脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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Critical CVSS 9.8 NEW
CVE-2026-93674

IBM Langflow OSS の OS コマンドインジェクションで未認証RCE(CVSS 9.8・1.12.3 で修正)

情報取得日: 2026/10/07・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-93674
製品IBM(Langflow) / Langflow OSS 1.0.0〜1.12.2
CVSS9.8(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-94 コード生成の不適切な制御(OS コマンドの特殊要素の無害化不備)
登録/公開日2026/10/07
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-93674

概要

AI エージェント・ワークフローを組み立てるオープンソースのツール Langflow(IBM がメンテナンス)に、**OS コマンドに渡す特殊文字を無害化していない欠陥**があり、**リモートの攻撃者が任意のコードを実行できる**。NVD の記述では、対象は Langflow OSS 1.0.0〜1.12.2。 CVSS 3.1 は IBM(CNA)の評価で 9.8 Critical(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)で、ネットワーク越しに認証も利用者の操作も要らない評価になっている。NVD は 2026年10月7日公開で、vulnStatus は Received(NVD 独自の採点は未付与)。 この CVE は IBM のセキュリティ・ブリテン「Langflow OSS is affected by multiple vulnerabilities」(2026年10月2日公開)にまとめて載っている25件の1つで、同じブリテンには同じく 9.8 の CVE-2026-104334(コード生成の不適切な制御による RCE)のほか、CVSS 8点台のコード実行・パストラバーサル・アクセス制御の欠陥が多数含まれる。いずれも対処は同じ 1.12.3 への更新である。2026年10月7日時点で CISA KEV には収載されておらず、悪用の一次情報も確認できない。ただし Langflow は過去にも未認証 RCE が KEV に収載され実際に悪用されている(このサイトでは CVE-2025-34291・CVE-2026-33017・CVE-2026-9198 を掲載)。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: パッチあり(アプリ更新) 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
EC2 / ECS / EKS 上で動かしている Langflow を 1.12.3 以上へ更新する(コンテナはイメージを 1.12.3 以上へ差し替えて再デプロイ)。
AWS 側の修正ではなくアプリケーションの更新が対処。IBM は回避策なしとしている。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
Compute Engine / GKE / Cloud Run 上の Langflow を 1.12.3 以上へ更新する。
GCP 側にパッチは無い。更新まではインターネットから直接到達できないようにする。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
Azure VM / AKS / Container Apps 上の Langflow を 1.12.3 以上へ更新する。
Azure 側の修正ではなくアプリケーションの更新が対処。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
pip / uv で導入した Langflow を 1.12.3 以上へ更新する(pip install -U langflow)。
ディストリの標準パッケージではないため USN / RHSA には出ない。PyPI では 1.12.5(2026-10-06)が最新。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**Langflow OSS を 1.12.3 以上へ更新する。** IBM のブリテンは 1.12.3 への更新を推奨し、回避策は無い(Workarounds and Mitigations: None)としている。PyPI では 1.12.3(2026年9月22日)以降、1.12.4・1.12.5(2026年10月6日)が出ているので、更新するなら最新の 1.12.x にそろえるのが手間が少ない。 **更新までのつなぎ。** 回避策は公表されていないため、更新まではインターネットから Langflow の画面と API に直接届かないようにする(VPN・社内ネットワーク限定、前段のリバースプロキシで認証を必須にする)。これは公式の緩和策ではなく、到達経路を減らすための一般的な措置である。 **影響を受けるかの確認**は `pip show langflow` かコンテナイメージのタグで版を見て、1.12.2 以下なら対象。Langflow は API キーやクラウドの認証情報を環境変数・フロー内に持つことが多く、RCE は資格情報の流出に直結する。公開していた期間がある場合は、プロセスの不審な子プロセス・外向き通信を確認し、Langflow に渡していた API キーを入れ替える。 **完了条件**は、(1)全ての Langflow が 1.12.3 以上であること、(2)外部公開していた環境では認証情報の入れ替えを済ませていること、の2点である。

よくある質問(CVE-2026-93674)

CVE-2026-93674(Langflow OSS 1.0.0〜1.12.2)の影響は?

Critical(CVSS 9.8)に分類されるIBM(Langflow) Langflow OSS 1.0.0〜1.12.2の脆弱性です。AI エージェント・ワークフローを組み立てるオープンソースのツール Langflow(IBM がメンテナンス)に、**OS コマンドに渡す特殊文字を無害化していない欠陥**があり、**リモートの攻撃者が任意のコードを実行できる**。NVD の記述では、対象は Langflow OSS 1.0.0〜1.12.2。 CVSS 3.1 は IBM(CNA)の評価で 9.8 Critical(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H)で、ネットワーク越しに認証も利用者の操作も要らない評価になっている。NVD は 2026年10月7日公開で、vulnStatus は Received(NVD 独自の採点は未付与)。 この CVE は IBM のセキュリティ・ブリテン「Langflow OSS is affected by multiple vulnerabilities」(2026年10月2日公開)にまとめて載っている25件の1つで、同じブリテンには同じく 9.8 の CVE-2026-104334(コード生成の不適切な制御による RCE)のほか、CVSS 8点台のコード実行・パストラバーサル・アクセス制御の欠陥が多数含まれる。いずれも対処は同じ 1.12.3 への更新である。2026年10月7日時点で CISA KEV には収載されておらず、悪用の一次情報も確認できない。ただし Langflow は過去にも未認証 RCE が KEV に収載され実際に悪用されている(このサイトでは CVE-2025-34291・CVE-2026-33017・CVE-2026-9198 を掲載)。

CVE-2026-93674 の対応方法・回避策は?

**Langflow OSS を 1.12.3 以上へ更新する。** IBM のブリテンは 1.12.3 への更新を推奨し、回避策は無い(Workarounds and Mitigations: None)としている。PyPI では 1.12.3(2026年9月22日)以降、1.12.4・1.12.5(2026年10月6日)が出ているので、更新するなら最新の 1.12.x にそろえるのが手間が少ない。 **更新までのつなぎ。** 回避策は公表されていないため、更新まではインターネットから Langflow の画面と API に直接届かないようにする(VPN・社内ネットワーク限定、前段のリバースプロキシで認証を必須にする)。これは公式の緩和策ではなく、到達経路を減らすための一般的な措置である。 **影響を受けるかの確認**は `pip show langflow` かコンテナイメージのタグで版を見て、1.12.2 以下なら対象。Langflow は API キーやクラウドの認証情報を環境変数・フロー内に持つことが多く、RCE は資格情報の流出に直結する。公開していた期間がある場合は、プロセスの不審な子プロセス・外向き通信を確認し、Langflow に渡していた API キーを入れ替える。 **完了条件**は、(1)全ての Langflow が 1.12.3 以上であること、(2)外部公開していた環境では認証情報の入れ替えを済ませていること、の2点である。

自分の環境が CVE-2026-93674 の影響を受けるか確認するには?

IBM(Langflow) Langflow OSS 1.0.0〜1.12.2 を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-93674)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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