情報取得日: 2026/05/21/最終確認: 2026/08/01・本ページは公開情報の非公式まとめです
| CVE ID | CVE-2026-34926 |
|---|---|
| 製品 | Trend Micro / Apex One(オンプレミス版)サーバー ※ Apex One as a Service / Vision One Endpoint Security - Standard Endpoint Protection は本CVEの対象外 |
| CVSS | 6.7(Medium) CVSS:3.1/AV:L/AC:H/PR:H/UI:N/S:C/C:H/I:L/A:L CVSS は当サイトの掲載基準(7.0以上)を下回りますが、CISA KEV に収載され実際の悪用が確認されているため掲載しています。 |
| 種別 (CWE) | CWE-23(相対パストラバーサル) |
| 登録/公開日 | 2026/05/21 |
| KEV 期限 | 2026/06/04 まで(米国連邦機関向け目安) |
| 推奨対応 | ベンダーの指示に従って緩和策を適用する。クラウドサービスについては CISA BOD 22-01 の指針に従い、緩和策が無い場合は製品の使用を停止する。 |
| 出典 | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-34926 |
エンドポイント保護製品 Apex One のオンプレミス版サーバーに、相対パストラバーサルの欠陥がある。攻撃者はサーバー上のキーテーブルを改ざんし、そこへ悪意あるコードを仕込んで**配下のエージェントへ配布**できる。エンドポイント保護製品そのものが、全端末へのコード配布経路として悪用される構図である。 悪用の前提条件は重い。NVD の CVSS 3.1 基本値 6.7(AV:L/AC:H/PR:H)が示すとおり、攻撃者は Apex One サーバーにアクセスでき、かつ**別の手段で既に管理者の認証情報を入手している**必要がある。単独で侵入口になる種類の脆弱性ではなく、侵入後の被害を一段階拡大させる脆弱性である。 それでも CISA は 2026年5月21日に KEV カタログへ追加しており、JVN も「既に実際の攻撃で悪用されている」と明記している。前提条件が重いことと、実際に使われていることは矛盾しない。管理者権限を取られた後の横展開手段として現実に選ばれている、と読むべきである。 対象はオンプレミス版のみで、Apex One as a Service と Vision One Endpoint Security - Standard Endpoint Protection は本CVEの影響を受けない(同時に公開された別のCVEでは影響を受ける)。
各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。
| 環境 | 対応状況 | 対応方法・備考 |
|---|---|---|
| AWS (ECS/EC2) | ベンダーFW更新 |
AWS 上の EC2 で Apex One サーバーを運用している場合も、AWS 側に修正は無い。Trend Micro のパッチ(サーバー: Service Pack 1 Critical Patch B18012 / エージェント: Build 14.0.18012)を適用する。
AWS のマネージドサービスに Apex One は含まれない。管理コンソールへの到達元をセキュリティグループで限定することは有効だが、悪用の前提が「管理者権限の取得済み」であるため、根本的な緩和にはならない。
参照リンク
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| GCP | ベンダーFW更新 |
GCP 上の VM で Apex One サーバーを運用している場合も同様に、Trend Micro のパッチを適用する。GCP 側の対応は不要。
サーバーとエージェントの両方に適用が必要(JPCERT 注意喚起)。
参照リンク
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| Azure | ベンダーFW更新 |
Azure 上の VM で Apex One サーバーを運用している場合も同様に、Trend Micro のパッチを適用する。Azure 側の対応は不要。
サーバーとエージェントの両方に適用が必要(JPCERT 注意喚起)。
参照リンク
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| Linux | 対象外 |
Apex One のオンプレミス版サーバーは Windows Server 上で動作する製品であり、Linux ディストリビューションのパッケージとしては提供されていない。ディストリ側の修正は無い。
Ubuntu USN / Red Hat RHSA / Debian security tracker のいずれにも該当エントリは無い(2026-08-01 時点)。日本語の一次情報は JVN VU#90583059 を参照。
参照リンク
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まず自組織が Apex One の**オンプレミス版**を運用しているかを切り分ける。SaaS 版(as a Service)であれば本CVEの対象外である。 オンプレミス版を運用している場合、JVN の記載では **サーバー側が Service Pack 1 Critical Patch B18012、エージェント側が Build 14.0.18012** への更新が必要とされている。JPCERT の注意喚起も「サーバーとセキュリティエージェントの双方にパッチを適用する」ことを求めており、**サーバーだけの適用では不十分**である点に注意する。正確なパッチ番号は Trend Micro の公式ソリューション記事(KA-0023430)で最終確認すること。 悪用には管理者権限が前提であるため、対策はパッチ適用だけでは終わらない。Apex One サーバーの管理者アカウントの棚卸し、認証情報の使い回しの有無、管理コンソールへの到達経路の制限を併せて見直す。既に KEV 収載から2か月以上が経過しており、是正期限(2026年6月4日)も過ぎているため、未適用の環境は侵害の有無を前提に調査する。 エージェントへ配布された内容が改ざんされていないか、想定外の配布ジョブが実行されていないかをサーバーのログで確認する。
Medium(CVSS 6.7)に分類されるTrend Micro Apex One(オンプレミス版)サーバー ※ Apex One as a Service / Vision One Endpoint Security - Standard Endpoint Protection は本CVEの対象外の脆弱性です。エンドポイント保護製品 Apex One のオンプレミス版サーバーに、相対パストラバーサルの欠陥がある。攻撃者はサーバー上のキーテーブルを改ざんし、そこへ悪意あるコードを仕込んで**配下のエージェントへ配布**できる。エンドポイント保護製品そのものが、全端末へのコード配布経路として悪用される構図である。 悪用の前提条件は重い。NVD の CVSS 3.1 基本値 6.7(AV:L/AC:H/PR:H)が示すとおり、攻撃者は Apex One サーバーにアクセスでき、かつ**別の手段で既に管理者の認証情報を入手している**必要がある。単独で侵入口になる種類の脆弱性ではなく、侵入後の被害を一段階拡大させる脆弱性である。 それでも CISA は 2026年5月21日に KEV カタログへ追加しており、JVN も「既に実際の攻撃で悪用されている」と明記している。前提条件が重いことと、実際に使われていることは矛盾しない。管理者権限を取られた後の横展開手段として現実に選ばれている、と読むべきである。 対象はオンプレミス版のみで、Apex One as a Service と Vision One Endpoint Security - Standard Endpoint Protection は本CVEの影響を受けない(同時に公開された別のCVEでは影響を受ける)。
まず自組織が Apex One の**オンプレミス版**を運用しているかを切り分ける。SaaS 版(as a Service)であれば本CVEの対象外である。 オンプレミス版を運用している場合、JVN の記載では **サーバー側が Service Pack 1 Critical Patch B18012、エージェント側が Build 14.0.18012** への更新が必要とされている。JPCERT の注意喚起も「サーバーとセキュリティエージェントの双方にパッチを適用する」ことを求めており、**サーバーだけの適用では不十分**である点に注意する。正確なパッチ番号は Trend Micro の公式ソリューション記事(KA-0023430)で最終確認すること。 悪用には管理者権限が前提であるため、対策はパッチ適用だけでは終わらない。Apex One サーバーの管理者アカウントの棚卸し、認証情報の使い回しの有無、管理コンソールへの到達経路の制限を併せて見直す。既に KEV 収載から2か月以上が経過しており、是正期限(2026年6月4日)も過ぎているため、未適用の環境は侵害の有無を前提に調査する。 エージェントへ配布された内容が改ざんされていないか、想定外の配布ジョブが実行されていないかをサーバーのログで確認する。
Trend Micro Apex One(オンプレミス版)サーバー ※ Apex One as a Service / Vision One Endpoint Security - Standard Endpoint Protection は本CVEの対象外 を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-34926)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。
はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/06/04 です。推奨される対応: ベンダーの指示に従って緩和策を適用する。クラウドサービスについては CISA BOD 22-01 の指針に従い、緩和策が無い場合は製品の使用を停止する。
掲載後に NVD・CISA KEV 側で確定した変化を、日次の自動突合で記録したものです(新しい順)。掲載前の変化は記録がないため含みません。
本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/08/01)。