脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
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High CVSS 8.1 NEW
CVE-2026-55200

libssh2 クライアントライブラリ ssh2_transport_read() の境界チェック不備(未認証RCE:悪意あるSSHサーバ)

情報取得日: 2026/07/14/最終確認: 2026/07/22・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-55200
製品libssh2 / libssh2 (<= 1.11.1)
CVSS8.1(High)
CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-787 Out-of-bounds Write
登録/公開日2026/07/14
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-55200

概要

libssh2 1.11.1 以前の ssh2_transport_read() が packet_length フィールドの上限を検証せず、境界外書き込み(ヒープ破壊)を起こす。悪意あるSSHサーバが不正な packet_length を含むパケットを送ると、SSHクライアント側で認証前(pre-auth)にメモリ破壊が発生し、RCEに至り得る。curl・Git系クライアント・PHP等が libssh2 を静的リンクしている場合があり、影響範囲の特定が難しい。upstream の commit 7acf3df で修正。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) ディストリ修正あり
Amazon Linux / 各AMIの libssh2 パッケージを更新(ALAS 公開後に yum/dnf update libssh2)。libssh2 を静的リンクするツール(curl 等)も更新。
AWS 固有アドバイザリではなくディストリのlibssh2更新で対応。公開待ちのものは適用可否を要確認。
参照リンク
GCP ディストリ修正あり
Compute Engine の各Linux VMで OS ベンダのlibssh2更新(apt/dnf)を適用。マネージド範囲外のクライアント利用も棚卸し。
GCP固有ではなくゲストOSのディストリ更新で対応。
参照リンク
Azure ディストリ修正あり
Azure VM のゲストOS(Ubuntu/RHEL 等)で libssh2 パッケージ更新を適用。
Azure固有ではなくゲストOSのディストリ更新で対応。
参照リンク
Linux ディストリ修正あり
Debian は testing の libssh2 1.11.1-4 でパッチ取込済み。Ubuntu/Red Hat 等は各セキュリティトラッカで更新状況を確認し、公開され次第 apt/dnf でアップグレード。静的リンクバイナリは再ビルド。
ディストリによって配信タイミングが異なる。未公開ディストリは commit 7acf3df のバックポート適用可否を確認。
参照リンク

CVE-2026-55200 の対応手順(環境別)

確認できた公式情報に基づく環境別の対応手順です。実施前に必ず一次情報と自環境で検証してください。

  1. AWS 環境での対応
    Amazon Linux / 各AMIの libssh2 パッケージを更新(ALAS 公開後に yum/dnf update libssh2)。libssh2 を静的リンクするツール(curl 等)も更新。(AWS 固有アドバイザリではなくディストリのlibssh2更新で対応。公開待ちのものは適用可否を要確認。) 参照
  2. GCP 環境での対応
    Compute Engine の各Linux VMで OS ベンダのlibssh2更新(apt/dnf)を適用。マネージド範囲外のクライアント利用も棚卸し。(GCP固有ではなくゲストOSのディストリ更新で対応。) 参照
  3. Azure 環境での対応
    Azure VM のゲストOS(Ubuntu/RHEL 等)で libssh2 パッケージ更新を適用。(Azure固有ではなくゲストOSのディストリ更新で対応。) 参照
  4. Linux 環境での対応
    Debian は testing の libssh2 1.11.1-4 でパッチ取込済み。Ubuntu/Red Hat 等は各セキュリティトラッカで更新状況を確認し、公開され次第 apt/dnf でアップグレード。静的リンクバイナリは再ビルド。(ディストリによって配信タイミングが異なる。未公開ディストリは commit 7acf3df のバックポート適用可否を確認。) 参照

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

libssh2 を 1.11.1 のパッチ適用版(各ディストリのバックポート、または commit 7acf3df 以降でビルド)へ更新する。SSHクライアント接続先を信頼できるホストに限定し、ホスト鍵検証を厳格化する。libssh2 を静的リンクしているツール(curl/Git/PHP 等)も再ビルド・更新対象として棚卸しする。

よくある質問(CVE-2026-55200)

CVE-2026-55200(libssh2)の影響は?

High(CVSS 8.1)に分類されるlibssh2 libssh2 (<= 1.11.1)の脆弱性です。libssh2 1.11.1 以前の ssh2_transport_read() が packet_length フィールドの上限を検証せず、境界外書き込み(ヒープ破壊)を起こす。悪意あるSSHサーバが不正な packet_length を含むパケットを送ると、SSHクライアント側で認証前(pre-auth)にメモリ破壊が発生し、RCEに至り得る。curl・Git系クライアント・PHP等が libssh2 を静的リンクしている場合があり、影響範囲の特定が難しい。upstream の commit 7acf3df で修正。

CVE-2026-55200 の対応方法・回避策は?

libssh2 を 1.11.1 のパッチ適用版(各ディストリのバックポート、または commit 7acf3df 以降でビルド)へ更新する。SSHクライアント接続先を信頼できるホストに限定し、ホスト鍵検証を厳格化する。libssh2 を静的リンクしているツール(curl/Git/PHP 等)も再ビルド・更新対象として棚卸しする。

自分の環境が CVE-2026-55200 の影響を受けるか確認するには?

libssh2 libssh2 (<= 1.11.1) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-55200)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/07/22)。

免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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