情報取得日: 2026/10/20・本ページは公開情報の非公式まとめです
| CVE ID | CVE-2026-110936 |
|---|---|
| 製品 | Siemens / Siemens Software Center(V4.0.9.8 未満) |
| CVSS | 6.7(Medium) CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H CVSS は当サイトの掲載基準(7.0以上)を下回りますが、CISA KEV に収載され実際の悪用が確認されているため掲載しています。 |
| 種別 (CWE) | CWE-427 制御されていない検索パスの要素 |
| 登録/公開日 | 2026/10/20 |
| KEV 期限 | 2026/11/03 まで(米国連邦機関向け目安) |
| 推奨対応 | ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、CISA の BOD 26-04(リスクに基づくセキュリティ更新の優先順位付け)および「Forensics Triage Requirements」に従うこと。緩和策が利用できない場合はクラウドサービス向けの BOD 26-04 指針に従うか、製品の使用を中止する。各資産のインターネット露出の評価は利用者側の責任である。 |
| 出典 | https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-110936 |
**Siemens のソフトウェア配布・更新ツール Siemens Software Center が、制御されていない検索パスから DLL を読み込む欠陥がある。** Siemens のアドバイザリ SSA-580366(2026年10月15日公開)によれば、対象は **V4.0.9.8 より前の全版**で、細工した DLL をアプリケーションが探すフォルダに置かれると、アプリケーションの権限で任意のコードが実行される(DLL サイドローディング)。CVSS 3.1 は **6.7 Medium**、CVSS 4.0 は **8.4 High**(Siemens 採点)。 **悪用は確認済み。** Siemens は10月19日の告知で、本件の実際の悪用を確認したとしている。攻撃者は、署名済みの正規のプログラムに悪意のある DLL を添えて、Siemens の公式経路の外で配っていた。当時の最新版 3.5.8.7 は自分のフォルダの補助ファイルを検証せずに読み込んでいた。Siemens 自身のシステムや更新経路の侵害は無いとしている。CISA は10月20日に KEV へ収載した(是正期限 **2026年11月3日**)。**CVSS 3.1 は 7.0 未満だが、悪用が確認されているため本サイトの掲載基準(KEV 収載)で載せている。**
各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。
| 環境 | 対応状況 | 対応方法・備考 |
|---|---|---|
| AWS (ECS/EC2) | パッチあり(アプリ更新) |
EC2 の Windows インスタンスや WorkSpaces に入れた Siemens Software Center を V4.0.9.8 以上へ更新する(起動時の自動更新を確認する)。
AWS から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-21 時点)。Windows 端末上のアプリケーションの欠陥で、AWS 側の対処では直らない。
参照リンク
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| GCP | パッチあり(アプリ更新) |
Compute Engine の Windows インスタンスに入れた Siemens Software Center を V4.0.9.8 以上へ更新する。
GCP から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-21 時点)。
参照リンク
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| Azure | パッチあり(アプリ更新) |
Azure VM / Azure Virtual Desktop の Windows に入れた Siemens Software Center を V4.0.9.8 以上へ更新する。
Azure から本 CVE 個別の速報は確認できていない(2026-10-21 時点)。
参照リンク
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| Linux | 対象外 |
対象外(Windows 向けアプリケーションの DLL 読み込みの欠陥であり、Linux ディストリの更新対象ではない)。
Ubuntu USN / Red Hat RHSA / Debian security tracker には載らない。
参照リンク
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**V4.0.9.8 以上へ上げる。** Siemens によれば、既存のインストールは次にアプリケーションを起動したときに自動で更新される。最新版は Siemens のダウンロードページからも入手できる。製品固有の回避策は示されていない。 **入手経路を確かめる。** Siemens は、ソフトウェアを Siemens の公式経路からだけ入手するよう求めている。公式以外の場所から入れたものは、正規の署名があっても信用しない。 **侵害の確認。** Siemens の告知は、既定のインストール先以外で Siemens Software Center の実行ファイルの隣に見慣れない DLL が無いかを探すこと、告知に挙がった IP アドレスとドメインを遮断し、ログでそれらへの接続を探すことを勧めている。Web ページの指示に従って Win+R や PowerShell にコマンドを貼り付けないことも注意喚起している。侵害が疑われたら端末を隔離し、インシデント対応の手順に従う。 **完了条件**は、(1)全ての端末の Siemens Software Center が V4.0.9.8 以上であること、(2)公式経路以外から入れたものが無く、不審な DLL が無いことを確かめたこと、の2点である。
Medium(CVSS 6.7)に分類されるSiemens Siemens Software Center(V4.0.9.8 未満)の脆弱性です。**Siemens のソフトウェア配布・更新ツール Siemens Software Center が、制御されていない検索パスから DLL を読み込む欠陥がある。** Siemens のアドバイザリ SSA-580366(2026年10月15日公開)によれば、対象は **V4.0.9.8 より前の全版**で、細工した DLL をアプリケーションが探すフォルダに置かれると、アプリケーションの権限で任意のコードが実行される(DLL サイドローディング)。CVSS 3.1 は **6.7 Medium**、CVSS 4.0 は **8.4 High**(Siemens 採点)。 **悪用は確認済み。** Siemens は10月19日の告知で、本件の実際の悪用を確認したとしている。攻撃者は、署名済みの正規のプログラムに悪意のある DLL を添えて、Siemens の公式経路の外で配っていた。当時の最新版 3.5.8.7 は自分のフォルダの補助ファイルを検証せずに読み込んでいた。Siemens 自身のシステムや更新経路の侵害は無いとしている。CISA は10月20日に KEV へ収載した(是正期限 **2026年11月3日**)。**CVSS 3.1 は 7.0 未満だが、悪用が確認されているため本サイトの掲載基準(KEV 収載)で載せている。**
**V4.0.9.8 以上へ上げる。** Siemens によれば、既存のインストールは次にアプリケーションを起動したときに自動で更新される。最新版は Siemens のダウンロードページからも入手できる。製品固有の回避策は示されていない。 **入手経路を確かめる。** Siemens は、ソフトウェアを Siemens の公式経路からだけ入手するよう求めている。公式以外の場所から入れたものは、正規の署名があっても信用しない。 **侵害の確認。** Siemens の告知は、既定のインストール先以外で Siemens Software Center の実行ファイルの隣に見慣れない DLL が無いかを探すこと、告知に挙がった IP アドレスとドメインを遮断し、ログでそれらへの接続を探すことを勧めている。Web ページの指示に従って Win+R や PowerShell にコマンドを貼り付けないことも注意喚起している。侵害が疑われたら端末を隔離し、インシデント対応の手順に従う。 **完了条件**は、(1)全ての端末の Siemens Software Center が V4.0.9.8 以上であること、(2)公式経路以外から入れたものが無く、不審な DLL が無いことを確かめたこと、の2点である。
Siemens Siemens Software Center(V4.0.9.8 未満) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-110936)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。
はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/11/03 です。推奨される対応: ベンダーの指示に従って緩和策を適用し、CISA の BOD 26-04(リスクに基づくセキュリティ更新の優先順位付け)および「Forensics Triage Requirements」に従うこと。緩和策が利用できない場合はクラウドサービス向けの BOD 26-04 指針に従うか、製品の使用を中止する。各資産のインターネット露出の評価は利用者側の責任である。
本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください。