ所属(とくに管理者グループ)を見直し、心当たりの無いものを外す。今後も新規アカウントの作成と特権グループの変更を監視する。

よくある質問(CVE-2026-123549)

CVE-2026-123549(OpenAM 16.1.3 以前)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるOpen Identity Platform OpenAM 16.1.3 以前の脆弱性です。**OpenAM の利用者の自己登録が、登録時に設定してよい属性の一覧(Valid Creation Attributes)を守らず、匿名の攻撃者がグループ所属などの制限された属性を指定してアカウントを作れる。** 管理者グループに入れば OpenAM 全体の管理権限を握られる。 **仕組みと条件。** 開発元のアドバイザリ GHSA-jv8f-m88g-h6mm によれば、サーバーは自分の管理者権限で新規アカウントを作るため、許可されていない値もそのまま書き込まれる。古い自己登録 REST エンドポイント(属性の制限が無い)と現行の User Self-Service(グループ所属の制限が無い)の両方が該当する。**影響を受けるのは自己登録を有効にしたレルムだけ**で、自己登録は既定では無効。攻撃者に要るのは、自分が受け取れるメールアドレスで登録を完了させることだけである。 **評価値と影響版。** CVSS 3.1 は VulnCheck(CNA)の評価で **9.8 Critical**、CVSS 4.0 は 9.3。影響は 16.1.3 以前(openam-core-rest)。開発元は2026年10月22日に 16.1.4 で修正し、CVE は11月8日に NVD へ登録された(分析状況は Received)。CISA KEV には収載されていない。

CVE-2026-123549 の対応方法・回避策は?

**OpenAM 16.1.4 へ上げる。** 16.1.4 はすべての登録経路で Valid Creation Attributes(グループ所属を含む)を強制し、作れるのを利用者アカウントだけに限った。 **上げる前に確認すること(互換性)。** 一覧に無い属性を含む登録要求は拒否されるようになる。古い REST エンドポイントは以前は一覧を見ていなかったので、追加のプロフィール項目を送るフォームやクライアントがあれば、その属性を先に一覧へ加える。一覧をカスタマイズしている場合も mail は残す。 **更新までの回避策(開発元のアドバイザリより)。** - 自己登録が要らないレルムでは無効にする(User Self-Service の User Registration と、Self-Registration for Users・Legacy Self-Service REST Endpoint の両方を確認する) - 有効のままにするなら古い REST エンドポイントを無効にし、リバースプロキシでグループ所属や一覧外の属性を指定する要求を拒否する **影響を受けたかの確認**は、自己登録で作られたアカウントのグループ所属(とくに管理者グループ)を見直し、心当たりの無いものを外す。今後も新規アカウントの作成と特権グループの変更を監視する。

自分の環境が CVE-2026-123549 の影響を受けるか確認するには?

Open Identity Platform OpenAM 16.1.3 以前 を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-123549)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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