情報取得日: 2026/10/08・本ページは公開情報の非公式まとめです
| CVE ID | CVE-2015-3306 |
|---|---|
| 製品 | ProFTPD Project / ProFTPD 1.3.5(mod_copy 有効時) |
| CVSS | 10.0(Critical) CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H |
| 種別 (CWE) | CWE-284 不適切なアクセス制御 |
| 登録/公開日 | 2026/10/08 |
| KEV 期限 | 2026/10/11 まで(米国連邦機関向け目安) |
| 推奨対応 | ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、CISA の BOD 26-04(リスクに基づくセキュリティ更新の優先順位付け)および「Forensics Triage Requirements」に従うこと。クラウドサービスについては該当する BOD 26-04 のガイダンスに従い、緩和策が無い場合は当該製品の使用を停止すること。各資産のインターネット露出を評価し、BOD 26-04 のパッチ適用ガイドラインを順守する責任は利用者側にある。 |
| 出典 | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2015-3306 |
FTP サーバ ProFTPD の **mod_copy モジュールが提供する `SITE CPFR` / `SITE CPTO` コマンドを、ログイン前の攻撃者が使えてしまい、サーバ上の任意のファイルを読み書き(コピー)できる**欠陥。NVD の記述では対象は ProFTPD 1.3.5。Web サーバの公開ディレクトリへ PHP ファイルなどをコピーすれば、そのままコード実行に至る(Metasploit のモジュールや Exploit-DB の攻撃コードが公開されている)。 **悪用が確認されている。** 公開は 2015年5月。CISA は 2026年10月8日に KEV へ収載し、**是正期限を 2026年10月11日**とした。KEV 上のランサムウェア利用は Unknown(不明)。 CVSS は、NVD(Primary)の採点が旧 CVSS v2 の 10.0 のみで、CVSS 3.1 は CISA-ADP の 10.0 Critical(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H)。NVD の vulnStatus は Undergoing Analysis。
各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。
| 環境 | 対応状況 | 対応方法・備考 |
|---|---|---|
| AWS (ECS/EC2) | ディストリ修正あり |
EC2 上で自社運用している ProFTPD をディストリの修正済みパッケージへ更新する。更新まで mod_copy を無効化し、セキュリティグループで 21/TCP の到達元を絞る。
AWS Transfer Family などマネージドサービス側の欠陥ではない。自社運用の ProFTPD が対象。
参照リンク
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| GCP | ディストリ修正あり |
Compute Engine 上の ProFTPD をディストリの修正済みパッケージへ更新する。更新まで mod_copy を無効化する。
GCP 側の修正は無い。自社運用の ProFTPD が対象。
参照リンク
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| Azure | ディストリ修正あり |
Azure VM 上の ProFTPD をディストリの修正済みパッケージへ更新する。更新まで mod_copy を無効化する。
Azure 側の修正は無い。自社運用の ProFTPD が対象。
参照リンク
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| Linux | ディストリ修正あり |
proftpd パッケージを修正版へ更新する(Debian: DSA-3263-1、jessie 1.3.5-1.1+deb8u1 / wheezy 1.3.4a-5+deb7u3。Ubuntu: 14.04 LTS 1.3.5~rc3-2.1ubuntu2.1 / 12.04 LTS 1.3.4a-1ubuntu0.1、16.04 LTS 以降は対象外)。
ソースから入れた 1.3.5 は、bug 4169 の修正を取り込んだ版へ更新するか mod_copy を外す。
参照リンク
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**ProFTPD をディストリの修正版へ更新する。** Debian は DSA-3263-1 で wheezy(1.3.4a-5+deb7u3)と jessie(1.3.5-1.1+deb8u1)を修正し、現行の bookworm / trixie / sid も修正済みの版になっている。Ubuntu は 14.04 LTS(1.3.5~rc3-2.1ubuntu2.1)と 12.04 LTS(1.3.4a-1ubuntu0.1)で修正し、16.04 LTS 以降は対象外としている。アップストリームの修正は ProFTPD の bug 4169(GitHub の PR #109)で行われている。 **mod_copy を使っていないなら読み込まない。** ProFTPD 1.3.5 のリリースノートは mod_copy が既定で有効であり、無効化すべき場合があると述べている。更新までは mod_copy をロードしない設定にし、FTP の到達元を絞る(これは一般的な到達経路の削減で、更新の代わりではない)。 **影響を受けるかの確認**は `proftpd -v` で版を、`proftpd -l` で mod_copy が組み込まれているかを見る。FTP サーバと Web の公開ディレクトリが同じホストにある場合は、公開ディレクトリに見覚えの無いファイルが無いかも点検する。 **完了条件**は、(1)全ての ProFTPD がディストリの修正版以上であること、(2)mod_copy が不要なホストでは無効化していること、の2点である。
Critical(CVSS 10.0)に分類されるProFTPD Project ProFTPD 1.3.5(mod_copy 有効時)の脆弱性です。FTP サーバ ProFTPD の **mod_copy モジュールが提供する `SITE CPFR` / `SITE CPTO` コマンドを、ログイン前の攻撃者が使えてしまい、サーバ上の任意のファイルを読み書き(コピー)できる**欠陥。NVD の記述では対象は ProFTPD 1.3.5。Web サーバの公開ディレクトリへ PHP ファイルなどをコピーすれば、そのままコード実行に至る(Metasploit のモジュールや Exploit-DB の攻撃コードが公開されている)。 **悪用が確認されている。** 公開は 2015年5月。CISA は 2026年10月8日に KEV へ収載し、**是正期限を 2026年10月11日**とした。KEV 上のランサムウェア利用は Unknown(不明)。 CVSS は、NVD(Primary)の採点が旧 CVSS v2 の 10.0 のみで、CVSS 3.1 は CISA-ADP の 10.0 Critical(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H)。NVD の vulnStatus は Undergoing Analysis。
**ProFTPD をディストリの修正版へ更新する。** Debian は DSA-3263-1 で wheezy(1.3.4a-5+deb7u3)と jessie(1.3.5-1.1+deb8u1)を修正し、現行の bookworm / trixie / sid も修正済みの版になっている。Ubuntu は 14.04 LTS(1.3.5~rc3-2.1ubuntu2.1)と 12.04 LTS(1.3.4a-1ubuntu0.1)で修正し、16.04 LTS 以降は対象外としている。アップストリームの修正は ProFTPD の bug 4169(GitHub の PR #109)で行われている。 **mod_copy を使っていないなら読み込まない。** ProFTPD 1.3.5 のリリースノートは mod_copy が既定で有効であり、無効化すべき場合があると述べている。更新までは mod_copy をロードしない設定にし、FTP の到達元を絞る(これは一般的な到達経路の削減で、更新の代わりではない)。 **影響を受けるかの確認**は `proftpd -v` で版を、`proftpd -l` で mod_copy が組み込まれているかを見る。FTP サーバと Web の公開ディレクトリが同じホストにある場合は、公開ディレクトリに見覚えの無いファイルが無いかも点検する。 **完了条件**は、(1)全ての ProFTPD がディストリの修正版以上であること、(2)mod_copy が不要なホストでは無効化していること、の2点である。
ProFTPD Project ProFTPD 1.3.5(mod_copy 有効時) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2015-3306)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。
はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/10/11 です。推奨される対応: ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、CISA の BOD 26-04(リスクに基づくセキュリティ更新の優先順位付け)および「Forensics Triage Requirements」に従うこと。クラウドサービスについては該当する BOD 26-04 のガイダンスに従い、緩和策が無い場合は当該製品の使用を停止すること。各資産のインターネット露出を評価し、BOD 26-04 のパッチ適用ガイドラインを順守する責任は利用者側にある。
本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。