脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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Critical CVSS 9.1 NEW KEV 悪用確認
CVE-2026-60137

WordPress コアの author__not_in パラメータで SQLインジェクションが起きる

情報取得日: 2026/07/21/最終確認: 2026/07/22・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-60137
製品WordPress / WordPress 6.8.0〜6.8.5 / 6.9.0〜6.9.4 / 7.0.0〜7.0.1
CVSS9.1(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N
種別 (CWE)CWE-89 SQL Injection
登録/公開日2026/07/21
KEV 期限2026/08/04 まで(米国連邦機関向け目安)
推奨対応BOD 26-04 に従いベンダーの緩和策を適用する。適用できない場合は使用を停止する。
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-60137

概要

WordPress コアの WP_Query が author__not_in パラメータを適切にサニタイズしておらず、プラグインやテーマが信頼できない入力をこのパラメータへ渡している構成では SQLインジェクションが成立する。単体では条件付きだが、同時に公開された REST API の経路取り違え CVE-2026-63030 と連鎖すると既定構成でも未認証 RCE に到達しうるため、CISA は 2026-07-21 に KEV へ追加した。評価は割れており、NVD の主評価(WPScan)は 5.9 中程度、CISA の副評価は 9.1 クリティカル。攻撃連鎖の実害を重く見て本サイトは 9.1 を採る。修正は 6.8.6 / 6.9.5 / 7.0.2。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
EC2/ECS/EKS/Lightsail 上の WordPress を 6.8.6 / 6.9.5 / 7.0.2 以降へ更新する。更新まで AWS WAF の SQLi ルールを有効にし、クエリ文字列の author__not_in を監視する。
AWS 側の修正パッチは無い。WAF は暫定であり、コア更新が恒久対処。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
GCE/GKE/Cloud Run 上のコアを該当バージョン以降へ更新する。Cloud Armor のプリセット SQLi ルールを併用する。
GCP 側に修正パッチは無い。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
App Service / VM / AKS 上のコアを 6.8.6 / 6.9.5 / 7.0.2 以降へ更新する。Front Door / Application Gateway の WAF マネージドルール(SQLi)を有効化する。
Azure 側に修正パッチは無い。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
`wp core update` で 6.8.6 / 6.9.5 / 7.0.2 以降へ更新する。6.8 系を使い続ける場合は 6.8.6 で塞がる。ディストリのパッケージ運用時は各ディストリのセキュリティトラッカーで修正版提供を公式に確認する。
ディストリ版の提供状況は未確認のため断定しない。
参照リンク

CVE-2026-60137 の対応手順(環境別)

確認できた公式情報に基づく環境別の対応手順です。実施前に必ず一次情報と自環境で検証してください。

  1. AWS 環境での対応
    EC2/ECS/EKS/Lightsail 上の WordPress を 6.8.6 / 6.9.5 / 7.0.2 以降へ更新する。更新まで AWS WAF の SQLi ルールを有効にし、クエリ文字列の author__not_in を監視する。(AWS 側の修正パッチは無い。WAF は暫定であり、コア更新が恒久対処。) 参照
  2. GCP 環境での対応
    GCE/GKE/Cloud Run 上のコアを該当バージョン以降へ更新する。Cloud Armor のプリセット SQLi ルールを併用する。(GCP 側に修正パッチは無い。) 参照
  3. Azure 環境での対応
    App Service / VM / AKS 上のコアを 6.8.6 / 6.9.5 / 7.0.2 以降へ更新する。Front Door / Application Gateway の WAF マネージドルール(SQLi)を有効化する。(Azure 側に修正パッチは無い。) 参照
  4. Linux 環境での対応
    `wp core update` で 6.8.6 / 6.9.5 / 7.0.2 以降へ更新する。6.8 系を使い続ける場合は 6.8.6 で塞がる。ディストリのパッケージ運用時は各ディストリのセキュリティトラッカーで修正版提供を公式に確認する。(ディストリ版の提供状況は未確認のため断定しない。) 参照

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

WordPress コアを 6.8.6 / 6.9.5 / 7.0.2 以降へ更新する。プラグイン側で author__not_in に外部入力を渡している箇所があれば、更新後も整数配列へのキャストなど型の強制を入れておく。連鎖相手の CVE-2026-63030 と同じ更新で同時に塞がるため、片方だけの対処にしない。

よくある質問(CVE-2026-60137)

CVE-2026-60137(WordPress 6.8.0〜6.8.5 / 6.9.0〜6.9.4 / 7.0.0〜7.0.1)の影響は?

Critical(CVSS 9.1)に分類されるWordPress WordPress 6.8.0〜6.8.5 / 6.9.0〜6.9.4 / 7.0.0〜7.0.1の脆弱性です。WordPress コアの WP_Query が author__not_in パラメータを適切にサニタイズしておらず、プラグインやテーマが信頼できない入力をこのパラメータへ渡している構成では SQLインジェクションが成立する。単体では条件付きだが、同時に公開された REST API の経路取り違え CVE-2026-63030 と連鎖すると既定構成でも未認証 RCE に到達しうるため、CISA は 2026-07-21 に KEV へ追加した。評価は割れており、NVD の主評価(WPScan)は 5.9 中程度、CISA の副評価は 9.1 クリティカル。攻撃連鎖の実害を重く見て本サイトは 9.1 を採る。修正は 6.8.6 / 6.9.5 / 7.0.2。

CVE-2026-60137 の対応方法・回避策は?

WordPress コアを 6.8.6 / 6.9.5 / 7.0.2 以降へ更新する。プラグイン側で author__not_in に外部入力を渡している箇所があれば、更新後も整数配列へのキャストなど型の強制を入れておく。連鎖相手の CVE-2026-63030 と同じ更新で同時に塞がるため、片方だけの対処にしない。

自分の環境が CVE-2026-60137 の影響を受けるか確認するには?

WordPress WordPress 6.8.0〜6.8.5 / 6.9.0〜6.9.4 / 7.0.0〜7.0.1 を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-60137)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

CVE-2026-60137 は実際に悪用されている?

はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/08/04 です。推奨される対応: BOD 26-04 に従いベンダーの緩和策を適用する。適用できない場合は使用を停止する。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/07/22)。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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