情報取得日: 2026/10/22・本ページは公開情報の非公式まとめです
| CVE ID | CVE-2026-115377 |
|---|---|
| 製品 | Linux Containers / Incus(6.0.7 未満 / 6.1.0 以上 7.0.2 未満 / 7.1.0 以上 7.5.0 未満) |
| CVSS | 9.9(Critical) CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H |
| 種別 (CWE) | CWE-59 リンク解釈の問題 |
| 登録/公開日 | 2026/10/22 |
| 出典 | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-115377 |
**コンテナ・仮想マシン管理ツール Incus(LXD のフォーク)で、移行(マイグレーション)で受け取るストリームにシンボリックリンクを仕込まれると、ホストの任意のファイルに root 権限で書き込まれる。** 開発元の GitHub アドバイザリ GHSA-579w-c4rw-c8q3(2026年9月25日公開)と NVD によれば、rsync ストレージドライバーと btrfs の最適化転送の経路で、`rootfs` などのシンボリックリンクがホストのルートを指すように細工されると、後続のデータがそのリンクを通ってホスト上に書き込まれる。ホスト全体の乗っ取りにつながり、仮想マシンでは `root.img` を差し替えられる。7.3.0 より前はホストのファイルを読まれる恐れもある。ZFS の最適化転送は対象外。 **誰が悪用できるか。** プロジェクト内でインスタンスやカスタムストレージボリュームを作れる任意のクライアント、または信頼できない移行元サーバー。 **評価値。** NVD に登録された VulnCheck の採点は CVSS 3.1 で **9.9 Critical**、CVSS 4.0 で 9.4。CISA KEV には収載されておらず、悪用の報告は確認できていない。NVD の分析は Deferred(保留)。
各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。
| 環境 | 対応状況 | 対応方法・備考 |
|---|---|---|
| AWS (ECS/EC2) | パッチあり(アプリ更新) |
EC2 上で Incus を動かしていれば、6.0.7 / 7.0.2 / 7.5.0 以上(またはディストリの修正版)へ更新する。
AWS から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-24 時点)。Amazon Linux の公式パッケージとしては確認できていない。
参照リンク
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| GCP | パッチあり(アプリ更新) |
Compute Engine 上の Incus ホストを修正版へ更新する。
GCP から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-24 時点)。
参照リンク
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| Azure | パッチあり(アプリ更新) |
Azure VM 上の Incus ホストを修正版へ更新する。
Azure から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-24 時点)。
参照リンク
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| Linux | ディストリ修正あり |
Debian trixie は DSA-6518-1(incus 6.0.4-2+deb13u11)を適用する。forky(7.0.1-5)と sid(7.0.2-2)は修正済み。上流版を使っている場合は 6.0.7 / 7.0.2 / 7.5.0 以上へ。
Ubuntu の CVE ページは 2026-10-24 時点で未掲載。Red Hat の公式リポジトリには Incus は含まれない。
参照リンク
|
**Incus を修正版へ上げる。** NVD の記述では修正版は 6.0.7(6.0 LTS 系)、7.0.2(7.0 系)、7.5.0(最新系)。開発元のアドバイザリは 7 系の修正版を 7.5.0 としている。ディストリビューションのパッケージを使っている場合は各ディストリの修正版を入れる(Debian は trixie が DSA-6518-1 の 6.0.4-2+deb13u11、forky が 7.0.1-5 で修正済み)。 **すぐ上げられない場合の回避策(開発元記載)。** インスタンスやカスタムボリュームを作れるクライアントを信頼できるものだけに限り、移行は信頼できるサーバーからだけ行う。マルチテナントで利用者にインスタンス作成を許している環境は最優先で更新する。 **完了条件**は、全ての Incus ホストが修正版以上であること。
Critical(CVSS 9.9)に分類されるLinux Containers Incus(6.0.7 未満 / 6.1.0 以上 7.0.2 未満 / 7.1.0 以上 7.5.0 未満)の脆弱性です。**コンテナ・仮想マシン管理ツール Incus(LXD のフォーク)で、移行(マイグレーション)で受け取るストリームにシンボリックリンクを仕込まれると、ホストの任意のファイルに root 権限で書き込まれる。** 開発元の GitHub アドバイザリ GHSA-579w-c4rw-c8q3(2026年9月25日公開)と NVD によれば、rsync ストレージドライバーと btrfs の最適化転送の経路で、`rootfs` などのシンボリックリンクがホストのルートを指すように細工されると、後続のデータがそのリンクを通ってホスト上に書き込まれる。ホスト全体の乗っ取りにつながり、仮想マシンでは `root.img` を差し替えられる。7.3.0 より前はホストのファイルを読まれる恐れもある。ZFS の最適化転送は対象外。 **誰が悪用できるか。** プロジェクト内でインスタンスやカスタムストレージボリュームを作れる任意のクライアント、または信頼できない移行元サーバー。 **評価値。** NVD に登録された VulnCheck の採点は CVSS 3.1 で **9.9 Critical**、CVSS 4.0 で 9.4。CISA KEV には収載されておらず、悪用の報告は確認できていない。NVD の分析は Deferred(保留)。
**Incus を修正版へ上げる。** NVD の記述では修正版は 6.0.7(6.0 LTS 系)、7.0.2(7.0 系)、7.5.0(最新系)。開発元のアドバイザリは 7 系の修正版を 7.5.0 としている。ディストリビューションのパッケージを使っている場合は各ディストリの修正版を入れる(Debian は trixie が DSA-6518-1 の 6.0.4-2+deb13u11、forky が 7.0.1-5 で修正済み)。 **すぐ上げられない場合の回避策(開発元記載)。** インスタンスやカスタムボリュームを作れるクライアントを信頼できるものだけに限り、移行は信頼できるサーバーからだけ行う。マルチテナントで利用者にインスタンス作成を許している環境は最優先で更新する。 **完了条件**は、全ての Incus ホストが修正版以上であること。
Linux Containers Incus(6.0.7 未満 / 6.1.0 以上 7.0.2 未満 / 7.1.0 以上 7.5.0 未満) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-115377)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。
本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。