脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
Critical CVSS 9.1 NEW
CVE-2026-87744

Quarkus REST Data Panache の生成エンドポイントで認可が外れる(CVSS 9.1)

情報取得日: 2026/10/13・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-87744
製品Quarkus(Red Hat) / Quarkus REST Data Panache(io.quarkus:quarkus-hibernate-orm-rest-data-panache)
CVSS9.1(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N
種別 (CWE)CWE-425 強制ブラウズ(認可の欠落)
登録/公開日2026/10/13
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-87744

概要

Java フレームワーク Quarkus の **REST Data Panache**(エンティティから REST エンドポイントを自動生成する拡張)に、**認可が外れる**欠陥がある。クラスに `@ResourceProperties(rolesAllowed = ...)` でロール制限を付けていても、特定の操作を `@MethodProperties` で個別に設定し、そこでロールを書き直さなかった場合、コード生成がその操作についてクラス側のセキュリティ要件を**黙って落とす**。その結果、そのエンドポイントは**認証なしで呼べる**状態になり、データの閲覧や変更を許すおそれがある。 **対象**: Red Hat の Bugzilla(2530524)は影響版として Quarkus **3.27 と 3.33** を挙げ、NVD は Red Hat build of Quarkus の `quarkus-hibernate-orm-rest-data-panache` を影響製品としている。2026年10月13日時点で、修正版・修正コミットはどちらにも記載が無い。 **評価値**: Red Hat(CNA)による CVSS 3.1 は **9.1 Critical**(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N。Red Hat の深刻度は Important・暫定値)。NVD の分析状況は Received(2026年10月12日公開)。CISA KEV には収載されていない。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: 情報確認中 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) 情報確認中
ECS / EKS / EC2 上の Quarkus アプリは、修正版は未公表(公式で要確認)。それまでは、`@MethodProperties` で個別に設定した操作にも `rolesAllowed` を明示し直し、REST Data Panache の生成エンドポイントに届く通信を信頼できるネットワークに絞る。
AWS 側の修正ではなくアプリケーション(Quarkus)の更新が対処。修正版は公式で要確認。
参照リンク
GCP 情報確認中
GKE / Cloud Run / Compute Engine 上の Quarkus アプリは、修正版は未公表(公式で要確認)。それまでは、`@MethodProperties` で個別に設定した操作にも `rolesAllowed` を明示し直し、REST Data Panache の生成エンドポイントに届く通信を信頼できるネットワークに絞る。
GCP 側にパッチは無い。修正版は公式で要確認。
参照リンク
Azure 情報確認中
AKS / Container Apps / Azure VM 上の Quarkus アプリは、修正版は未公表(公式で要確認)。それまでは、`@MethodProperties` で個別に設定した操作にも `rolesAllowed` を明示し直し、REST Data Panache の生成エンドポイントに届く通信を信頼できるネットワークに絞る。
Azure 側の修正ではなくアプリケーションの更新が対処。修正版は公式で要確認。
参照リンク
Linux 情報確認中
Red Hat build of Quarkus を含め、修正版・RHSA は未公表(公式で要確認)。それまでは `@MethodProperties` を付けた操作に `rolesAllowed` を明示し直し、アプリへの到達を信頼できるネットワークに絞る。
Bugzilla 2530524 の影響版は 3.27 / 3.33。アプリに同梱する Maven 依存なので、OS のパッケージ更新では直らない。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

**修正版はまだ示されていない(公式で要確認)。** Red Hat の CVE ページも Bugzilla も、2026年10月13日時点で修正版・エラータを載せていない。 **影響を受けるかの確認**: アプリケーションが `quarkus-hibernate-orm-rest-data-panache` を使い、かつ(1)リソースのクラスに `@ResourceProperties(rolesAllowed = ...)` を付け、(2)一部の操作に `@MethodProperties` を付けているのにそこでロールを書いていない、の両方に当てはまるか。当てはまる操作が認証なしで呼べるかは、トークンを付けずに該当エンドポイントへ要求して確かめられる。 **つなぎの措置**: Red Hat の緩和策は、REST Data Panache を使う Quarkus アプリへの到達を信頼できるネットワークか localhost に限ること(設定変更後は再起動が要る場合がある)。加えて、欠陥の仕組みから、`@MethodProperties` を付けた各操作にも `rolesAllowed` を明示し直せば、クラス側の要件が落ちても認可が残る(これは公式の回避策ではない)。修正版が出たら更新する。

よくある質問(CVE-2026-87744)

CVE-2026-87744(Quarkus REST Data Panache)の影響は?

Critical(CVSS 9.1)に分類されるQuarkus(Red Hat) Quarkus REST Data Panache(io.quarkus:quarkus-hibernate-orm-rest-data-panache)の脆弱性です。Java フレームワーク Quarkus の **REST Data Panache**(エンティティから REST エンドポイントを自動生成する拡張)に、**認可が外れる**欠陥がある。クラスに `@ResourceProperties(rolesAllowed = ...)` でロール制限を付けていても、特定の操作を `@MethodProperties` で個別に設定し、そこでロールを書き直さなかった場合、コード生成がその操作についてクラス側のセキュリティ要件を**黙って落とす**。その結果、そのエンドポイントは**認証なしで呼べる**状態になり、データの閲覧や変更を許すおそれがある。 **対象**: Red Hat の Bugzilla(2530524)は影響版として Quarkus **3.27 と 3.33** を挙げ、NVD は Red Hat build of Quarkus の `quarkus-hibernate-orm-rest-data-panache` を影響製品としている。2026年10月13日時点で、修正版・修正コミットはどちらにも記載が無い。 **評価値**: Red Hat(CNA)による CVSS 3.1 は **9.1 Critical**(AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N。Red Hat の深刻度は Important・暫定値)。NVD の分析状況は Received(2026年10月12日公開)。CISA KEV には収載されていない。

CVE-2026-87744 の対応方法・回避策は?

**修正版はまだ示されていない(公式で要確認)。** Red Hat の CVE ページも Bugzilla も、2026年10月13日時点で修正版・エラータを載せていない。 **影響を受けるかの確認**: アプリケーションが `quarkus-hibernate-orm-rest-data-panache` を使い、かつ(1)リソースのクラスに `@ResourceProperties(rolesAllowed = ...)` を付け、(2)一部の操作に `@MethodProperties` を付けているのにそこでロールを書いていない、の両方に当てはまるか。当てはまる操作が認証なしで呼べるかは、トークンを付けずに該当エンドポイントへ要求して確かめられる。 **つなぎの措置**: Red Hat の緩和策は、REST Data Panache を使う Quarkus アプリへの到達を信頼できるネットワークか localhost に限ること(設定変更後は再起動が要る場合がある)。加えて、欠陥の仕組みから、`@MethodProperties` を付けた各操作にも `rolesAllowed` を明示し直せば、クラス側の要件が落ちても認可が残る(これは公式の回避策ではない)。修正版が出たら更新する。

自分の環境が CVE-2026-87744 の影響を受けるか確認するには?

Quarkus(Red Hat) Quarkus REST Data Panache(io.quarkus:quarkus-hibernate-orm-rest-data-panache) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-87744)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

« 一覧に戻る