脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
Critical CVSS 9.6 KEV 悪用確認 ランサムウェア悪用
CVE-2026-45321

@tanstack/* npm パッケージへの悪意あるバージョン混入(OIDC 悪用のサプライチェーン侵害)

情報取得日: 2026/05/12/最終確認: 2026/08/10・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-45321
製品TanStack / @tanstack/* (npm パッケージ群)
CVSS9.6(Critical)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-506 埋め込まれた悪意あるコード
登録/公開日2026/05/12
KEV 期限2026/06/10 まで(米国連邦機関向け目安)
推奨対応ベンダー指示に従い緩和策を適用。緩和策が無ければ製品の使用を停止(CISA KEV)。
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-45321

概要

2026-05-11 の約19:20〜19:26 UTC に、42個の @tanstack/* パッケージにわたり84の悪意あるバージョンが npm レジストリへ公開された。公開は正規の GitHub Actions OIDC トークンを用いて認証されており、信頼された発行元を装って資格情報窃取マルウェアが配布された。当該時間帯に該当バージョンを取得した環境が影響を受ける。 **2026年8月3日の再確認**: CISA KEV カタログ(2026.07.29 版・全1,656件)で本件の収載が継続していることを確認した。是正期限は2026年6月10日で既に経過している。要求アクションは「ベンダーの指示に従って緩和策を適用する/BOD 22-01 のクラウドサービス向けガイダンスに従う/緩和策が無い場合は利用を中止する」のままで変更はない。ランサムウェア利用は引き続き Known(利用が確認されている)である。期限を過ぎている以上、**まだ棚卸しをしていない環境がある場合は、更新ではなく侵害調査から入る**のが正しい順序になる。2026年5月11日 19:20〜19:26 UTC に該当バージョンを取得した可能性のある CI ジョブとローカル環境を洗い出し、その時間帯に走ったビルドのロックファイルと npm のキャッシュを確認すること。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: パッチあり(アプリ更新) 参照先も共通です(一次情報)。 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
依存を監査して悪意あるバージョンを除去・正規版へ固定。露出し得た AWS 資格情報をローテーション
AWS 側脆弱性ではなくアプリ依存の問題。lockfile 監査とシークレット失効が要点。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
依存を監査して除去・固定。露出し得た GCP 資格情報をローテーション
GCP 側脆弱性ではなく依存監査が要点。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
依存を監査して除去・固定。露出し得た Azure 資格情報をローテーション
Azure 側脆弱性ではなく依存監査が要点。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
Linux ビルド/CI 環境でも lockfile を監査し悪意あるバージョンを除去、正規版へ固定。
OS パッケージではなく npm 依存の問題。ビルド環境で対応。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

lockfile を監査し、当該時間帯に公開された悪意あるバージョンが混入していないか確認して除去、クリーンな正規版へ固定する。npm ci をクリーン環境で再実行し、CI/開発端末で露出し得たシークレットを失効・ローテーションする。

よくある質問(CVE-2026-45321)

CVE-2026-45321(@tanstack/*)の影響は?

Critical(CVSS 9.6)に分類されるTanStack @tanstack/* (npm パッケージ群)の脆弱性です。2026-05-11 の約19:20〜19:26 UTC に、42個の @tanstack/* パッケージにわたり84の悪意あるバージョンが npm レジストリへ公開された。公開は正規の GitHub Actions OIDC トークンを用いて認証されており、信頼された発行元を装って資格情報窃取マルウェアが配布された。当該時間帯に該当バージョンを取得した環境が影響を受ける。 **2026年8月3日の再確認**: CISA KEV カタログ(2026.07.29 版・全1,656件)で本件の収載が継続していることを確認した。是正期限は2026年6月10日で既に経過している。要求アクションは「ベンダーの指示に従って緩和策を適用する/BOD 22-01 のクラウドサービス向けガイダンスに従う/緩和策が無い場合は利用を中止する」のままで変更はない。ランサムウェア利用は引き続き Known(利用が確認されている)である。期限を過ぎている以上、**まだ棚卸しをしていない環境がある場合は、更新ではなく侵害調査から入る**のが正しい順序になる。2026年5月11日 19:20〜19:26 UTC に該当バージョンを取得した可能性のある CI ジョブとローカル環境を洗い出し、その時間帯に走ったビルドのロックファイルと npm のキャッシュを確認すること。

CVE-2026-45321 の対応方法・回避策は?

lockfile を監査し、当該時間帯に公開された悪意あるバージョンが混入していないか確認して除去、クリーンな正規版へ固定する。npm ci をクリーン環境で再実行し、CI/開発端末で露出し得たシークレットを失効・ローテーションする。

自分の環境が CVE-2026-45321 の影響を受けるか確認するには?

TanStack @tanstack/* (npm パッケージ群) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-45321)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

CVE-2026-45321 は実際に悪用されている?

はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/06/10 です。推奨される対応: ベンダー指示に従い緩和策を適用。緩和策が無ければ製品の使用を停止(CISA KEV)。

このCVEの変更履歴

掲載後に NVD・CISA KEV 側で確定した変化を、日次の自動突合で記録したものです(新しい順)。掲載前の変化は記録がないため含みません。

  • 2026/07/26CISA KEVKEV是正期限 2026-06-02 → 2026-06-10

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/08/10)。

CISA KEV(悪用確認・対応期限・ランサム利用の出典)
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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