脆弱性対応ウォッチ重大・クリティカル脆弱性のクラウド別対応まとめ
最新更新履歴CriticalHigh回避策のみパッチありAWSGCPAzureLinux
High CVSS 8.8 KEV 悪用確認
CVE-2026-42271

BerriAI LiteLLM コマンドインジェクション(MCP プレビュー経由の任意コマンド実行)

情報取得日: 2026/06/08/最終確認: 2026/08/10・本ページは公開情報の非公式まとめです

CVE IDCVE-2026-42271
製品BerriAI / LiteLLM (AI ゲートウェイ/プロキシ)
CVSS8.8(High)
CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
種別 (CWE)CWE-78/CWE-77 OS コマンドインジェクション
登録/公開日2026/06/08
KEV 期限2026/06/22 まで(米国連邦機関向け目安)
推奨対応ベンダー指示に従い緩和策を適用(BOD 22-01 準拠)。緩和策が無ければ製品の使用を停止。
出典https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-42271

概要

LLM API を OpenAI 互換形式で呼び出すプロキシ(AI ゲートウェイ)LiteLLM の 1.74.2〜1.83.7 未満に存在。MCP サーバ保存前プレビュー用の POST /mcp-rest/test/connection と POST /mcp-rest/test/tools/list が、stdio トランスポートの command/args/env を含む設定を受け付け、有効な proxy API キーがあればロールチェックなしで任意コマンドをプロキシホスト上でプロキシ権限で実行できた。低権限の internal-user キー保有者でも悪用可能。バージョン 1.83.7 で修正済み。

クラウド/OS 別の対応状況

各ベンダー公式アドバイザリで確認できた事実に基づき整理しています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記し、存在しないパッチ番号・バージョンは記載しません。

AWS / GCP / Azure / Linux いずれも対応区分は同じです: パッチあり(アプリ更新) 参照先も共通です(一次情報)。 下の表は環境ごとの補足です。
環境対応状況対応方法・備考
AWS (ECS/EC2) パッチあり(アプリ更新)
ECS/EKS/EC2 上で稼働する LiteLLM コンテナを 1.83.7 以降へ更新
LiteLLM は利用者がデプロイするコンテナ/プロキシ。AWS 固有の修正提供は確認できず、イメージ更新が必要。
参照リンク
GCP パッチあり(アプリ更新)
GKE/Cloud Run/GCE 上の LiteLLM を 1.83.7 以降へ更新
利用者管理のコンテナ。GCP 固有パッチは確認できず。
参照リンク
Azure パッチあり(アプリ更新)
AKS/Container Apps/VM 上の LiteLLM を 1.83.7 以降へ更新
利用者管理のコンテナ。Azure 固有パッチは確認できず。
参照リンク
Linux パッチあり(アプリ更新)
pip/コンテナで導入した LiteLLM を 1.83.7 以降へ更新
OSS パッケージ。ディストリの標準パッケージではないため upstream の修正版を適用。
参照リンク

解決の方向性(パッチ/回避策/代替)

LiteLLM を 1.83.7 以降へ更新するのが確実な解決策(NVD 記載の修正版)。更新前は当該エンドポイントへのアクセスを遮断し、proxy API キーの発行範囲を絞る。コンテナ実行時は最小権限化する。

よくある質問(CVE-2026-42271)

CVE-2026-42271(LiteLLM)の影響は?

High(CVSS 8.8)に分類されるBerriAI LiteLLM (AI ゲートウェイ/プロキシ)の脆弱性です。LLM API を OpenAI 互換形式で呼び出すプロキシ(AI ゲートウェイ)LiteLLM の 1.74.2〜1.83.7 未満に存在。MCP サーバ保存前プレビュー用の POST /mcp-rest/test/connection と POST /mcp-rest/test/tools/list が、stdio トランスポートの command/args/env を含む設定を受け付け、有効な proxy API キーがあればロールチェックなしで任意コマンドをプロキシホスト上でプロキシ権限で実行できた。低権限の internal-user キー保有者でも悪用可能。バージョン 1.83.7 で修正済み。

CVE-2026-42271 の対応方法・回避策は?

LiteLLM を 1.83.7 以降へ更新するのが確実な解決策(NVD 記載の修正版)。更新前は当該エンドポイントへのアクセスを遮断し、proxy API キーの発行範囲を絞る。コンテナ実行時は最小権限化する。

自分の環境が CVE-2026-42271 の影響を受けるか確認するには?

BerriAI LiteLLM (AI ゲートウェイ/プロキシ) を利用している場合、稼働バージョンが影響範囲に含まれるかを一次情報(https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2026-42271)で確認してください。AWS・GCP・Azure・Linux それぞれの対応状況は本ページの「クラウド/OS 別の対応状況」表にまとめています。確認できていない項目は「情報確認中」と明記しており、存在しないパッチ番号・バージョンは記載していません。

CVE-2026-42271 は実際に悪用されている?

はい。CISA の既知の悪用された脆弱性カタログ(KEV)に登録されており、実環境での悪用が確認されています。米国連邦機関向けの対応期限の目安は 2026/06/22 です。推奨される対応: ベンダー指示に従い緩和策を適用(BOD 22-01 準拠)。緩和策が無ければ製品の使用を停止。

参考情報(出典)

本ページの記載は下記の一次情報に基づく非公式まとめです。数値・対応状況は各出典元で最終確認してください(最終確認: 2026/08/10)。

CISA KEV(悪用確認・対応期限・ランサム利用の出典)
NVD(CVE 基本情報・CVSS スコアの出典)
免責: 本ページは CISA KEV・NVD・各ベンダー公式アドバイザリ等の公開情報をもとにした非公式まとめです。修正バージョンや対応可否は変更される場合があります。実際の対応は必ず 出典元および各ベンダー公式情報・自環境で確認してください。

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