脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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Critical CVSS 9.8 KEV 悪用確認
CVE-2026-0300

Palo Alto Networks PAN-OS User-ID認証ポータル(Captive Portal)バッファオーバーフローによる未認証RCE

情報取得日: 2026/05/06/最終確認: 2026/07/22・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-0300
製品Palo Alto Networks / PAN-OS
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-787 境界外書き込み(バッファオーバーフロー)
登録/公開日2026/05/06
KEV 期限2026/05/09 まで(米国連邦機関向け目安)
推奨対応ベンダー指示に従い修正版へ更新するか緩和策を適用。緩和策が無ければ製品の使用を停止(CISA KEV)。
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-0300

概要

PAN-OS の User-ID 認証ポータル(Captive Portal)サービスに存在するバッファオーバーフロー。細工したパケットにより未認証の攻撃者が root 権限で任意コードを実行できる。対象は Captive Portal を構成した PA シリーズ/VM シリーズのファイアウォールで、Prisma Access・Cloud NGFW・Panorama は非対象。ベンダーは、認証ポータルがインターネット等の非信頼ネットワークから到達可能な場合 CVSS 9.3、信頼済み内部IPに限定されている場合 8.7 と評価。CISA KEV に 2026-05-06 登録済みで実際の悪用が確認されている(Unit 42 が観測)。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) 対象外
該当なし(AWS のマネージドサービスの脆弱性ではない)
VM-Series を自運用で AWS 上に展開している場合はアプライアンス側の PAN-OS を修正版へ更新する。
参照リンク
GCP 対象外
該当なし(GCP マネージドサービスの脆弱性ではない)
VM-Series を GCP 上で自運用している場合は PAN-OS を修正版へ更新。
参照リンク
Azure 対象外
該当なし(Azure マネージドサービスの脆弱性ではない)
VM-Series を Azure 上で自運用している場合は PAN-OS を修正版へ更新。
参照リンク
Linux ベンダーFW更新
PAN-OS(ベンダーファームウェア)を修正版へ更新。Linux ディストリのパッケージ対象外。
アプライアンス OS の問題で、一般 Linux ディストリの CVE トラッカー対象ではない。ベンダー修正版を適用する。
参照リンク

CVE-2026-0300 の対応手順(環境別)

確認できた公式情報に基づく環境別の対応手順です。実施前に必ず一次情報と自環境で検証してください。

  1. Linux 環境での対応
    PAN-OS(ベンダーファームウェア)を修正版へ更新。Linux ディストリのパッケージ対象外。(アプライアンス OS の問題で、一般 Linux ディストリの CVE トラッカー対象ではない。ベンダー修正版を適用する。) 参照

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

修正版 PAN-OS へ更新するのが基本方針(12.1.4-h5/12.1.7、11.2 系・11.1 系・10.2 系にそれぞれ修正版あり)。即時更新できない場合は Captive Portal へのアクセスを信頼ゾーンに限定し、非信頼/インターネット流入のある L3 インターフェースの Interface Management Profile で Response Pages を無効化して暴露を下げる。

よくある質問(CVE-2026-0300)

CVE-2026-0300(PAN-OS)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるPalo Alto Networks PAN-OSの脆弱性です。PAN-OS の User-ID 認証ポータル(Captive Portal)サービスに存在するバッファオーバーフロー。細工したパケットにより未認証の攻撃者が root 権限で任意コードを実行できる。対象は Captive Portal を構成した PA シリーズ/VM シリーズのファイアウォールで、Prisma Access・Cloud NGFW・Panorama は非対象。ベンダーは、認証ポータルがインターネット等の非信頼ネットワークから到達可能な場合 CVSS 9.3、信頼済み内部IPに限定されている場合 8.7 と評価。CISA KEV に 2026-05-06 登録済みで実際の悪用が確認されている(Unit 42 が観測)。

CVE-2026-0300 の対応方法・回避策は?

修正版 PAN-OS へ更新するのが基本方針(12.1.4-h5/12.1.7、11.2 系・11.1 系・10.2 系にそれぞれ修正版あり)。即時更新できない場合は Captive Portal へのアクセスを信頼ゾーンに限定し、非信頼/インターネット流入のある L3 インターフェースの Interface Management Profile で Response Pages を無効化して暴露を下げる。

自分の環境が CVE-2026-0300 の影響を受けるか確認するには?

Palo Alto Networks PAN-OS を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-0300)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

CVE-2026-0300 は実際に悪用されている?

はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/05/09 です。推奨される対応: ベンダー指示に従い修正版へ更新するか緩和策を適用。緩和策が無ければ製品の使用を停止(CISA KEV)。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/07/22)。

ベンダー公式・PSIRT アドバイザリ
CISA KEV(悪用確認・対応期限・ランサム利用の出典)
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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